夢と異常が混ざりあう ~SCPfoundation×ホロライブ短編集~ 作:架空柿
突如としてアジトの扉が勢い良く開かれた。
「「「お誕生日おめでとー!!!」」」
開いたのと同時に三人の声が鳴り響いた。
こより「あ、先輩達!来てくれたんですか?」
トワ「うん!」
フレア「いやぁ……ごめんね、少なくて……」
ラプラス「いえいえ!来てくださるだけでも嬉しいです!それに皆さんお忙しいのは分かってます!」
ラミィ「じゃあ、『あれ』持ってこよ!」
ラプラス「『あれ』?」
三人は一度アジトから出る。数秒後再度扉が開くと大きなケーキと大量の箱が運ばれてきた。
ラプラス「え!?」
トワ「と言うわけで、ケーキとプレゼント持ってきた!」
ラプラス「えぇ!ありがとうございます!!」
ブルーベリーで紫に彩られたケーキ、色とりどりのプレゼントボックス。それらがラプラスの前に乱立する。
ラプラス「これまさか自腹で?」
フレア「いや、YAGOOが出してくれた。今年から始めたんだって!」
ラプラス「ありがてぇ!」
ラプラスがキラキラした目でプレゼントボックスを見ていると一つだけ変な箱があった。
ラプラス「あのう、あそこの真っ黒な箱は誰が選んだんですか?」
ラミィ「真っ黒?……本当だ、真っ黒。」
トワ「良く数えるとさ、一つ多くない?」
フレア「……開けてみよう。」
フレアの一言がたまたま聞こえたこよりはカッターを渡した。そしてフレアが箱を開けてみると中には目が見開いてる、ちょっと不気味な猿の人形が入っていた。
フレア「何これ……」
ラプラス「え、ちょっと見せてください!」
フレアがラプラスに人形を手渡そうとし、ラプラスの手に人形を持っていく。ラプラスの手と人形が触れあった瞬間、突然人形は後方宙返りをし歌い始めた。
人形『ハッピバースデートゥユー、ハッピバースデートゥユー、ハッピバースデーディアラプラス!ハッピバースデートゥユー!』
ラプラス「祝ってくれてるのか……?」
人形は何度も歌う。一ループ約7秒。それなりの音量で歌い続けているため鬱陶しい。そしてその鬱陶しさは作業している人にはひどく刺さる。
こより「……うっせぇ!」
パソコン作業していたこよりは何処からか特定物追尾式少被害型ミサイルを取り出し、猿に向けて飛ばした。ミサイルは猿に命中、爆発し、猿のみを木っ端微塵にした。
ラプラス「おぉ……やりすぎじゃないか?」
こより「……あ、ごめん。」
トワ「いやいや、特に被害も出てないし……何これ?」
トワは猿の残骸の中から光輝くグミを見つけた。
こより「何でしょう?一応成分とか見たいので貸してもらえますか?」
トワ「うん、良いよ。」
トワはこよりに光るグミを渡した。