【悲報】ワイ氏、チート野郎だった模様
「なんでだよぉ……」
あの三歳でレコード更新とかいうバカげた記録を残した後、僕ことシータバーンメアはオフトゥンの中でうずくまっていた……
「確かに、才能が無かったら怖いとか思ったよ……テイオーに認識される程度には強くなりたいとか思ったよ……」
真っ暗な寝室の中で、僕の声だけが響く
「……だからって……こんな……」
「才能……程度で良かったのに……」
……僕は、ウマ娘が大好きだ。
前世で会社選びに失敗した僕のメンタルを支えてくれたのが、ウマ娘だった。
勿論デュエマも大好きだ。でも、それとはまた違った方向で……なんだろう、好き……というよりは『美しい』なのかな……前世ではそれはもう色んな二次を読みまくった。重馬場コメディ物からスポ根物まで……別になんでも良いって訳じゃない。チート無双物なんかその最たる物だ。それぞれが色んな思いを抱えてレースしているのに、才能でも努力でもない『チート』で無双するのが……個人的に納得出来ない。
……シータバーンメアの全盛期。あ○みょんにかんちゃんダンダルダ……超天編の犯罪者達が多分このウマソウルの中にほとんど詰まってる希ガス……
……スゥーー
「バリバリチートだよこんちくしょうめ!!!!!!」
「なんなんだよ!?何が『駆けよ』だよ!?駆けたら蹂躙じゃねぇかこんなもん!?」
「三歳でレコードとか何!?何なの!?今までどれだけのウマ娘がレコードを夢見て散っていってると思ってんの!?三歳で更新していいもんじゃねぇんだよ!?」
「そうだ……もしかしたら僕はあの距離でしか走れないのかも知れない……いや、そうであってくれ……頼むよ……」
明日他の距離でも試してみよう……流石に短距離なら死ねるでしょ……
『……大丈夫かしら、メアちゃん……あんなに大きい声で叫んで……』
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……スゥーー
卍 全 距 離 適 正 卍
「クソガァ!!!!」
シータバーンメアはマナ加速するからね、長期戦にも強いのはしょうがないね(長期戦=長距離)
トリガー燃え尽きる程ヒートとかリンゴ娘から大量展開できてゼンノーもいるから速攻にもつよいからね、短期戦にも強いのはしょうがないね(短期戦=短距離)
シータバーンメアはだいたい4~5ターンで確実に仕留めるからね、しょうがないね(4~5ターン=マイル、中距離)
……は?ワーケワカンナイヨー
「……気持ち悪いよぉ……突然降って湧いてきたこの力……僕は何も、何もしてないのに……参加してないくじ引きの特賞が当たったみたいな感じで気持ち悪い……」
……そんな力でトレセンに行って他のウマ娘の思いを何もかも侮辱するような真似はしたくない……一介のウマ娘ファンとしても……一人のウマ娘としても。
「……」
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『トレセンには絶対行かない!?!?』
「うん」
「あんなに行きたいって言ってたのに!?」
「だってさ、もし活躍できなかったらお金だけかかっちゃし、別に僕はレースとかあんまり……ただ走るだけでも十分だよ!!」
「で、でも……あの走りだったら……」
「でも結局は博打みたいなもんでしょ?……僕はまだ三歳だからまだ働けないけど、高校生になったら働くよ!!」
……僕の家はお世辞にも金持ちとは言えない。
すごい貧乏って程でもないけど、やっぱりトレセンに僕を入れると冷凍食品ばかりの生活になる。
それを両親は隠してた。
流石に中卒はマズイし、録な仕事が出来そうにないので高校生になったら働く事にする。
それを口実にトレセンには行かない事にする。
……いや普通にこれトレセン行ったらだめだろこれ……健康的にも体力的にも……
両親がいい人過ぎるのも考え物だな……
「……本当にメアちゃん三歳よね?」
「三歳児舐めてた……」
げっ
「…………」
「…………」
「……ごめんね、ごめんね……私達のせいで、夢を諦めさせちゃって……ごめんね……」
「……ごめんな、もっと父さんが良い職についてたら……」
……なんで……あああ……貴方達のせいじゃないんだ……それもこれも全部僕とあi……マリゴルドとかのせいだから……
……あれ?GRのせいで僕のウマ生無茶苦茶になってんの?……やはり憎むべきはGR……
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あいみょんさんは一切関係ないです……マリゴルドって奴が悪いんです……