夢と異常が混ざりあう ~SCPfoundation×ホロライブ短編集~   作:架空柿

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 ここにコメントはあるのか?いや、ない


これは林檎ではないのか?いや、林檎である

 いつも何かが起こる事務所、そこにとあるメンバーがやってきた。

「おはよーございまーす!」

 宙に浮かぶツインテールと共に入ってきたのは、シャ・ル・イースの踊り子こと、アキ・ローゼンタール。その手には林檎が握られている。

かなた「……なんですかその林檎」

アキ「これ? 八百屋で美味しそうだったから買ったの? いやそうじゃない。」

 すると、林檎の見た目が鮮度の良さそうな赤色から少し茶色がかった緑色に変わった。

かなた「美味しくなさそうな林檎ですか? いや、美味しそう」

 林檎の色がもとに戻った。

アキ「面白くない? いや面白い!」

かなた「でも面倒臭くないですか? って普通に喋れた……」

アキ「この林檎について話していないときだけじゃない? いや、話しているときだけだよ」

かなた「成る程、これまた厄介な…………待てよ……」

 かなたはとある考えを思い付き、少し頭の中で整理してから言葉にする。

かなた「これは世界で最も安い林檎ですか? いや高いですよね?」

 すると今度は、林檎の川は金色に変わっていき、上部の枝はルビーに、さらに林檎はずっしりと重くなった。

アキ「この重さ……ダイアモンドじゃない? いや、ダイヤモンドだ!」

かなた「これ、売れませんかね? いや、売れますよ!しかも高値ではないですか? いや高値でですよ!」

アキ「んー……なんかそれだとつまらなくない?」

かなた「あぁ~……確かに……それじゃぁ……これは赤くない普通の林檎? いや、赤い普通ではない林檎だ!」

 そう言うと、林檎の色などは元に戻った。しかし、戻ったのは色だけであり、重量や硬度はそのままであった。

かなた「これをここに置いて……隠れましょう!」

 かなたはその林檎をテーブルの上に置き、二人はそこら辺に置いてある段ボールの中からテーブルの様子を見つめていた。

かなた「だーれか来ないかな~」

アキ「……狭くない?」

 二人が待っていると、扉が開く音がし、テーブルの方に桜色の巫女……みこが行くのが見えた。

かなた「行け! 食べろ!」

 みこは辺りを見渡し、誰もいないことを確認すると、林檎を手に取り、かじりつく。しかし、歯から金属音が鳴ったことでみこが驚き、林檎を足に落とした。

 余談だが、ダイヤモンドと林檎の質量は凡そ1750gである。

みこ「いって! 普通の林檎じゃねえのかよ!? いや普通の林檎だ!」

 瞬間、かなたが段ボールから飛び出した。

かなた「ドッキリ、大成功!! ほら、アキロゼ先輩も!」

 アキは唖然としたような、やらかしたような顔で呟いた。

アキ「みこち……今何て……」

みこ「え、普通の林檎って……」

アキ「それは、八百屋で買った面白い……いや面白かった林檎なんだよね……」

 みこはポカンと意味が分からないような顔をし、対してかなたは真相に気づいたようで、固まっていた。床には熟した美味しそうな林檎が転がっていた。




 えぇ、関係ないですがこれ書いてて凄くややこしくて面倒ですね。本当に関係ないですが。

登場SCP
KanKan作
SCP-1308-JP - 反語の林檎
http://scp-jp.wikidot.com/scp-1308-jp
CC BY-SA 3.0
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