C.Cの提案でカレンとアンジュは流されるまま翔真の仲間となった。もちろんいきなり女の子3人お持ち帰りして来たのだ…束が全く笑ってない笑顔で翔真を問い詰める。
「ねぇシーくん…そんなにおっぱいが恋しいのかな?毎晩触らせてあげてるよね?」
「違うんだ束…誤解だ」
「何が誤解かな!?いきなり女の子持ち帰りするって訳分からないよ!だ、大体皆その…可愛いし…束さん自信失うよ…」
「束。確かに色々誤解があるが…俺はお前しか興味ない。だから泣かないでくれ」
「シーくん…」
「可愛いよ束」
「「(なんかアウェイよね…私達)」」
「やれやれ。さて気は済んだか?ちなみに私達はその男に興味ない。安心しろ」
「何が目的なのかな?」
「なぁに。ただ一人の女の為に世界を相手に戦う馬鹿を助けたくなった…それが理由さ」
それからC.Cが束と話し合い、結果として三人は正式に束の護衛兼破壊工作員として仲間に加わる事となった。最初は敵同士であった為にぎこちなかったが、C.Cはクロエとすぐに仲良くなる。
「ほら、こんなもんだ」
「凄いですC.Cさん…!」
C.Cは誇らしげに折り紙で色々作りながらクロエを喜ばせていた。アンジュは束が妊婦という事もあり家事などを手伝っており、こちらも打ち解けていた。
「全く、見てらんないわ」
「ありがとうねアーちゃん!束さん不器用だから…えへへ」
「笑う所じゃないでしょ?料理ぐらい出来なきゃお嫁さん失格よ?ほら無理すんじゃないの」
「ありがとうね!今まではシーくんやクーちゃんだけだったから…なんか仲間がいるのっていいね!」
「……そうね」
「まだやんのか…はぁ、はぁ…カレン」
「当たり前でしょ……アタシはまだアンタに勝ててない!」
一方の翔真とカレンはラボの上で3日間戦っていた。翔真のウイングゼロは装甲や武装にダメージがあり、カレンの紅蓮聖天八極式は左翼のエナジーウイングが折られて所々ボロボロだった。
「アンタは本当馬鹿だよ……たかが一人の女の為にそこまでして…」
「馬鹿は褒め言葉として受け止めておこう。けどな…俺は守りたいんだよ…束の夢を…好きな女の夢を守れなきゃ意味ないんだっ!」
白い翼を羽ばたかせ、翔真はビームサーベルを振るうもカレンはそれを交わす。
「けど!その為に関係のない人達を殺したのは事実でしょ……」
「……」
「自分達が良ければそれでいいわけ!?」
「罪は受けるさ。例え地獄に落ちる定めだとしても、俺は受け入れる……けど今は!」
マシンキャノンを放つと右翼のエナジーウイングを貫き、ビームサーベル二刀流で紅蓮の右脚、左脚を破壊する。
「生きる……束達を守らなくちゃいけないからな……」
「くっ!」
「…カレン、俺が憎いのは分かる……今度俺と一緒に任務に出てくれ」
「……何を言って……」
「見せてやるよ……世界をな」
それだけを言い残し、翔真はラボへ帰投する。