夢と異常が混ざりあう ~SCPfoundation×ホロライブ短編集~ 作:架空柿
東京都心……とかではなくある辺境の田舎の中に場違いなとある会社のビルが立っている。会社の名は『株式会社プロメテウス研究所』。ちょっとだけ不思議な会社。
???「皆の衆、おっはようー!」
元気よく入ってきたのは同社20代目位社長、一条莉々華だ。彼女が入ってくると共に社員の一人が灰色のアタッシュケースを取り出し、莉々華に向ける。
莉々華「お、出来た?」
社員が頷き、ケースを開ける。中には緑色の金属のような何かが入っており、異質な感じを出している。
莉々華「へぇ、これが脳を馬鹿にする金属……頭が痛くなるね。じゃ、これ量産しといて~」
莉々華はそれをケースに戻す。彼女はそのまま作業をしている社員を見ようとしたが、使用しているコンピューターからの排熱で周囲は30℃に達しようとしている。
莉々華「はぁ、あっつ! じゃ、頑張ってね~」
莉々華は部屋を出てエレベーターに乗る。冷房の効いた社長室に向かうために。
エレベーターの扉が開くと16℃の冷気が侵入してくる。先程の熱気で暖められた体が急激に冷やされる。
莉々華「ふうー! きもっちー!」
少し歩いて部屋の窓近くに置かれているふっかふかの椅子に座り、10階の高さから綺麗な田舎風景を楽しむために凍るギリギリの温度の冷蔵庫からワインを取り出す。コルクの蓋を開けようとしたとき、侵入者を伝えるアラートが鳴った。
莉々華「誰~!?」
しかし、彼女は動じない。何故なら彼女の会社には最強を謳うガードを雇っているのだ。
莉々華「ま、大丈夫かな」
もう一度、コルクの蓋を開けようとしたとき、今度は彼女の喉元にナイフが突き立てられた。
???「抵抗は無駄」
莉々華「誰!」
瞬間、ナイフが退けられ、解放された。
???「ごめんね~、雰囲気でやっちゃった」
莉々華「どうやってここまで……ガードは」
???「やった」
黒い上着のポケットから血のついたナイフとフォークが出された。
???「大丈夫、社員には手出してないから」
莉々華「な……何が目的」
白く大きな2つの丸がついた黒いフードを被った少女は裾からカードを取り出して投げ、莉々華の目の前の床に突き刺した。
???「沙花叉クロヱ。君の将来の先輩だよ! じゃ、待ったね~」
クロヱは武器についている血を拭き取りながらエレベーターに乗り込む。それを見てから莉々華は床に刺さっているガードを見る。
莉々華「これって……名刺?」
その名刺にはCOVERの社長の名や電話番号が刻まれていた。
財団世界では倒産していたので莉々華に運営させてみました。
登場SCP等
A Random Day作
プロメテウス・ラボハブ
http://scp-jp.wikidot.com/prometheus-labs-hub
CC BY-SA 3.0
Lt Masipag, Communism will win作
SCP-148 - 『テレキル』合金
http://scp-jp.wikidot.com/scp-148
CC BY-SA 3.0
Aelanna作
SCP-155 - 速度無限のコンピュータ
http://scp-jp.wikidot.com/scp-155
CC BY-SA 3.0