お待たせしましたー
はい、先日仕事場にて熱中症で倒れ40分程誰にも見つけてもらえなくて死ぬかと思った作者さんです、皆様もこの時期は気を付けているとは思いますが自分が思っている以上に体を労ってください
話は変わって、みんなはマブラヴディメンションやってるー?俺は真っ先に星5にしたのアンリだったよ
724:オーストラリア
ではこれより、緊急会議を始めます
725:アメリカ
議題はここ2年間の間に観測した『火星』低軌道に存在する謎のBETA種について
726:フランス
豪を主導として米日露が行ったプロジェクトで何か分かったの?
727:日本
ありゃ非常にマズい奴等って事が分かった
728:ロシア
結果から言うと人類オワタかもしれん
729:カナダ
!?
730:インド
何故でしょう?今のところ地球上でも月面でもBETA種は存在しませんが…
731:フランス
気が狂った人間とかいう面倒で仕方なの無い連中はいるがな
732:アメリカ
そんな奴等に構ってる暇ないかもしれん、とりあえず今までのレポートをまとめておいた、見てみてくれ つ《第1〜6回火星探査レポート》
733:イギリス
1回目は遠距離からの観測で、2回目も同じ位置
734:フランス
3回目以降は段々近づいて行ったのか…え?
735:カナダ
第5回レポート恐ろしい程短いんだが?『任務地に到着後通信途絶』しか書いてないんだが?
736:日本
次読んでみ?
737:インド
『重巡洋艦2・軽巡洋艦3・駆逐艦4隻からなる第5艦隊を派遣、現地にて第5次調査艦隊の残骸を確認、さらに火星低軌道上に存在したBETA種と思われる存在はその数を12体に増やし第5艦隊に接近、艦隊は即座に戦闘態勢に移行』…え?
738:フランス
どういううことだってばよ…
739:アメリカ
まぁ先ずは最後まで読んでみてくれ
740:イギリス
『第5艦隊旗艦重巡洋艦『パンサー』が戦闘開始と同時に大破、僚艦である軽巡洋艦『ボストン』『アトランタ』駆逐艦『島風』『ウダロイ』『スチュワート』も続いて『消滅』艦隊司令は残存する重巡洋艦『カリフォルニア』と軽巡洋艦『ピッツバーグ』を残し、無事な駆逐艦『ワラムンガ』を撤退させる事を決定。『カリフォルニア』及び『ピッツバーグ』は最大加速で『敵艦隊』に接近、『ワラムンガ』は『パンサー』から射出された救命艇を回収後に退避軌道に入ったが、『敵艦隊』によるレーザー照射により中破。『ピッツバーグ』は機関部をレーザーで消失、その後漂流し『カリフォルニア』は8発のレーザー照射に耐えるものの装甲板が溶解、撤退中の『ワラムンガ』に向けて戦闘データの送信を最後に通信途絶、撃沈されたと思われる。その後戦闘宙域にて『ピッツバーグ』の物と考えられる爆発・閃光を確認した』
741:フランス
……俺たちBETAの事怒らしちゃった?
742:インド
なるほど…なるほどなるほど…
743:オーストラリア
今現在重巡洋艦をかき集めて対抗艦隊を編成してるところ
744:アメリカ
今回の事を受けて我々はどうするべきか
745:イタリア
どうするったって…なんとか倒すしかないでしょうが
746:フランス
でもコチラの持つ宇宙戦力では太刀打ち出来てない現状、どうやって倒す
747:カナダ
『カリフォルニア』が送信してくれたデータによると奴等のレーザー出力はアルファ級と同等か高めっぽいな
748:イギリス
そんな出力の奴と殴り合わなきゃいけないんですか?
