オーバーロード-七極星-   作:シンメトリー飛行船

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どうも皆さん
いつもUA、感想、評価、誤字報告、お気に入り等
ありがとうございます。
おかげで私にもヘイストがかかります。


side―パラディン― Meeting again /Saint

 

 

 

 

 

 

 

危ない、危ない。

皆が蜂の巣になるところだった....。

 

 

 

いやぁ、そういえばこの防衛駆動装置(オートディフェンダー)はポンコツなとこがあるんだったな........最近は全然使ってなかったから忘れてたよ........。

 

 

 

とりあえずフォシスさんには大丈夫だって言っておいて、離れさせてる内に回収しておいた。あれはそう、俺の事を追ってきた奴らの手先なのだよ!だが大丈夫!もう俺が倒したからな!いやぁ激戦だった。

 

 

あれでもこの世界基準ならめちゃくちゃ強い筈だからこの対応で良いはず、多分。いや、手先とか余計だったか?出てきた皆がめっちゃ不安そうにこっち見とる!俺のバカー!

 

 

 

 

 

野営の片付けを終えて。無事一人も欠けることなく出発した。彼等の帰るべき場所は、ローブル聖王国の首都、ホバンスと言うらしい。ちなみに昨日、自分達がいたのは、アベリオン丘陵という場所だそうだ。

 

 

 

その前にカリンシャという城塞都市を通るらしい。

一応昨日の内に色んな情報は聞き出したつもりだが、まさか自分の今いる国を知らないとは思っていなかったらしく、再度色んなことを確認することになった。

 

 

 

曰く、この国は数年前に、聖王女様というのが即位して治めているらしい。その聖王女様を、これまたここ数年でなったばかりの聖騎士団長であるレメディオスさんと、神官団長であるケラルトさんが支えているという。また、九色という凄い人物達がいるらしい。

 

 

レメディオスさんとやらは、さらに白色の九色も賜っているらしい。凄い。あとケラルトさんも、第四位階の信仰系魔法が使えるらしい。最近では第五位階も使えるようになったとか。

 

 

この世界基準なら確かに凄いな。ただ、フォシスさん....なんか凄い二人のことについてだけ、めちゃくちゃ自慢げに話してるな。なんでだろ。他の人はいいんですか?

 

 

 

で、この国は前からアベリオン丘陵の亜人達の襲撃を受けていたから、カリンシャでは現在巨大で長大な、強固な防壁を建築中らしい。

最近はほとんど完成していて、亜人達の襲撃も大分抑えられてるらしい。もう間もなく完全に完成するとか。

 

 

一応友好的に取引のある亜人やらドラゴンやらがいて、特に人魚(マーマン)は昔から協力関係にあるらしい。中には九色を授かった人も居るんだとか。

 

 

良かった。万が一龍王がバレてもそこまで敵対とかはしなさそうだな。でも何故かまだ、俺の聖騎士センサーがやめた方がいいと訴えてるので、一応目立つことは避ける方針で行こう。

 

 

 

そんなこんなで城塞都市カリンシャに到着。途中何体か、亜人やら危険な野生動物や魔獣やらが居たけどちょちょいっと倒してしまった。

 

 

やっぱり弱いなぁ。というか兵士達もそこまで強くないし、聖騎士達はこの辺の雑魚相手なら無双出来るみたいだけど、あいつらには苦戦してたし。

 

ただ、フォシスさんだけ群を抜いてやたら強い。この世界基準が正しいのなら、あの人凄い人なのでは?なんで九色になってないんだろ。

 

 

 

てか、それ考えたらあの亜人達は何者なんだよ。あの指揮官の奴........確かオロ....オロ........そうだ思い出した!オフロスだ!あいつなんかこの国の兵力じゃ止めらんなくないか?だから城壁を作ってるってことなのかもしれないけど。

 

 

 

