篠ノ之束との甘い生活〘完結〙   作:どこかの超電磁砲

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ウイングガンダムゼロ対紅蓮聖天八極式 2

 

 

「はああァァァァァァ!!」

 

 

カレンは紅蓮の武装の一つである”輻射推進型自在可動有線式右腕部”を射出して攻撃を回避する翔真を追いかけてゆく――――ロケットハーケンが迫る中でマシンキャノンを放つもそれは効かずに直撃してしまう。

 

 

「好き勝手暴れた報いを受けるんだねっ!」

 

 

「まだだっ!」

 

 

「亡国機業に喧嘩を売ってるなら手加減はしないよ!」

 

 

「ちぃ!」

 

 

翔真はビームサーベルを振りかざすも咄嗟にカレンは呂号乙型特斬刀と呼ばれる短刀でサーベルを振り払いそこからスラッシュハーケンを放ちウイングゼロの装甲に傷を着けてゆく。そして―――

 

 

「喰らいなっ!輻射波動っ!!」

 

 

白いウイングユニットで防御するも装甲が溶け、まずいと感じた翔真はカレンを蹴り飛ばしてビームサーベルをもう一本抜いて二刀流で迫る。対するカレンは右腕のみで翔真の剣撃を裁いてゆく。

 

 

「(こいつ!手強い奴かよっ!)」

 

「(私と対等だって言うの?まさかね)」

 

 

ウイングゼロと紅蓮聖天八極式はそのまま殴り合いにまで発展してゆく。蹴りや拳などの打撃が繰り出され、そこから互いに高速移動しながらぶつかり合う――――その衝撃により半壊した建物や地が揺れている……そして翔真はシールドを構えてカレンの攻撃を食い止める。

 

 

「白い天使……噂は聞いてるよ。殺戮の天使ってさぁ!」

 

 

「……」

 

 

「アンタの目的が何んなのか興味はない。けどね、私達の仲間を随分殺ってるってね?」

 

 

「………」

 

 

 

カレンは翔真を動きで翻弄すると再び右腕部を射出し、それを鞭のように振るい翔真を叩きのめす。

 

 

「っ!?」

 

「私の仲間、そして施設までもを奪うアンタを許さないっ!!亡国機業の戦士としてね!」

 

「許さないだと?一体どの口が言うんだ……」

 

「何…」

 

「ふざけるな……お前等亡国機業のせいで束がどんだけ苦しい思いをしてるのか分かってるのか!?束は今泣いてるんだぞっ!こんな事になるのが嫌で、今泣いてるんだっ!!お前等亡国はISに違法改造を施し、戦乱を拡大している……だからだっ!!」

 

 

翔真はツインバスターライフルを構えて放つ。対するカレンはそれを避けるもすぐに翔真が迫る。

 

 

「アイツの夢を利用し、挙げ句には人殺しに使う……許さないっ!!」

 

 

「っ!!高い所から偉そうに言うなァァァ!!」

 

 

カレンが放つスラッシュハーケンは翔真を追いかける―――――翔真の言葉を聞いたカレンもまた反論する。

 

 

「なら、家族を奪われた私達弱者はどうすればいいの!女尊男卑の連中のせいで何もかも失った者達はそのまま指を加えて見てろとでも言うの!?個人の感情でしか動けない貴方なんかより、私は戦って来たんだァァァ!!」

 

 

スラッシュハーケンがツインバスターライフルを破壊し、更にはシールドをも破壊する。翔真はスラッシュハーケンを引き千切るとビームサーベルを構えて接近する。

 

 

「束はかつて言ったっ!争いのない世界にしたい…そしてISで宇宙に行くんだって……」

 

 

 

そして脳裏に浮かぶ中学生時代の束の笑顔――――

 

 

 

「束の夢を邪魔するなァァァァァァァァァ!!!」

 

「な、何!?キャアァァァ!?」

 

 

ビームサーベルで瞬く間に紅蓮の背部にある左翼のエナジーウイングを斬り刻み破壊する翔真はそのままマシンキャノンを再び放つ。カレンは残った右翼のエナジーウイングを上手く動かしその場から撤退する。

 

 

 

「白い天使……なかなかやる……でも終わりじゃないよまだ。そうだよね紅蓮」

 

 

 

圧倒的な力により負けたカレン……だったが、その顔は何処か満足した顔だった。

 

 

 

「紅蓮、私達はまだ強くならなきゃ。あんなに手強い奴がいたなんて……負けられない」

 

 

 

 

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