ヤンキー中尉の能力持ってアークナイツ   作:ふろく

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主人公くんお目覚め回です。
次の次くらいにはカズテルの戦場送りにしたいな
それはそれとしてモニター買い換えたので初投稿です。


第2話 前途多難とは言うけど、ちょっと多難すぎない?

目が覚めたらスラムで寝っ転がってたんだ。ウケる。いやウケねぇよ

ここ何処だ?この辺見てもスラムってことしか分からん。どこの国か把握したいし、安全確認ついでに少し広い範囲を見て回ってみるか

俺が場所がわかるようなモノがあればいいんだけど

 

 

主人公探索中...

 

 

俺のいる所もしかしたら龍門かもしんない。

前世でよく見かけたような高層ビルが見える場所でアニメで聞いたことのあるような龍門スラングが飛び交ってる所に出会っちまったら龍門としか考えられねぇ。

なんかこれ以上進んでも何もなさそうだな。むしろ

物騒な連中に遭遇しそうだ。

一応起きた場所に戻ってみるか、見落としがあるかもしれんし

 

 

 

戻ってみると明らかに怪しいものがいくつか見つかった。なんで寝起きとはいえ見つけられなかったんだよこれ

 

・赤黒い小さい結晶が浮かんでる液体の入ってる小瓶

・エヴェリンみたいな銃。てか完全にエヴェリン

・金のような素材で作られたっぽい刀身がクソ長い刀

・手紙が一通

・手鏡

・これらの上にかけられてた布

 

絶対このブツたち上位者の兄ちゃんのプレゼントだ!

あっぶな!あのまま龍門市街に歩いてたら盗まれてたぜこれ

転生初日からマヌケ晒す所だったぁ...

 

よし、とりあえず上から順に見てくか。まずはこの小瓶だな。

多分これ聖遺物だよな。確か闇の賜物だっけか。....飲まなきゃならなさそうだな。明らかに飲んだら拒絶反応とか出るだろうし、最後に飲もう。

 

次、エヴェリン。言うことねぇよ。強いて言うならちょっと軽いな。

ん?これ...へぇ〜

マガジンがありそうなところに針が隠されてたわ。これで緊急補充するんだろうな...痛ェ。

 

3つ目、クソ長い刀

なんか刀身に模様がめちゃ細かく彫られてるな....ヒントにならないもんか。あとは刀身の色が薄い金色なくらいか。

 

なーんか、見たことあるんだよなぁ。ゲームで見たはずなんよね...。

ちょっと振ってみるか。やっぱ見た目通り少し重た──グッ!?

なん...だ...これ...記憶、か?兄...師匠、戦争....大ルーン?

これマレニアの義手刀か!?いやいやおかしいだろ!柄着いてるぞこれ!

もしかしなくてもあの上位者改造しやがったな...!

しかもさっき流れてきた記憶あれ破砕戦争のやつだ。這いつくばってるゴドリックとか正面に仁王立ちしてるラダーンも見ることができたし。

なんの理由があって俺に記憶流したんだ...?

あ、追憶システムか。この刀を持った時に流れたってことはつまり...?

あっすげぇ!水鳥乱舞できる!楽しい!もうちょいやってみよ!

 

 

数秒後

 

 

めっっっっちゃ疲れた....(瀕死)

まだ体が子供なの忘れてブンブン振ってたら体力的に死にかけた。これは今後鍛えないとな。

じゃないと水鳥乱舞できねぇ!いや先に能力鍛えた方がいいか?だが能力を使う体を先に鍛えておいた方が得か。

....戻るか

 

4つ目は手紙だな。どうせ上位者の書いたやつなんだろうけど。

【これが読めてるってことは無事に転生できたってことだな、その前提で書いてくぞ。

とりあえず、転生おめでとう。諸事情があって要望より少し遅めに自我が芽生えるようにした。すまん、これは俺のミスだ。許せ。

それはそれとして、確認していると思うが、お前さんが目覚めた場所は龍門のスラムだ。どこか適当に養ってくれる場所に置いとくこともできたが、どうせ望んでないだろ?肉体年齢がだいたい10歳くらいだから、あと5、6年くらいしたらカズテルの戦場に行ってみろ。お前さんの推しの1人と出会えるようにしている。少しくらい感謝してもいいんだぜ。】

マジで!?本当にありがとう...!メルゴーに足向けて寝られねぇな。

【布の中身を見てだいたい察しがついてるだろうが、それぞれ説明しておく。赤黒い小瓶の液体を飲めばお望みの中尉の能力が得られる。ただ、身体中に激痛が走って気絶するだろうから覚悟しといてくれ。刀に関しては俺の趣味だ。カッコイイだろ?いくら中尉の能力があるとはいえ、武器があるだけで結構変わるもんだ。持っていて損はねぇ。流石に義手のままだったら振れないだろうから勝手に柄をつけたのは許してほしい。エヴェリンはヤーナム育ちの(ブラボをやり込んだ)お前さんなら使いこなせるだろ?

