夢と異常が混ざりあう ~SCPfoundation×ホロライブ短編集~   作:架空柿

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 のーこめ


エルフの愛は殺人衝動に勝るのか?

マリン「……なぁ、ふーたん。」

フレア「ん?どうしたのマリン。」

マリン「何してんの?」

 フレアは事務所の窓からかれこれ30分程瞬きせず、カンギマリ目で何処かを見つめていた。

フレア「あぁ、あそこに可愛らしロr……少女が居たからさ……」

マリン「おい今ロリって言いかけなかったか?それに何処だよ!」

フレア「ほらあそこ……ざっと5km位?」

マリン「どんな視力してんだよ……」

フレア「ほら、一応ハーフエルフだし?」

 フレアは再び窓から少女を眺め始めた。

マリン「はぁ……じゃ、収録があるから。」

フレア「了解~。じゃあねぇ。」

 マリンは事務所から退出した。

         ~5時間後~

 収録で結構苦戦したマリンには疲労が物凄くたまっていたため、事務所で休憩してから帰ることにした。マリンが事務所に入ると信じられない光景が目に入った。

マリン「……まだやってたの……!?」

フレア「いやー、今日は本当に予定がなくてさぁ……」

マリン「収録じゃないのにわざわざ事務所に来たの!?」

フレア「うん。」

マリン「うわぁ、ひくわぁ……」

フレア「あはは……あ、ちょっと悪いんだけどさ、あそこにいる迷子の子保護したいから一緒に来て!さっきから見てたけどやっぱり迷子だったの!」

マリン「急に話ぶっこんでくるな!?」

 フレアは否応を聞かず、一瞬でマリンの手を掴み走り出した。ハーフエルフのためか足がめちゃくちゃ速く、40秒程で到着してしまった。

フレア「大丈夫?」

???「……おねえちゃんだあれ?」

フレア「私はねフレアって言うの。君は?」

???「わたし?わたしのなまえ……わかんない。」

フレア「分かんない?」

???「でも!053って呼ばれてた!」

フレア「053……」

マリン「番号呼び……酷いな……」

フレア「じゃ、じゃあお母さんとかお父さんは?」

053「居ない。私が生まれてから会ったことない。」

マリフレ「……」

 二人は長らく考え込み、酷く悩んだ。10分程考え込んだとき、マリンに異変が起こった。

マリン「こい……つの……」

フレア「どうしたのマリン?」

マリン「こいつの……こいつのせいで!こいつのせいでホロライブは滅ぶんだ!」

フレア「ちょっ、マリン何言ってるの!?」

 突然狂ったようにマリンは叫んだ。まるで思考が乗っ取られたかのように。

マリン「殺して……殺してやる!」

フレア「マリン落ち着いて!」

 フレアはマリンを羽交い締めにした。

マリン「放してよふーたん!」

フレア「……マリンこっち向いて!」

マリン「なんだよ゛っ!?」

 マリンがフレアの方に向いた途端、拳がマリンの顔面を襲った。

フレア「これで正気に戻った?」

マリン「……フレア…………なんか変な不安に襲われちゃった。」

フレア「そっか……決めた。この子は暫くうちで預かる!」

マリン「……分かった。」

 フレアは少女を抱き上げ家へと帰った。




 ちなみにカバー本社を事務所と仮定した場合、5kmは高木神社位までらしいです。

登場SCP
Dr Gears作
SCP-053 - 幼女
http://www.scp-wiki.net/scp-053
CC BY-SA 3.0
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