夢と異常が混ざりあう ~SCPfoundation×ホロライブ短編集~ 作:架空柿
いろは「……何これ」
いろはは郵便ポストの前で、なかに入ってた一枚の紙を見つめていた。その紙には知らない言語で何か書いてあったが、意味は分からない。
いろは「…………って、やばぁい! もうこんな時間じゃん!」
急にいろははその紙を持って走り出した。何故か、それは行きつけのスーパーでナス(等)の特売をやるからだ。しかもスーパーまではかなりの距離があり、いろははいつもよりもスピード早めに走る。まぁ、ナスが特売でも即完売はないと思うが。
スーパーへ向かう途中、曲がり角を負かったとき、思いっきり誰かとぶつかった。そしてぶつかった後、奇跡的にいろはの顔が相手の耳に当たっており、吸っている形になった。
いろは「この感じ……ぼたん先輩?」
ぼたん「何で匂いだけで分かるの?」
ぶつかった相手はぼたんだった。いろははその体制のまま暫くぼたんの耳を吸っていた。
ぼたん「やめろよくすぐったいだろ」
ぼたんは笑いながら言った。
いろは「もう少し……もう少しだけ……」
ぼたん「やめ……良いよ~! 好きなだけ吸っちゃって」
いろは「え? 良いん……ですか!?」
いろはは一瞬顔を離し、ぼたんの様子を見た。ぼたんの視線の先にはさっきの紙があった。
いろは「まさか……これが?」
いろは(もしかしてこれ……ドラえ█んの「悪魔のパスポート」!?)
いろははナスのことなど忘れ、アジトに向かった。
アジトに着き、中へ入り、自分の部屋に行き、ある機械を取り出す。こより改造のSCP-429、デメリットを消したものである。いろはは早速それを使用し、ある二人の元へと移動した。
いろは「ここがあの子達の家……早く吸いたい」
玄関に出たいろはは、地元で培われた嗅覚を使って二人の元へと忍び寄る。
いろは「ここかぁ……」
いろはは若干興奮気味になっていた。いろはは扉を開ける。
いろは「吸わせるでござる~!」
扉を開けると目的の二人、フワモコの他にもう一人居た。それはピンク色の尻尾を振り、いろはを見つめていた。
いろは「こ、こよちゃん……!」
こより「いろはちゃん、『吸わせる』ってどういうことかなぁ?」
いろはの顔が青ざめていく。
こより「それに……この紙は何?」
こよりはいろはの手から紙を取り、虫眼鏡で見始める。
いろは「ねえかーえーしーて!」
こより「成る程成る程……便利な能力だねぇ」
いろは「能力分かるの!?」
こより「うん。この『能力丸分かりレンズ』でね」
いろはは悲しそうな顔でこよりを見つめていた。フワモコは何が何だか分かっていない様子だった。
いや、むしろこれが正解か……?
登場SCP
Dr_Grom作
SCP-018-DE - 許可書
http://scp-jp.wikidot.com/scp-018-de##
CC BY-SA 3.0
Foweraker作
SCP-429 - 時計式瞬間移動
http://www.scp-wiki.net/scp-429
CC BY-SA 3.0