これで説明諸々は終わりだ。せっかく拾った第二の生だ。存分に楽しんで生きてくれ。

上位者より。

 

追伸 この能力はお前の解釈次第だ。】

 

こいつ本当に上位者か?親切すぎるだろ。....まぁ、ここまで用意してくれたんなら全力で楽しむしかねぇな。じゃなきゃ不義理ってもんだろ。

やり残したことは無いな。スゥーッ....ヨシ!(覚悟完了)

この聖遺物飲み干すか。それグビっとな。

うぇ、血の味...くぁwせdrftgyふじこlp!?

 

 

 

 

 

 

 

あ”ー、全身が痛ってぇ...どのくらい寝てたんだこれ。

昼間だし、1日くらい寝てたかもしんないな。あ?何で手鏡が置いてある?

そういや手鏡あったの忘れてたな。新しい自分の顔はどんなもんかな。

...ヴィルヘルムそのまんまじゃねーか

惚れた女に尽く逃げられそうなツラしてんな(小並)

あっそうだ!聖遺物どうなった!?てか小瓶の中身飲み干せたか?

なんとか小瓶は飲み干せてるな。話の通りなら能力が発現してるはずだ。どうやって能力使うんだ?ん〜、まずは念じてみるか...

いい感じに手の甲から生えてくれー。

本当に手の甲から生えてきた。ウケる。

んー、これ多分ハリネズミとかできるけどやったら今着てるボロ服が布クズにジョブチェンジするなぁ。やめとこ。

身体能力がどのくらい変化したか試したいけど、どうやって確認しようか。そもそもの身体能力分かんねぇけど。

杭生やして全力でその辺の壁殴ってみるか。そしたら痛くねぇべ。そら!

ドゴォ!

えっ?壁えっ?穴空いた....そっかぁ、中尉の力だもんねぇ。身体能力そのくらい上がるよねぇ...綺麗に穴空いたなぁ(現実逃避)

 

 

 

あの後、壁の破壊音を聞いて集まってきたスラムの連中をサンドバッグにして能力を試してみたけど、結構弱体化されてたわ。

 

「ねぇ。」

 

まず不可視じゃなくなってるらしい。避けられたし。あと因果への干渉能力が消滅してたり身体能力の上昇値が下がってたり、中の人いないし。

1番デカイのは創造位階には到達してない事かな。

 

「ちょっと。」

 

形成位階は行けたんだけど、消耗が激しい感じやね。これに関しては

渇望かそれに近いモノが必要なのか、それとも体が追いついてないのかは分からないから、この問題は後回しかな。今何が問題かって言うとさ...。

 

「聞こえてる?」

 

目先の問題はこの子なんだよね。

どしたらいいんやこの子。

「名前?あー....ヴィルヘルムだ。お前さんは?」

え?スルト?

 

 

え?

 

 

 

 

 

スルトォ!?

何で龍門のスラムなんぞにいるんだよ!おかしいだろ!

俺アークナイツそこまで詳しく知ってるわけじゃないから来てたのかもしれないけど、パッと見だと俺と歳そんなに変わんねぇぞ?意味わかんねぇよクソ。

 

「ちょっと、大丈夫?」

 

「あぁ、悪ぃな。少し考え込んでたんだ。それで、なんで俺に声掛けたんだ?」

 

「その辺に倒れてる奴ら、あんたがやったんでしょ?どうやったの?体にあんなに大きい風穴が空くなんて普通じゃない」

 

やっべ、処理してなかった。こんな小さい子にエグい殺人現場見せちまったぁ...最悪だ。これは素直に言った方が良さそうだな、そこら辺のガキならともかく、スルトみたいな未来のメイン火力からの信頼は持っておいて損は無いだろ。そも、幼い頃の推しと触れ合えるだけでも釣りが出てくるくらいだ。

 

「体の調子を確かめてたらアイツらが喧嘩吹っかけてきた、だから半殺しにした。何人かは死んじまってるかもしれねぇが」

 

「私と同じくらいの歳なのになんでそんなに強いの?」

 

ん?なんか表情に違和感が....さてはこいつ、そこそこ面倒な事言おうとしてんな?それもそこそこの手間と時間がかかりそうな。別にスルトの頼みならいいけどさ。

「んなこたぁどうだっていいだろ、さっさと本題を話せ。物によっては請け負ってやる」

 

「...私の事を守ってもらうついでに強くしてほしい。やらなきゃいけないことがあるの。」

 

....はぁ?

