篠ノ之束との甘い生活〘完結〙   作:どこかの超電磁砲

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守る為の剣

 

 

「…変態」

 

「うっ…」

 

「スケベ!破廉恥!オッパイ星人!」

 

「ぐっ!?」

 

「い、いくら何でも激し過ぎだよ!?束さん壊れるかと思ったよ!?」

 

「すまん」

 

 

激しく求め合った二人……しかし束は翔真の愛し方に赤面しつつポカポカと胸板を叩いていた。束は色々言いながらも、約数年ぶりの再会に内心は安心していた。

 

 

「……それよりシーくん。そのウイングゼロ……何処の国の機体なの?束さんとしてはそれを知りたいな」

 

「……ウイングゼロはとある博士が作り上げた物なんだ。この力は、身近な者を守る為に使え……今は亡き博士の遺言でな」

 

「そうなの?……でもウイングゼロだっけ?束さんでも無理だったビーム兵器を搭載させるなんて凄すぎ!束さんも会ってみたかったな、その博士に」

 

「……でも、博士がいなきゃ今頃束を守れなかったさ」

 

 

博士……彼は自分を“ドクターJ”と名乗った。束を奪われたあの日に彼の元で破壊工作員として育てられ、いくつもの任務をやり遂げて彼からインフィニット・ストラトスならぬインフィニット・スーツ“ウイングガンダムゼロ“を託され今日に至るまでゼロと共に戦場を駆け巡った。

 

 

「シーくん……そうまでして束さんの事を」

 

「当たり前だろ?……でもお前を救い出すのに力を身に付ける必要があったんだ……それまでに俺は色々過ちを犯した……俺の手は真っ赤に染まってる。そんな俺でも…いいか?」

 

「そんなの関係ないよっ!!シーくんはシーくんだよ!!束さんを守るために無茶してくれたんだもん……もう離れたくない……だから」

 

「束……」

 

 

束はそう言うと翔真にキスをする。翔真はそんな束の言葉を聞いて、彼女を抱きしめ返す。

 

 

「シーくん、束さんのラボに行こうよ!お腹も空いたし!」

 

「了解だ……」

 

再びウイングゼロを纏い、束をお姫様抱っこするとそのまま飛び立つ。そして束のラボがある孤島へ辿り着く。

 

 

「ようこそ束さんラボへ!!」

 

「お邪魔します」

 

 

中へ入る……中は無数のケーブルが散乱しており、組み立て途中の新型のISがいくつか鎮座している。

 

 

「シーくんお願い!ウイングゼロのデータを見せて欲しいんだけどいいかな?絶対に悪用はしない……今後の研究の為に役立てたくて…ダメかな?」

 

「……束なら信じるさ」

 

 

翔真はウイングゼロの待機状態である翼の飾りが付いたネックレスを束に渡した。そこから複数のウインドウを展開してウイングゼロのスペックなどを確認した。

 

 

「(ZEROSYSTEM……これに関するデータが厳重にブロックされてる。束さんでも解けないセキュリティなんて、相当優秀な博士なんだろうね…ん?これは…)」

 

 

データを調べていく内に束はある項目を見つける。それはある機体の設計図だった。

 

 

「ストライク……フリーダム……」

 

 

ウイングゼロと同様に1機のみで全てを覆す事が出来る力……束は翔真にストライクフリーダムの設計図を見せた。

 

 

「シーくん……このストライクフリーダム……造ってみたい……束さんとシーくんの力で……」

 

「……造る事は構わないが……長くなりそうだぞこりゃ」

 

「そんなの関係ないよ!時間はたっぷりあるんだし……ね?」

 

「だな」

 

 

二人は寄り添いながらストライクフリーダム開発に取り掛かる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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