四宮宗谷は変わりたい 作:左白
新しく自分用のパソコンを購入したので小説が家でも書きやすくなりました。
転校生。
それは、突然おこりうることであり、
今まさに秀知院学園でおころうとしている。
「皆、席につけ転校生を紹介するぞ」
皆、転校生というキーワードを耳にすると
必ず皆ざわざわする。どんな子が来るのか、
男なのか、女なのかとか。
「入ってきなさい」
「失礼します」
教師がそう言うと共に教室の扉が開き、
声が聞こえた。
そしてドアを閉めた後、てくてくと教壇へ向かって歩いていき
皆の前へと来た。
「初めまして、今日からこの学校に通うことになりました。四宮宗谷です」
そう挨拶をした後、クラスで話題になった。
「四宮ってあの」
「まじか。同じクラスに同じ苗字が二人も」
「てかまじでイケメンなんだけど」
そんな声が聞こえてきた。
四宮という名字はかなり有名な名字である。
秀知院の中で四宮という名字を知らない者はいない。
四宮グループ、『自動車』、『銀行』、『鉄道』
ゆうに千を超える子会社を抱え
4大派閥の1つに数えられる、四宮グループ。
宗谷はいつか四宮派閥のトップになる後継者だ。
「皆分かる通り、俺とかぐやは双子だ。俺が兄でかぐやは妹だ、よろしくな」
身長163cmと身長はあまり高くないが宗谷自身はあまり気にしていない。
「これから皆さんと楽しく学校生活を送れることを楽しみにしております。
どうぞ宜しくお願いします」
宗谷はそう言い一歩下がり一礼をした。
先生の話を聞いた後に先生に席を聞いた。
俺の席はかぐやと隣同士らしい。
俺はかぐやの隣に座ると前の席に座っている早坂に声を掛けられた。
「四宮君よろしくね〜〜☆」
「ああ。よろしく。早坂さん」
俺は事前にかぐやから普段早坂は学校ではギャルの格好をしていると聞いていた。
だから俺は今全然驚いていない。
「宗谷、制服姿似合っているわよ」
「ありがとう、かぐや」
先生はHRを始めていった。
一通りの連絡事項が終わり挨拶をしてHRが終わった。
HRが終わりゆっくりとしていた時、
教室のドアが勢いよく開いた。
「四宮宗谷君いるか?」
「ああ、俺が四宮宗谷だが」
「ちょっと来てほしい」
「え?」
誰だ?この男。
急に話しかけやがって。
しかも金ピカなやつをつけてるな。
「急に来てもらってすまない。俺の名前は白銀御行」
「白銀御行……白銀、あ」
「どうした?」
「いや……」
この男が白銀御行か。
宗谷は白銀のことをよく知っていた。
本家に行った時、お兄様が居ないすきに俺はお兄様の部屋に潜り込んだことがあった。
その時にPCを開き、今までに奪った会社の資料を見ていた。
その資料の中に白銀工場の名前が入っていたのだ。
「すまない。ちょっと聞くが君の父親は何かの工場の社長だったりしたか?」
「ああ。昔父親は工場の社長だった」
「そうか」
ビンゴだ。お兄様の四宮黄光が白銀の工場を潰した。
そしてその資料には潰した後のことまで書いてあった。
白銀母は家を出ていって家族は崩壊したと。
「気にならないのか?」
「何の話をしている?」
「父親の会社がなくなった理由」
「別に俺は気にならない。俺がもう一回将来会社を立ち上げればいい話だ」
「そうか」
白銀は心が広いんだな。
俺が同じ立場だったら気になるんだがな。
「所で何の用事なんだ?俺には」
「俺は宗谷に生徒会に入ってもらいたいと思っている」
「生徒会か……分かった、やろう」
「有難う。役割は庶務だが問題ないか?」
「ああ、問題ない」
「放課後、生徒会室に来てくれ、皆に紹介したい」
「分かった」
俺は白銀と別れ、教室へ向かう。
教室に戻ると色々な人から質問された。
会長と何話していたのかと聞かれたから、
生徒会に誘われたと話すと皆びっくりしていた。
皆と話した後、俺は先生に呼び出されていたため職員室へと向かった。
職員室に向かい、先生に校舎の案内をしてもらった。
案内をしてもらったりいろんなことをした。
そしてクラスに戻った後、帰りのSHRをしてその日は解散となった。
そして俺は今生徒会室へ向かっている。
生徒会室に着いた。
こんこんとノックをする。
そしてドアを開いた。
「この人がかぐやさんのお兄さんですか?」
「ええ。宗谷は私の兄です」
「これからお世話になります、四宮宗谷です、宜しく」
俺が自己紹介をすると皆、順番に自己紹介をしてくれた。
右から、生徒会書紀、藤原千花、生徒会会計、石上優。
そして生徒会会長、白銀御行。そして副会長、かぐや。
「今日は私TG部の方で用事があるので行きますね」
「僕はゲームがしたいんで帰ります」
石上&藤原は用事があると言い何処かに行ってしまった。
「俺も自己紹介したんで帰ります。会長良いですか?」
「ああ。今日は特に何もないから帰ってもいいぞ」
「有難うございます。かぐやはどうする?」
「私はもう少し此処に居ますね」
「分かった」
俺も鞄を持って生徒会室を後にした。
俺は校門を出て少ししたところに車が止まっていたため
車に乗り自宅へと向かった。
家に着くと既に帰宅済みだった早坂に挨拶をされた。
「おかえりなさいませ宗谷様」
「ん。ただいま。早坂」
早坂愛。
四宮家に使える近持。
かぐやと宗谷の護衛をしている。
主に一緒にいるのは宗谷である。
「かぐやの帰り何時になるんだ?」
「かぐや様の帰りは遅くて18時30分頃でしょう」
「分かった、じゃあ俺は風呂に行ってるから着替え用意しといてくれ」
「かしこまりました」
俺は風呂場に向かった。
服を脱ぎ風呂へ入る。
一日の疲れをとってくれる風呂は最高だ。
いつもより1時間くらい早い入浴だが問題ないだろう。
宗谷はいつも鼻歌を歌いながら風呂に入る。
風呂から上がると俺はそのまま部屋へと向かった。
部屋に向かう途中。かぐやの部屋の前に寄った。
かぐやはもう帰ってきている。
部屋のドアをノックした。
「かぐや、居るか?」
「ええ、お兄様います」
ドアを開き中へと入る。
すると、早坂がいた。
「早坂此処に居たのか」
「はい、今かぐや様の愚痴を聞かされてました」
「そりゃ、おつかれさん」
「いや、貴方も聞くのよ?宗谷」とかぐや。
「ええ……マジか」
約2時間弱愚痴を聞かされた俺。
「本当、惜しかったな……うん」
「本当ですよ。石上君は本当に駄目なんですから」
「はあ……疲れた」
「まだまだです」
「もう帰っていい?疲れた」
「分かりました。じゃあまた明日」
「嗚呼。おやすみ」
あ。言うの忘れた。
まあ良いか、戻ってまた愚痴聞かされるのやだし。
メールで打っておくか。
「ほんと、昔より変わったな、かぐやは俺も変わらなきゃな」
俺はそう言いながら自分の部屋に戻るのであった。
また次回も宜しくです。