夢と異常が混ざりあう ~SCPfoundation×ホロライブ短編集~   作:架空柿

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 今回地の文少ないかもしれません by書く前の私


痛々しく、華やかな記憶

 良い子は寝静まる深夜、フブキは電気のついた部屋で一人ネットサーフィンをしていた。というのも、先程まで行っていた雑談配信にて、黒歴史小説の話が挙がったことにより、フブキはどうしようもないネット小説を読みたい衝動に駆られていた。ただ、未だに良さそうな小説を見つけられずにいた。

「…………お、これ面白そう」

 フブキが見つけたのはタグに「星のカービィ」と入った作品。タイトルは何故か無く、あらすじも書かれていない。だが、それがフブキの興味を唆った。早速開き、一頁目を読んでみた。内容は酷いもので、拙い文章に誤字脱字、更には漢字があまり使われておらず、読みにくい。これだけでブラウザバックするようなものだったが、どうも人の黒歴史を見ているときは心地よいものであり、フブキは第二話……この作品では第二章を開く。

「…………え?」

 思わずフブキは声を出した。何せ作品の中に自身の作り出したキャラ、「カオル」が居たからだ。フブキが投稿日時を確認すると、その日時は世間にカオルが知れ渡る……いや、自身さえもが知れ渡る前であった。

「……読んでみるか……」

 フブキは机の上のパソコンに目線を移す。

「……『いきなり、1人の緑パーカーを着た男が茂みの後ろから飛び出した! ハハハ、デデデは言った、貴様に我がナンバーワンの子分、カオル(実験体)は倒せまい!いきなり男はカービィをたたくと、すごいはやさで後ろまで飛んでいってかべにぶつかった。カービィは地面にねたふりをしていると、男はカービィに近づいてきた。カービィは男を吸い込んでしまった!彼を飲み込んだ後、カービィは力がすごく沸き上がってきたからデデデを叩いて勝った!』」

 思わずフブキはボソボソと呟いた。そしてそれと同時に、小説内のカオルと自分のカオルが同じものだと確信した。

「……いやぁ…………やってみるか……」

 とある仮説が立ち上がり、フブキはそれを確かめることにした。フブキはマウスを操作して一つ前の章に戻り、直ぐに戻ってみると、フブキの予想通り先程の物から内容が変わっていた。

「次は…………エリスちゃんかぁ」

 フブキはスクロールをして本文を読み始める。

「『いきなり、1人の赤髪の女の子が茂みの後ろから飛び出した! ハハハ、デデデは言った、貴様に我がナンバーワンの子分、エリス・コルネリア・ヴァーチェは倒せまい!女の子はいきなり羽を広げると、すごい光を放ち始めた。カービィはそのまぶしさに目を開けられなかったけど女の子が大きく笑っている内に吸い込ん……で』」

 フブキは突如としてモニターに殴りを入れた。割れた破片などがフブキの腕を傷つけるが、それを気にせずにフブキはスマホを取り出した。




 他者様のオリキャラ対戦モノって確実に地雷踏む気がする……

登場SCP
Relevart作
SCP-3450 - オリキャラをパクるな
2017
http://scp-wiki.wikidot.com/scp-3450
CC BY-SA 3.0
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