篠ノ之束との甘い生活〘完結〙   作:どこかの超電磁砲

9 / 22
空を握る力

 

 

蒼き翼を広げたストライクフリーダム……二丁の高エネルギービームライフルを撃ち、戦闘機から放たれた迫りくるミサイルを次々に撃破して腹部にあるカリドゥス複相ビーム砲を放つ。

 

 

『ば、馬鹿な!』

 

「失せろ……対話じゃなく、最初から武力で解決するなんて…間違いなんだよ!」

 

 

カリドゥスが二機の戦闘機の左翼を貫き、翔真はビーム兵装の一つであるシュペールラケルタビームサーベルを抜刀して次々に戦闘機を撃墜していく……パイロット達はなんとか脱出しておりIS部隊に救助されている。

 

 

「ちぃ!この化け物がァァァ!」

 

「かかれ!あんな奴なんか私達だけで!」

 

 

打鉄で編成されたIS部隊が襲い掛かり、戦艦から次々にミサイルなどが放たれた……しかし翔真は交わす素振りを見せない。

 

 

「いっけぇぇぇぇぇぇぇ!!!」

 

 

背部のウイングに収められた8つの“ドラグーン“がパージされ、ドラグーンが迫りくるミサイルや打鉄の兵装などを破壊する。

 

 

「な、なんて力だ……!あれも篠ノ之束が作り出した物なのか!?」

 

「隊長!先程の攻撃で兵装が破壊されてます!!」

 

『失せなさい。これ以上やるなら命の保証は致しません』

 

 

翔真はボイスチェンジャーを通して彼女達に去るように警告した。しかし艦から補給を終えたIS部隊が出撃する。翔真はドラグーンを展開し更に腰部にあるクスィフィアス3レール砲も展開して、高エネルギービームライフルを構えた。

 

 

「(最後の警告だぞ)」

 

 

そしてストライクフリーダムのマルチロックオンシステムが作動。戦闘区域にいるIS部隊と戦艦に狙いを定める。そして一斉にビームを盛大に放ち、戦艦やIS部隊に直撃する。

 

 

「ば、馬鹿な!?たかが1機のIS如きに部隊が全滅だと!?ひぃ!」

 

 

戦艦の艦長が驚愕しているのも束の間―――ストライクフリーダムが近付きビームライフルを構える。

 

 

『去りなさい。さもなくば次は命を奪います……これ以上は私も本気になりますよ?』

 

「(まさか、今まで本気じゃないと言うのか?……だとしたら……わたし達の命はないかっ!)」

 

 

篠ノ之束捕獲作戦を命じられたが、現時点で部隊は壊滅し戦闘機も撃墜されている。そして戦艦3隻もダメージを食らい、実質動けるのは艦長がいる戦艦1隻のみ。

 

 

『どうするのです?大人しく去った方が身のためですが』

 

「……っ!て、撤退だ!各員は海に落ちているパイロット達を回収しろ!」

 

 

戦艦はそのまま後退を始める……そして翔真はそれを見届けた後、ラボへ帰還する。

 

 

「おかえりシーくん!!」

 

「翔真様、よくご無事で」

 

「ただいま束、それにクロエも」

 

「本当に無事で良かった……シーくん……」

 

「約束したろ?必ず帰ってくるってさ……さあ、いらん邪魔が入ったが朝ごはんにしようぜ」

 

「だねだね!さあクーちゃんも!」

 

「はい」

 

 

翔真は束に連れられてテーブルへと席を着いた―――――一方で、先程の戦闘を一部始終見ていた者がいた。

 

 

「この力……厄介ね」

 

 

赤いドレス?に腰まである金髪を靡かせた年上の女性は録画されたストライクフリーダムの戦闘シーンを見てそう呟いた

 

 

 

 

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。