話によると、恐らくあれは亜人達の本隊なんじゃないかって事らしい。数年に一度レベルしか攻めてこないんだと。

 

 

 

もしかして俺本当にお手柄なのでは。とか思ってたら後で是非改めてお礼がしたいので、一緒に首都ホバンスまで着いてきてくれないかと言われた。まぁ特に急いでるわけじゃないし、全然いいよー。むしろ本国に拠点でも持てれば大助かりだしね。

 

 

 

この世界、全体的にレベルが低い上に、成長速度が遅いんだよな。しかも、そもそも強さの基準がレベルじゃなくて難度って言うらしいし、ほんとに異世界なんだな....。じゃあなんでユグドラシルのアバターなんだよって疑問は残るけど。

 

 

 

とりあえず今回はここで宿でも取るかーって考えてたら、フォシスさんがちゃんと俺の分も取っておいてくれたらしい。しかもこの辺では最高級の宿を。ありがてぇ。

本人はこんなものでは全然恩を返しきれませんが....とか言ってたけど、全然ありがたいね。

 

 

しかも会計の時に見てびっくりしたけど、使われてる通貨違うやんけ。何がお金に困ってねえだ。今俺一文無しじゃんか。

 

 

「助かるよ。どうやら余程の辺境に篭もりっぱなしだったらしい。まさか通貨すら使えないとは.......」

 

 

「なんと.......では、向こうに着いたら報奨金を出させましょう。大丈夫です。今はまだ代金すら払えていませんが、きちんと報酬はお渡しできると思います」

 

 

ほらまた気を遣わせちゃったよ!いくら知らない世界だからと言って、無知も大概にしろっ!って思われちゃうってば!

 

 

 

はぁ....とにかく、今日はもう休もう。今回の事はちゃんと伝令を通して首都に事前に知らせておくらしい。なるほど、きちんとした場所で報酬とか貰えるのかな。確か冒険者ギルドとかもあったな。それともあれかな?フォシスさんがいるし聖騎士団で貰うのかもしれない。

 

 

 

「ふぅ....疲れたぁ....。やっぱり人前だと、どうしても聖騎士ロールが抜けないな....」

 

 

さて、今日はこの高級そうな個室に泊まるけれど、どうしようか。一応徹夜だったし、休んでもいいんだけど。せっかくだから眠る前に、荷物の整理でもしておくかな。緊急事態の時にすぐ取り出せないと困るし。あとは装備とかの動作確認もしておいた方がいいか。

 

 

「んーと........これはここで、それはこっちで........。

 

 

.......ん?なんだこれ、こんなアイテム持ってたかな....?....って.......は?」

 

 

 

 

 

◾︎〈嫉妬の蛇腕輪〉 世界級(ワールド)アイテム

 

 

 

 

 

 

 

 

 

世界級(ワールド)アイテム

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

世界級(ワールド)アイテム

 

 

 

 

 

 

 

 

!?!?!?!?!?!?!?

 

 

 

 

えっ、何???どういうこと????なんで俺の知らない世界級(ワールド)アイテムなんかがアイテムボックスに!!!?!???

 

 

 

 

 

ちょっ、ちょっと待て落ち着け、もしかしたら気の所為かもしれん。もう一度確認してみよう....。

 

 

 

チラッ..........

 

 

 

 

◾︎〈嫉妬の蛇腕輪〉 世界級(ワールド)アイテム

 

 

 

 

まじかぁ.......。身元不明の世界級アイテムとか怖すぎるんですけど....。なんでいつの間に?

 

 

と言うか嫉妬って何よ、嫉妬マスクの親戚かな?