 

「その辺のスラムの住人を殺したやつに対して、護衛に訓練?正気かよ。」

 

これはこれは、随分と面白い少女だ。流石は俺の最推し。さて、後ろについてるのは誰だ?今のスルトにいるとは思えんが、探るだけ得だろ。マフィアに絡まれてるかもしれねぇ。特に何もした覚えもないが、俺として目覚める前に何かやらかしてて俺を殺したがってるファミリーが差し向けてきた可能性はなくもない。

 

「それで納得すると思ったか?誰の差し金だ、言ってみろよ。でもなけりゃ俺に絡む動機がねぇんだよ。」

 

両腕を掴んで拘束し体を壁に叩きつける

それでもこの少女の気丈な表情は変わらない

 

「誰の差し金でもない!今言ったことが本心だ!」

 

「だが、言ってないことあるだろ?お前さん。

なんで強くなりたいのか、なぜそれを俺に頼むのか。言えよ。」

 

「それは....」

 

言い淀むかよ。まぁ言いづらいことつったら、あれくらいだろうな。少し待つか...

何分かかかると思っていたが、やはり思い切りがいいようで、すぐ話し始めてくれた。

 

「...私は一種の記憶障害だ。」

 

こんな人間に話をもちかけるくらい切羽詰まってんだからそんなことだろうと思ってたけど、もうなってたのかぁ。早い時期からとは、難儀なもんだな。

 

「記憶障害っつうと、記憶喪失か。」

 

「いや、私は記憶過多だ。どの記憶が本当の私の記憶なのか分からないの。親の顔すらどれが本物なのかわからない。」

 

「それを確かめるために世界中に確認しに行かなきゃいけない。でもそれをするには私は弱すぎる。」

 

「それで俺に護衛と訓練をねぇ...?」

 

本来なら俺じゃない誰かが座ってた椅子なんだろうが、この少女が選んだのは俺らしい。予定とは違うが、どこかのタイミングでカズテルの戦場に連れていけばいいか。俺は教えるの苦手だし、連れ回せば勝手に強くなってくれるだろう。

 

「いいぜ、受けてやるよ。だが、タダでは受けられない。メリットがねぇ」

 

何を提示しようが受けるがね。ここで目覚めてまだ数ヶ月だが、どこかで龍門を出ようとは思ってたんだ。妙な巡り合わせだ

 

「....いつでもお前の言うことをなんでも聞く」

 

....おいおいおい、ガキとは思えない知能してんなとは思ったが見ず知らずの男にそこまで言えるのか?自分の事を大事にできないのはやや危ういが、それは俺がどうにかしてやればいい

 

「うははは!自信たっぷりじゃねぇか!ませたガキだ。おもしれぇ...見返りはナシだ。そもそもお前から得られるモンなんざしれてるし、お前さんに興奮するほど歪んじゃいねぇよ」

 

前世と合わせて30歳近いからな。肉体年齢が同じとはいえこんな若い女には興奮できねぇ

 

「なっ!?私と同じくらいの歳のくせしてなにを...。」

 

「なに、俺としてもちょうど良かったのよ。龍門を出たいとは思っていたが、きっかけがなかなか掴めなかったんだ。俺に頼むのは不服だろうが、これからよろしく頼むぜ?」

 

「....よろしく、ヴィルヘルム。」

 

なんか納得いってない表情してんな。自分から頼んだくせに。

ゲームでもかなり世話になったし、せっかくだ。俺がこいつの記憶障害を解消する一助になれればいいんだが




Q:モスティマのタグついてんのに全然出てこねぇじゃねぇか!
A:この時期に出てくると時系列的におかしくなるから....大人になったらちゃんと出すから....

Q:今スルト出したら時系列おかしくならん?
A:なんとかなるさ。すり合わせ大変なのわかって出した理由なんだけど、スルトには幼少からの親友であってほしいんだ。最推しだからさ。

私は最初フロストリーフとか出そうと思ってたんですけど気づいたらスルト出てたんだ。何を言ってるか分からねぇと思うが俺も何が起きたのか分からねぇ...

出してからスルトは基地スキルに剣術経験があったのを思い出して、剣の師匠ポジの人がいたと思ったんですよ。まだ誰がその人なのか明言されてないので主人公くんにその席に座らせました。マレニアの記憶もあるからちょうど良いかな、と。
あとスルトはヒロインにはなりません。戦友ポジです。ヒロインになるスルトは解釈違いだったんだ。ごめんよ。

追記 ちょっと加入の流れが気持ち悪かったので書き直しました。大変ご迷惑をおかけいたしました。

ヒロインをモスティマとWとシュヴァルツの内から選びたいんだけど誰がいい?

  • モスティマ
  • W
  • シュヴァルツ
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