カレンとはわだかまりを残しつつ翔真は破壊活動を繰り返していた。ウイングゼロとストライクフリーダムを使い、あらゆる施設を破壊し束捕獲を諦めない日本政府を相手にC.Cとアンジュの手を借りて何とか追い返していた。
「オータム、私達が動く時が来たわ……行けるかしら?」
「はっ!スコールからの頼みだ!応えなきゃならねぇよな」
「篠ノ之束及び白き天使を私達の手に収めるのよ」
亡国機業が集大成というべきIS”ブラックナイトスコードカルラ”をスコールが纏いサポートとしてオータムが付き添う。
「今日こそ沈めてあげるわ…白き天使……」
「………」
「ねぇシーくん?何か言い残す事あるかな?」
「スケベなのはいいが、私達の裸まで覗くとは大した勇者だ」
「良かったわね?いつものお仕置きに私達が加わるから美味しさ百倍よ」
「紅蓮の錆にしてあげる」
一方で翔真は束達の風呂を覗き彼女達に詰められていた…ダラダラと冷や汗を流し翔真は言い訳を考える。
「(なんて説明したら…!束だけをターゲットにしたつもりが!?)」
本来なら愛しい束の裸を見たかったのだが、C.C達もいるという誤算があり結果として彼女達の裸を覗いてしまったバカ(翔真)は必死に言い訳を考えていた……しかしその時、翔真は何かを感じる。
「(なんだ……この胸を貫くような感覚は?)」
「だ、大体シーくんは!見境なく女の子にエッチな事するのが目標なのかな?」
「なわけないだろ!?俺は束一筋だ!他の女なんざ魅力ない「「あ?」」すいません」
アンジュとカレンから踵落としを喰らい地面に埋まる翔真……それと同時にクロエが部屋へ入って来る。
「束様!皆様!敵襲です…!」
「……どれどれ」
C.Cがラボの監視カメラを確認……するとこちらを睨みつける白いISがいた。
「ブラックナイトスコードカルラだと!?完成していたのか?」
「C.Cちゃん知ってるの?」
「亡国が対ウイングゼロ用に開発した機体だ。他国から盗んだIS技術を用いて造り上げた機体だ……とうとう本腰を入れて来たか」
「アタシ達を抹殺しに来た訳ね」
「でもパイロットは……」
C.C達が警戒を顕にする中でラボに激震が走る――――翔真は改修されたストライクフリーダム……ストライクフリーダム弐式を纏い一足早くブラックナイトスコードカルラの元へ。
「シーくん!駄目だよ戻ってっ!未知数の敵なのに一人で行っちゃダメっ!!」
『――――行かせてくれ束。多分こいつが最後の戦いになる』
翔真は通信を切る―――そしてブラックナイトスコードカルラの方へ向く。
「白き天使ではないようね?なら、篠ノ之束諸共蒼き天使も頂くわ」
「……狙いは束か……ターゲット.アンノウンIS…破壊する!!」
ストライクフリーダムの背部のウイングからドラグーンが放たれる。