 

 

 

暫くの間、一人であーでもないこーでもないと唸っていたが、結局分からずじまいで終わってしまった。

 

アイテムの詳細自体は見れるんだけど、

道具上位鑑定(オール・アプレイザル・マジックアイテム)のスクロールを使った場合、全く詳細がわかんないんだよなぁ....。一応他の普通のアイテムや、世界級アイテムにも同じスクロール使ったけど、ちゃんと機能したし。

 

ていうかユグドラシル時代よりも詳しく分かるようになってない?これ。

 

それでも分からないってことは、何かしらの情報系の鑑定阻害の魔法がかかってるとみて間違いないだろうな....。

 

 

 

あ、そうそう。俺が元々持っている方の世界級アイテムは、維持する画鋲(キーピンク・オブジェクト)って言って、強制転移系の罠だったり魔法やスキルだったりを無効に出来る物だ。

 

ただし、運営が何かしらの理由で権限を使った時や、仲間からの転移は防げないという欠点もあるけどね。

 

 

まぁ。ぶっちゃけ仲間からの転移は、むしろ受けられなきゃデメリットだから、本来なら喜ぶべき仕様なんだけど........。

 

 

いや、いくらあいつらでも、流石に異世界転移(こんなこと)はしないはずだ。というか出来ないだろう。だってまずこの世界がユグドラシルじゃないっぽいし。この体だって、万が一幻影で誤魔化し続けたとしても限度があるよな。

 

 

それに最悪電脳犯罪になりかねないから、こう言うのは大体警察とかが対処に当たってるはずなんだけど........未だに何の連絡も無いってことは、やっぱり現実の可能性が濃厚だなーこれ。既に受け入れ始めてたけど。

いや、ていうか俺くらいの身分じゃ、わざわざ行方不明になっても調査しないか............。なんか悲しくなって来たな。

 

 

 

 

 

あぁ........ほんと落ち着ける時間が欲しい........。せめて誰か一から十まで説明してくれ........とは言っても。フォシスさんには大分この世界の事について教えて貰ったしなぁ....。

 

 

せめて早いとこ、他のユグドラシルプレイヤーにでも会えれば話は別なんだろうけど。この調子じゃ、多分誰もいないか....。もしアイツらもこっちの世界に来てるなら、連絡が取れるはずだしな。

 

 

 

あ、なんか呼ばれてる。うん?食事?............あー確かに、いくら食料があるとはいえ限度があるよな。

 

なら、お言葉に甘えて頂こうかな。ちょうどここに来るまでで、おれポテチしか食べてないし、めちゃくちゃ腹が減ってる。どんな食事なんだろう。せめてレーションとか、色がついただけの水とかじゃないといいなぁ....。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

美っっっっっっっっ味!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日

 

 

ローブル聖王国 首都ホバンス 王城

 

 

 

現在、王城はざわめきに包まれていた。

 

 

何故ならば。昨日あまりに必死な形相で城内に駆け込んできた伝令により、フォシス・カストディオ率いる精鋭の聖騎士達や大勢の上級兵士達が、任務完了後に道中発見した民間人を、亜人の本隊と思しき部隊から守る為に交戦中であり、劣勢。

 

 

このままではフォシス諸共全員死亡するとの報を受け、急ぎ精鋭の聖騎士隊を編成して、いざこれから出撃するというところであったからだ。

 

 

 

にも関わらず.........今日やって来た伝令によれば、敵部隊は全滅(物理)し、部隊の人員や民間人は全員無事。このまま首都ホバンスまで帰還するとの報が入ったのだ。

 

 

既におかしいくらいの戦果だが、そこまでならばまだ、あのフォシス・カストディオがいるのだから、奇跡的な武功をあげたのだろうと納得ができる。近々九色を授かると噂されていた男なのだから。

 

 

 

しかし、おかしいのはここからだ。なんとそれらは全てある聖騎士一人によって成し遂げられ、しかも怪我人の治療や()()()()までもして見せたという。

 

 

報告はまだ終わらない。なんと、帰還の道中に何体かの危険な魔獣に混じって、ギガントバジリスクが出たらしいのだが、それすらも倒してしまったと言う。それも犠牲者無しで。

 

 

