夢と異常が混ざりあう ~SCPfoundation×ホロライブ短編集~   作:架空柿

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 2周年なので


世界の裏で

 とある荒野に置かれた一つの開かれた扉。その扉の先には7つの柱が立っている。

「ねぇらぷ、本当に大丈夫なの?」

「……あぁ。心配すんな」

 右足に枷を着けた少女、ラプラスはルイに呟く。そして、ラプラスが腕を出口の方に向けると、ルイはその扉へと向かう。

「……ハハ、お前、30年後に出てきて世界を滅ぼすらしいじゃん。吾輩達のこのエデンの星をよ!」

 その瞬間、ラプラスの手の上に禍々しいオーラの球が形成される。その球は徐々に大きく、暗くなっていき、接触する全ての物質は崩れ、消え去っていく。

「『ラプラスの悪魔』……ただ全ての粒子の動きを検知することができるだけの存在って誤解されっけどよ……ちげえんだよなぁ……本当はな……」

 球の半径がおよそ100mにも達したとき、成長は止まった。

「物理法則全てを掌握できんだよ!」

 そして、ラプラスは溜めたエネルギーを一気に放つ。そのエネルギーは全ての物質に働く物理的な力をマイナスにし、矛盾を生むことで崩壊させる、ラプラスの奥義のようなもの。全ての物質は例外なく崩れ、それは世界を貪ろうとするものを崩した。

「やっぱ、吾輩チートだわ!」

 その世界に残されたものは扉と彼女以外、何もなかった。

 

 アジトに戻り、ラプラスはソファーに倒れる。

「つかれた~!」

 ラプラスはソファーに突っ伏したまま、寝息をたてはじめる。

「お疲れ~ラプちゃん。風邪引くからベッドに行かないと!」

 反応がない。ただの屍のようだ。

「全く……」

「まあまあ、ラプも疲れてることだし」

「そういうルイ姉こそ、ここまでラプちゃんおんぶして飛んだんでしょ? 疲れてない?」

「うん全然!」

 ルイは屈託のない、笑顔を作り、こよりに見せる。しかし、こよりは手を「疲れを完全に取る薬」の入った試験管に伸ばし続け、それを取り出すと共に、ノータイムでルイに飲ませる。

「疲れの溜めすぎも良くないからね!」

「すいませーん」

 その時、扉の開く音がアジトに響く。掃除屋と用心棒の帰還だ。

「二人ともお疲れ~! あった?」

「バッチリ! こんなん余裕だった!」

 そう言うクロヱの手には一つのキャスケット帽が握られていた。一方、いろはは何も持っていなかったが、代わりにその羽織は赤く染まっていた。

「あいろはちゃん、やれた?」

「もぉ! 大変だったでござる! 白くて怖いわ早いわで!」

「薬役立ったでしょ?」

「まぁね!」

 二人が帰ってきたことで騒がしくなる。その騒音の目の前には睡眠中の人がいるともしらず……

「うるせぇ!」




 いやぁ……holox強さ盛りすぎですかね?


登場SCP
DrClef作
SCP-2317 - 異世界への扉
http://scp-jp.wikidot.com/scp-2317
CC BY-SA 3.0

Pair Of Ducks作
SCP-268 - いないこ帽子
http://scp-jp.wikidot.com/scp-268
CC BY-SA 3.0

Dr Dan作
SCP-096 - "シャイガイ"
http://scp-jp.wikidot.com/scp-096CC BY-SA 3.0
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