忙しくて更新するの少し忘れてましたわ。この時期になるとホントに首が回らなくなる
アークナイツの1期が終わったので初投稿です。
敵はスルトが先導した先の森林地帯にある廃墟の傍で野営していた。ざっと見て30人くらいか?想定してたより好条件だな。奇襲掛けれるのは中々デカい。俺たちに喧嘩ふっかけたんだ。1匹も逃がさん
「W、足の状態どうよ」
「おかげさまでまあまあね。戦闘にそこまで支障は出ないわ」
よし。
「上々だな。それじゃ、伝えた通りにやるぞ」
「了解だ。しくじるなよ?あんたが重要なんだからな」
「前にやった時は成功したんでしょうね?」
「......任せろ」
「何よその間。まさか失敗したやつを今からやるんじゃないでしょうね?」
「大丈夫だって。想定通りなら上手く行く」
「───あんたまさか」
「そのまさかだ。諦めてくれ」
「作戦開始!最初が上手く行けば後はお楽しみだ。気張れよ」
「嘘でしょ....?」
よし、2人とも配置に着いたな。それじゃ、
Wが眠っている間に能力についてわかったことがいくつかある。
そのうちの一つに、生やした杭から更に杭をはやすことが出来るってこと
しかもそうやって生やした杭は相当な力で攻撃しないと離せない上に強度も全く落ちてない
まぁつまりそういう事だよね
「俺達のことをコケにしてくれたんだ。真っ赤な鳥籠の中で一緒に踊ってもらうぞ?どちらかが疲れ果てて眠るまでな」
そう呟いて俺は杭を伸ばし始めた
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「隊長。まだあの女の痕跡は見つかっておりません。どうなさいますか?」
「ここまで暗くなると今日はもう見つからん。どうせ奴も手負いだ。そう遠くまで逃げれまい、明日探すぞ」
「了解しました」
「俺は先に休む。後のことは任せた」
「ごゆっくり」
そう言った副隊長が去っていくのを眺め、廃墟の中で見つけたベッドに横たわる。優秀な部下を持つと助かるもんだ
あの女────新しいW────は装備を相当消耗した上に手負いだ。そこまで脅威にはならないだろう。
気がかりなのはもう2人のターゲット、特に戦鬼だ
奴は50人近くの傭兵を1人で相手取り、勝利したという噂が流れている。信憑性は低いが、数少ない情報だ。そのタフネスで今夜にでも夜襲を仕掛けてくる可能性もある。警戒しておくに越したことはない、
しかも、戦鬼の相方も強力なアーツで暴れ回ってると聞く
これが終われば大金が入る。シエスタにでも観光に行こうか。これと言った怪しい情報もないから、あそこでゆっくりと羽を伸ばすとしよう
そう考え、瞼を閉じてしばらくすると慌ただしく部屋に入ってくる部下の音で目が覚める
「隊長!夜襲です!」
「やはり来たか。数と場所、あと大まかでいい、状況を教えろ」
「はい!数は3人、昼間に逃した女と2人組です。この廃墟を囲むようにして立っています。状況ですが、あまりよくありません。」
「具体的にはどうなっているんだ」
「敵のアーツと思われる力で
難しいだと?どういう事だ、直に見なければ分からないか....?
「直接確認する。着いてきてくれ」
「わかりました」
クライアントから送られた情報を見る限り、そのようなアーツ能力を持つ者はいなかったはずだが.......
