7:19日 20:17
艦艇の人員の計算ミスがありました、戦死者数の修正をしました
地球防衛戦(ちきゅうぼうえいせん)とはBETA大戦中にCCMD(人類統合軍)と火星より襲来したBETA艦隊との間に勃発した人類初の宇宙空間での艦隊戦である
戦争:BETA大戦
年月日:1987年4月1日
場所:月と地球の間
結果:人類統合軍の勝利
・火星BETA地球侵略の阻止
・大型BETA種のサンプルの確保
・統合宇宙艦隊の大幅な戦力低下
・火星BETA群の沈静化
先の調査艦隊がもたらした戦闘記録は、統合軍のみならず各国首脳に多大なる恐怖心を植え付けた、急遽議会は統合宇宙軍へ迎撃命令を下し、必要な技術や物資を提供、統合宇宙軍は艦隊を再編成しできる最大限の準備を整えた
火星より接近するクルーザー級に対しての迎撃作戦を展開する為、月面基地へ集結中だった統合軍艦隊だったが、突如として出現したクルーザー級により戦闘が開始され、混乱の中多数の艦艇が撃破された。
1987年4月1日10:21分
決戦に向け統合宇宙軍月面終結地点へ集結中だった第77戦隊が月より150000km程離れた宙域で、突如出現したクルーザー級10体と遭遇、77戦隊旗艦である『アクィラ』僚艦『ユタ』『テネシー』『アンフェルネ』『アルミニウス』『オスヴァルド』はすぐさま接敵を打電し支援を要請。
10時22分『ユタ』の放った100mm砲の砲撃を皮切りに全艦が攻撃を開始した。
10時21分 『アクィラ』から打電された支援要請をはじめに受信したのは付近を航行中だった『雪風』率いる第118戦隊と『ヘクター』率いる第3艦隊だった。
第3艦隊旗艦『ヘクター』艦長のウィン・ワッツは自らの艦隊よりも速力に優れる118戦隊に現場へ急行するように指示を出し、自らの艦隊の中で防御力に優れていたが速力の遅い重巡洋艦『リュッツォウ』『タージュ』『モンタナ』『ヴィットリオ・ヴェネト』を艦隊から切り離し、軽巡洋艦『ヘクター』『ローラン』駆逐艦『ポーツマス』『デアフリンガー』の4隻で118戦隊に追従した
10時23分 月面集結地点にて待機中だった太陽系防衛艦隊旗艦『陸奥』および第1打撃艦隊旗艦『シドニー』の両艦は77戦隊からの通信を傍受、両艦隊全力出撃の指示を出した(司令部からの指示を待たずに出撃を命じた為、後日両艦長は軍法会議にかけられたものの無罪を言い渡されている)
10時24分 駆逐艦『アンフェルネ』がクルーザー級の放つレーザーに接触し蒸発したものの、『アンフェルネ』が放っていたミサイルがクルーザー級の一体の照射膜を破壊、その個体へ重巡洋艦『アクィラ』『ユタ』が新たに装備された電磁投射砲を発射し破壊に成功している。
10時25分 『ユタ』が接近してきたクルーザー級の触手に裂かれる
10時26分 駆逐艦『テネシー』『アルミニウス』がレーザーに接触、蒸発
10時28分 『アクィラ』が再度電磁投射砲を発射し、一体のクルーザー級を中破させるが3体のクルーザー級よりレーザーを照射され大破
10時31分 『アクィラ』撃沈
10時59分 駆逐艦『オスヴァルド』小破。
『オスヴァルド』より通信
「77戦隊は我が艦のみ、なれど77戦隊は健在なり」
11時21分 『オスヴァルド』中破
11時23分 「我が艦はこれより肉薄攻撃を実施する」との通信の後『オスヴァルド』自爆しクルーザー級1体を破壊
11時26分 残存するクルーザー級8体が第3艦隊より分離した『リュッツオウ』『タージュ』『モンタナ』『ヴィットリオ・ヴェネト』のすぐ側に出現、戦闘を開始した
11時28分 『ヴィットリオ・ヴェネト』にクルーザー級からのレーザー照射、艦中央を貫き艦隊より落伍、『モンタナ』より接敵の報を打電
