夢と異常が混ざりあう ~SCPfoundation×ホロライブ短編集~ 作:架空柿
とある日、りっちしょこらのコラボ配信が行われていた。その日はゲストとして奏が来ており、奏は二人による調理を楽しみに待っている。今日の献立は鮭の塩焼きに厚焼き玉子、ニラと卵の味噌汁に親子丼という、和食中心の物であった。
「美味しそうな匂いがしてきますねぇ!」
既に鮭の塩焼きが完成しているため奏のいる食事処まで匂いが漂っていた。そんな中、調理班の二人は早速卵を使うためにパックから取り出していた。その時であった。
「ねえ鷹嶺、卵に落書きとかした?」
「いえ、してませんが……」
「え、じゃあこれって……」
ちょこはルイに卵を見せた。その卵には油性ペンで描かれたような笑顔が存在しており、それがパック内の卵全てに描かれている。卵をキッチンの上に置いてみると、その卵達は突如として動き始め、二人に指示を仰ぐような動きを見せている。
「すっごい、可愛い!」
「可愛い……可愛いか……ところで、なんか待ってるようですが」
「手伝ってくれるのかな!? じゃ、じゃあ……ニラと卵の味噌汁を作ってくれないかな?」
卵達はy軸を基準にしてx軸方向に首を振る。
「駄目かぁ……」
「卵があるからじゃないですか? そうだねぇ……ニラと豆腐、それに玉ねぎとかも加えた味噌汁はどうかな?」
卵達はさっきとはx,yを逆にして振る。すると早速卵達は近くにあったニラをまな板の上に乗せ、包丁をテコの要領で動かす。その内に他の卵が冷蔵庫から豆腐や玉ねぎを取り出して下準備を進める。具材が切り終わるとそれらを鍋に投入、水を加えてコンロを点火した。ある程度煮込むと味噌をお玉で混ぜ込み、味噌汁が完成した。
「おお……上手」
「じゃあ……鶏肉丼もできたりするの? ちょこも手伝うから!」
卵達は頷く。
「鶏肉は良いんだ……」
卵達は二手に分かれた。一つは炊飯器に、一つは鶏肉の方へと向かい、運ぼうとしたが重量オーバーのようで、ちょこが代わりに運ぶと、早速封を切って解体し始めた。しかし、その体では時間がかかると判断し、ちょこも少し解体を手伝うことにした。ある程度の解体が終わると、炊飯器に行っていたグループがいつの間にか醤油ベースのスープを用意しており、そこに鶏肉は放り込まれた。15分程鶏肉は煮込まれ続け、その後にホクホクの白米の上に置かれた。
「こちらも厚焼き玉子できました」
「Ok.」
そうして出来上がった物達を奏の元へと運んでいく。奏は運ばれてくる料理達に目を輝かせ、口に運んでいく。あまりにも美味しそうに食べる奏を見て、二人と卵は笑顔を浮かべていた。
ちょっと余りりっちしょこら見てないので口調関係がガバガバかも……許してください
登場SCP
Taharii作
SCP-4209 - エッグセレント・ボーイズ!
2019
http://scp-jp.wikidot.com/scp-4209
CC BY-SA 3.0