「なんだ、これは」
そんな言葉が思わず口に出してしまうような光景だった
信じられないが、我々を中心に赤い柵のようなもので空まで覆われている。
「なるほど、これは脱出は不可能らしいな」
「どうされますか?隊長」
「どうするも何もない。戦鬼のみを捕らえる。他は殺す」
「何故戦鬼は生かすのです?」
「やつを殺してしまうと最悪の場合、この柵が消滅せず残る可能性がある。そうなってしまえば我々も奴らと同じ墓に入る事になる」
どこに潜んでいるかわからん。なるべく慎重に動かなければ
「戦鬼を除く2人を捕らえて地下に繋げ。適当に拷問にかけて情報を吐かせる」
「へぇ?俺がそれをやらせるとでも思ってんのかァ?」
「なっ....!?」
突如、軽やかに悪魔が俺たちの前に降り立った
スルトたちが戦闘を開始して数分、この辺り一帯は炎に包まれ、爆弾と銃弾、罵声か飛び交う地獄に様変わりしていた。
それを木の上から眺めていると、廃墟から出てきた男たちの会話を聞いて、この男がこの連中の隊長だと確信する。それなり以上に強そうだ、なかなかどうして運がいい。このレベルの強さだとWやスルトは苦戦を強いられるだろう
「なるほど、頭は悪くねぇ、お前らが俺を相手取るなら確かに有効な手はそれくらいしかねぇだろうよ。
けど、そいつは悪手だ」
ゴウッ!
だからと言って、アイツらが弱いなんて一言も言ってないけどな
「それがこいつらの隊長か」
俺の隣を豪炎が通り抜けて、その中からスルトが現れた
「かっこいい登場の仕方するじゃねぇの」
「あんたがゆっくりしてる間にこいつら以外は燃やしてきた」
「どおりでさっきから香ばしい匂いがするわけで」
さっきから肉の焼ける匂いと硝煙の匂いが充満しているのはそういう事か
「ちょっと火力高すぎたんじゃねぇのこれ。俺らまで一酸化炭素中毒でくたばるぞ」
「大袈裟だ」
「こっちも片付いたわ。全く、派手に燃やしちゃって」
「お疲れさん。俺は鎮火ついでに豪華なレッドカーペットを作ってくるわ」
「こいつはどうするの?」
「動けない程度に痛めつけて、後で一緒にレッドカーペットを歩いてもらう」
「なるほどね、イイ趣味してるわ。ホントに」
「私はそういうのには興味無い。適当なところで寝てる」
「ごゆっくり。あ、どこら辺にいたか教えてくれん?」
「あんたの後ろを真っ直ぐ」
「了解、無事なのは何体いるかな」
ヘルシングのアレやってみたかったんだよ。アルハンブラの登場する時のやつ
「ちょっとヴィルヘルム、ナイフ貸してくれない?」
「ほれ」
適当にナイフを投げるとWは器用に持ち手を掴んだ
「戻ってくる時には終わらせておいてくれよ」
「善処するわ」
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「生き残ったのが16人か、まあまあだな」
中程度の火傷を負った者や手足の無い者ばかりだが、生きているなら問題ない
「間隔はこのくらいで、高さは.....ちょうどいいな。
よし、ラスト一体終わり!」
あれ、顔に血がついてた。気づかなかったな
「ん〜、我ながら高い完成度だ」
滴り落ちる血も気にならない程度には集中して作ったからかそれなりにいい出来になったと思える
「向こうもお楽しみは終わっただろ。迎えに行くか」
スルトは興味なくて寝てるだろうから、これをWと堪能してからだな
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「W、こっち終わったぞ」
「思ったより時間がかかったのね」
う、待たせたのは申し訳ない
「集中しすぎてな、すまんね。それでそっちは....おお」
爪が全部剥がされて片足の腱が切れた状態で放っとかれてる隊長くんを見て思わず声が出た。しっかり痛めつけたなぁ.....