11時30分 『リュッツオウ』『タージュ』蒸発
11時39分 『モンタナ』電磁投射砲を発射、中破したクルーザー級を破壊
11時43分 『モンタナ』蒸発
11時44分 接敵の報を受け反転していた118戦隊と第3艦隊の付近にクルーザー級7匹が出現、『ヘクター』ウィン・ワッツ艦長は敵の異常なまでのスピードを艦隊司令部へ報告、現状の戦力では太刀打ちできないと判断、無傷の118戦隊を撤退させる。
11時45分 撤退支援の為『ヘクター』『ローラン』『ポーツマス』『デアフリンガー』が敵艦隊へ突入を開始、レーザー照射圏の懐へ潜り込む
11時47分 『ヘクター』クルーザー級より伸ばされた触手群に侵食される
11時49分 『ローラン』より放たれた核ミサイルにより『ヘクター』撃沈
11時56分 118戦隊を追うように離れた2匹のクルーザー級に対して『デアフリンガー』が迎撃、一体の照射膜を破壊
12時2分 『ローラン』大破漂流
12時4分 漂流中だった『ローラン』に『ポーツマス』が接触し両艦とも爆発
12時9分 『デアフリンガー』中破
12時12分 「第118戦隊は無事に撤退できたか?」との通信を発信、118戦隊からの「撤退に成功」との返信を確認後自爆、さらに二体の照射膜を破壊
接敵から2時間で第77戦隊と第3艦隊は壊滅、BETA艦隊はその数を7体に数を減らし、そのうち3体は照射膜が破壊されていました。この時デアフリンガーが破壊した三体の照射膜が残っていた場合、統合宇宙軍はさらに被害が広がっていた事だろうとある評論家は語る
第118戦隊は奇襲に備えつつ、月面方面へ撤退中だった。途中コチラに向かってくるデブリなどを回避しながら月の周回防衛ラインに入ったところで、出航準備の整った太陽系防衛艦隊と、第1打撃艦隊と合流
敵艦隊情報を艦隊に共有した後。この3艦隊は月の周辺にある程度散らばる形で布陣し、敵の出方を伺った。
12時41分 太陽系防衛艦隊が布陣する宙域に残存クルーザー級が出現、戦闘開始、艦隊旗艦『陸奥』より接敵の報が全域に伝わる
12時43分 『陸奥』『シャルンホルスト』『ダンケルク』『ローマ』『アガメムノン』『インディアナ』6隻による電磁投射砲の同時発射、クルーザー級二体を破壊したが、『ダンケルク』『アガメムノン』がクルーザー級のレーザーを電磁投射砲の砲身に受け大破。
12時49分 『シャルンホルスト』『ローマ』中破
12時56分 『陸奥』小破するも、第118戦隊が戦闘に参加、クルーザー級の上方より弾幕を展開
13時11分 『陸奥』の放った電磁投射砲が二体のクルーザー級を貫通し中破させた。
13時13分 中破したクルーザー級に火力が集中、再生が間に合わず崩壊
13時27分 『インディアナ』度重なるレーザー照射により撃沈
13時38分 月面からの砲撃により残存するクルーザー級“消滅”
14時30分 周辺の安全を確認
2個艦隊の壊滅に1個艦隊全滅という結果ではあるが、当初の予測よりも遥かに抑えられた損害ではあった。
被害が抑えられた原因は、敵クルーザー級の接近戦だった。当初統合軍はアウトレンジからレーザーを照射されると予想を立てており、速力のある駆逐戦隊が戦闘の要になると考えていたが、実際は『ワープ』としか言えないBETA艦隊の移動により、接近戦に持ち込むことに成功。
結果として勝利する事ができた。
今回初めて観測されたBETAの『ワープ』は、これから先何十年と統合軍を悩ませる事になる。今回の戦訓として統合軍艦隊の接近戦用武装の充実化、より強固な対レーザー装甲の開発だったが。ひとまず人類は安息の時間を手に入れたのである