749:日本
そんな出力だから連射性能は無い…と思いたいんだけどなぁ、
750:オーストラリア
これがもしBETA種の防衛戦力であるならば、甘い考えは捨てよう
751:アメリカ
過大に評価するぐらいが丁度良いと俺は考える
752:フランス
おっほ、絶望感しかねぇ
753:オーストラリア
とりあえず俺の頭の中にある対抗艦隊を作り上げるまで時間を稼ぐ事と更なる情報収集が必要だな、ちょい忙しくなりそうだから離れるわ
754:日本
対抗艦隊について詳しく
755:ロシア
もう居ない、早いな
756:イギリス
現在の統合宇宙艦隊総動員したら勝てるとは思うけど…コッチの被害がとんでもない事になるぞ
757:カナダ
どんなもんなの?
758:イギリス
総艦艇は重巡洋艦8・軽巡洋艦6・駆逐艦16・補給艦3てところ
759:インド
勝てますか?
760:イギリス
重巡洋艦で攻撃を受けてるところに軽巡洋艦と駆逐艦で突撃したらなんとかならんか?…ならんか
761:アメリカ
月面の時みたいに無人の艦艇を盾にできんか?
762:イギリス
確かに、オーストラリアの阿呆が作りすぎて係留だけしてる軍艦は多い…が軌道上でやるなら兎も角として、宙域でやるのは難易度が高いな
763:日本
その辺に関してはオーストラリアに任せて、俺たちは時間稼ぎの方法を考えよう
764:中国
真面目に考えるなら機雷原?…でも奴等がそんな物気にして足止めるかなぁ
765:ロシア
攻撃機能を持つ衛星の配備…これも微妙だなぁ
766:イタリア
あの超大型BETA…言いづらいなクルーザー級とでも言うか、クルーザー級の戦闘能力は高い事がわかったけど、防御力はどんなもんだろうな?
767:中国
アルファと同等だったら無理ゲー
768:日本
戦闘データでは…普通に損傷してるっぽいけどな
769:イタリア
でも回復するんでしょう?
770:フランス
そうだよ
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『ピッツバーグ』艦内 ブリッジ
「機関部大破!…いえ!消失!全エネルギー喪失しました!非常用電源に切り替えます!」
主機を失った艦内は一瞬ありとあらゆる装置が止まったが、すぐさま非常用電源にバイパスされ最低限の電源は確保された
「状況知らせ!」
ブリッジ内ではダメコン担当に通信を繋げようとコンソールを操作する艦長の声が響いていたが、コンソールからの応答は無かった。
「艦長、船体後部に乗船していた乗員は全員戦死したものと考えられます」
副長の言葉を聞き「そうか…そうだろうな」と呟き艦長は外部カメラに繋がっているコンソールへと歩み寄る
「カリフォルニアは何処だ?」と、艦長が画面を覗き込んだ時。カリフォルニアはレーザーの雨の中にいた。
船体全面が真っ赤になりつつも各ミサイルハッチや砲塔から攻撃を続けている
「我が艦も支援出来ないか!」
なんとかカリフォルニアを援護しようと手段は無いかと艦長や生き残りの兵士達が探し回るもピッツバーグに攻撃手段は無く、カリフォルニアが撃沈されるのを眺めていることしかできなかった
艦内の非常用酸素と電源の残量から生存可能時間は残り3時間と少し、生存者全員の遺品と艦内コンピューターから抜き出したデータを月に向けて射出し、後は死ぬまでをどう過ごすか決めかねていた頃
「艦長、接近する物体を検知…クソったれ共です」
センサーが検知したのは我々が相対した謎のBETA種。
「近くでみると…気色が悪いな」
「全くです」
接近してくる超大型BETAは辺りに浮遊する宇宙艦隊の残骸を『食べ』ながら近づいてくる
「俺たちの事も食うつもりか」
生存者達の間に異様な緊張感が走る…が艦長が良いことを思いついたとばかりに明るい声を出す
「そういえば発射出来ない核ミサイルが3発、発射ベイに残っていたな」
この言葉で全てを察した生存者達は顔を見合わせて、頷いた
「はい艦長」
「起爆は可能か?」
「可能です艦長」
「我々に出来ることは他に無いな?」
「はい艦長」
「そうか…では一泡吹かせるか」
この15分後、3発の核ミサイルを同時爆破し2体の超大型BETAを巻き込みピッツバーグは宇宙の塵となった