「いい出来でしょ?いい悲鳴を出すから興が乗っちゃったわ」
「まぁ....片足無事だからいいか。ほら隊長さん、起きてくれ。俺たちと一緒にレッドカーペットを歩いてもらうぜ?」
「なにを....する...つもり..だ?」
「ここに来てもまだ分かんねぇか。ま、いいや。見てもらえばわかる」
「拘束するのは腕だけでいい?」
「助かる。あと目隠しもしてくれ、サプライズにしたい」
抱えてる時に隠し持ってたナイフで刺されて死ぬなんて恥ずかしすぎる
「さ、着いたぜ。どうよこの作り込み」
「.......なかなか、いいセンスしてるじゃない」
「あと、忘れ物よ」
そう言ってWが私の足元に副隊長の死体を投げてこんだ
「おお、忘れてたわ。助かった」
「重かったんだからね」
「戦鬼....貴様まさか」
「さて、これで飾り付けは終わりだ!」
1番奥まで移動した俺は副隊長の死体を上に投げ、杭で突き刺した
「死体とはいえ、血は美味いもんだな」
ポタポタと、俺の口元に血が滴り落ちてきた
「さぁ隊長さん、存分に楽しんでくれや」
そういって男の目隠しを外した
そこには、俺の杭で空高く突き上げられた16人余りの死体が俺たちを迎え入れるように待っていた
「貴様ら.....!イカれてる!この狂人共め!」
「嫌だなぁ、狂人だなんて。頭がやられちまった狂人ごときにはこんなもの作れないぜ?」
唆る顔するじゃねぇの。ダメだ、笑いが抑えられねぇ
「ククク、ウハハハハハ!どんな気分なんだ?なァ教えてくれねぇか?自分の大切な部下の死体を辱められて好きなように弄ばれる気分ってのはよぉ!」
「ッ......!!」
「おーおー言葉も出ねぇか!
クハハハハハ!そうだよなわりぃわりぃ。自分の失態で無様に死なせたお前はなぁんも言えるわけねぇよなぁ!」
「ねぇ隊長さん?これからあの死体たち、どうなると思う?」
「お?まさかお前、そんな粋なことまでやってくれるのかよ!」
「まあ待ってなさい。......あら、答えてくれないのかしら?」
「3つ数える間に答えられたらやめてあげる。.....さぁーん!」
「........」
「にーぃ!」
「........っ」
「いーち!」
「.....もうやめろ!」
「残念!時間切れね。それじゃあ、正解の前に」
「これ、なんだと思う?」
Wは懐からスイッチを取り出した
「やめろ.....やめてくれ....」
「どうやら察しは着いたようね?やめてあげないけど」
「正解は.....」
その瞬間、突き上げられた死体たちが一斉に爆発した
「バァーン!あなたの部下たちが爆破される、でした」
「アハハハハ!ヴィルヘルム見た!?今の顔!」
「何が起きるか分かってるのに何もできないあの絶望した感じ!」
「可哀想だなぁ隊長さんよぉ?安心しろよ、テメェもすぐに合わせてやるからなぁ!」
「もう、いい...好きにしろ」
「は?おいおいおい何しけた事言ってんだよ」
「そんなつまらねぇ事言うなよ、嬲りたくなるだろ?結局ゴールは変わらねぇんだからさ、死に様くらいせいぜい楽しんでくれよ?.....そら!」
そう言って隊長を高く投げ、最後の、真っ赤な血の花が咲いた
ザクッ
パタタッ
「ククク」
「フフ」
「クハハハハハハ!」
「アハハハハ!」
「最高じゃないヴィルヘルム!いいわ、あなたについて行ってあげる。こんなに楽しいなら退屈しないでしょうしね?」
「歓迎するぜW、面白おかしくくたばるまで一緒に戦場で殺して回ろうぜ!」
そうして俺たちの嗤い声は森に響いていった
いかがだったでしょうか。隊長くんは豚の悲鳴の代わりにはなったんじゃないでしょうかね
ブラッドブルードって血を飲まなくても生きていけるのか分からん、資料寄越せ運営。
分からんのでこの話では「血を飲まなくても生きていけるが、血を飲むと普通の食事を取ったときより飲まず食わずで活動できる時間が長くなる」とします。
追記。めちゃめちゃ誤字ってたの気づかないまま投稿してた!すみません!マジで恥ずかしい....
ヒロインをモスティマとWとシュヴァルツの内から選びたいんだけど誰がいい?
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モスティマ
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W
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シュヴァルツ