夢と異常が混ざりあう ~SCPfoundation×ホロライブ短編集~ 作:架空柿
ぼたん「ららいお~ん」
ころね「ぉぁょ~! こぉねだよ~!」
とある日のコラボ配信、「【Quake】ぼたころでレトロバトロワするぞい!【獅白ぼたん/ホロライブ】」が始まった。二人の得意ジャンルが合わさったようなこのゲームは、二人のコラボにうってつけであった。
ぼたん「早速始める?」
ころね「うん始めちゃお!」
二人はマルチプレイでゲームをスタートした。
ぼたん「チャットあるじゃん!」
ぼたんは『aaaaa』とチャットで送った。すると早速返事が来た。
GRRGRL『誰? 新しい職員さん?』
ぼたん「えっ?」
ころねではない、誰かからの返事であったが。
WTF_STFU『何処に出れば良い?』
ころね「ぼたんちゃん誰か分かる?」
ぼたん「いや……」
BOOGER『大丈夫ですか?』
二人は正体不明のチャットに困惑していた。
ぼたん『すみません……どちら様ですか?』
WTF_STFU『どちらって……冗談はよしてくれよ』
ころね『冗談じゃないですが……』
GRRGRL『OK.取りあえず真ん中に集合しよ』
二人は言われた通り、マップ中央にある少し広めのエリアに向かった。
到着すると、既に3人分のアバターが立っており、その内の1人は銃を構えていた。
GRRGRL『STFU、銃おろして』
WTF_STFU『信用して良いのか?』
BOOGER『取り敢えず信じてみよう』
暫くの沈黙の後、銃はおろされた。
ころね『あなた達は一体?』
GRRGRL『機動部隊オメガ-9、「スクラブ」とも呼ばれているチーム』
ぼたん『……?』
WTF_STFU『あぁ……簡単に言っちゃ、ゲームの中に入っちったゲーム廃人だ』
ころね『機動部隊ってどういう……』
GRRGRL『……見せたほうが早いね』
その時突然、二人は肩を叩かれた。後ろを振り返ると、そこにはゲーム内アバターと全く同じ人物が立っていた。
WTF_STFU「こうやって現実に出てきて、依頼された怪物を倒してる。人は殺さない条件でな」
説明の声は通話を通してころねにも届いていた。二人の目はとても輝いていたが、コメントには困惑の声で埋まっていた。
GRRGRL「これ……勝手に教えてよかったのかな?」
ぼたん「そんなかっけえ事、教えなきゃ損ですよ!」
BOOGER『それはそうなんだけど……』
ころねの方に行ったであろう1人が通話を通して言う。
BOOGER『元の依頼主がこう……秘密主義でさ』
ころね「成る程……あなたたちはこれからもそうするつもりで?」
GRRGRL「まあ続けていくつもり」
ぼたん「……私達の依頼も受けてもらうことってできます?」
ころね「ぼたんちゃん!?」
ぼたん「保険としてさあった方が安心じゃない?」
GRRGRLは顎を手に乗せて考えてから答えた。
GRRGRL「まあ、良いよ」
ぼたん「ありがとうございます! じゃあ取り敢えず、デスマッチでもします? 勿論ゲーム内で」
それを聞き、三人は消え、ゲーム内に再度現れた。
強力な助っ人、GETだぜ!(棒黄色ネズミの鳴き声)
登場SCP
The Great Hippo作
SCP-2639 - ビデオゲーム・バイオレンス
http://scp-jp.wikidot.com/scp-2639
CC BY-SA 3.0