 

あまりにあんまりな情報から、いくつかはデマなのでは?という憶測もたったが、流石にあの最初の伝令の様子は嘘には見えなかったし、次に伝令がこちらに来ている以上、生存しているのも事実。

 

 

何より、あのフォシスが嘘をつくとは思えないという判断から、一応いつでも出撃できるように、彼らが実際に帰還するまで待機するという結論に至った。

 

 

 

そんな中、聖王国の信仰の中心である大神殿から王城へ移動し、今まさに会議室で、同じく聖騎士団の詰所から移動してきたレメディオス・カストディオと共に、ケラルト・カストディオは国の重鎮たちと顔を合わせていた。

 

その中にはこの国の聖王女、カルカ・べサーレスの姿もある。

 

 

 

ケラルトは、このぶっ飛びすぎている報告を聞き、その優秀な頭脳を持って思考を巡らせていた。

 

 

(一体どういう事なの....?あの人が緊急事態に虚偽の報告なんかするわけないだろうし....。かと言ってそれぞれの分野で姉さんや私に迫るほどの強さを持つ彼でも苦戦する、亜人の本隊を易々と全滅させるなんて....)

 

 

フォシス・カストディオという人間は、自分たち姉妹の従兄弟であり、またそれぞれの分野の先生でもある。(師匠とは呼ばない、自分達の方が強いので)

 

 

文字通り、その辺の兵士や聖騎士、亜人相手なら一騎当千(レメディオスは除く)と言っても差し支えは無いし、人柄も申し分ない。まだまだ政敵の多い自分達の立場が、彼の人柄のおかげで民からの厚い支持になっている事は間違いないだろう。

 

 

 

おかげで、他の政敵は軒並みこちらに手が出しづらい状況になっている。もし彼がいなければ、今後の聖王国は、聖王女の人気が万全になるまで、大分我々の立場が危うくなるだろう。聖王国自体も南北に別れてギスギスし始めるかもしれない。

 

 

そんな彼が、よりにもよって素晴らしいと評価する命の恩人である聖騎士らしき人物。もしこの国の聖騎士ならば、聖王女からの労いの言葉でなんとかなるだろうが、そんな人材ならばとっくのとうに自分が把握している。

 

 

一応グズターボやイサンドロなどの聖騎士団副団長達にも聞いては見たが、知らないという。姉はどうせ団員全ては把握していないだろうし、何より先程から「フォシスより強いのか!手合わせしてみたいな!」と呑気に盛り上がっているので、あてにはならないだろう。

 

 

これでも、最初の報せを受けた時は、血相を変えて一人で飛び出して行きそうなくらいだったから、そう考えると今は安心しきっているらしい。なんだかんだで従兄弟のことを心配しているようだ。かく言う自分も、当時は流石に焦ったが。

 

 

(姉さんや何人かの重鎮はバカだから気づいてないみたいだけれど、伝令の報せによれば報奨金を用意しておいてくれと言っていた。あの人も少しだけ姉さんに似てバカだから、丸め込まれてる可能性も無くはないけど、少なくとも治療してくれた分の代金はどうにかしないとよね....。それに蘇生........か)

 

 

どうやら辺境の聖騎士とやららしいが、本当にそうだろうか?他国の可能性がある以上、何らかの差し金の可能性もあるのでは無いか?

 

 

それに例え違ったとしても、じゃあ今までどこに居たのかという話になる。いずれにせよ怪しさしか感じないのだ。

 

 

(一応私がいるから踏み倒そうと思えば出来るけれど、今の状況でそんなことをすればあの人や私達のイメージが下がる....。もしかしてそれを予想した上で、わざわざギリギリのところで助けた....?............そうだとするなら、中々厄介な相手の可能性もあるわね....)

 

 

本当に金だけで済めば良いが、それにしたって今の聖王女の動かせる資産には限度がある。現在はカリンシャの防壁の完成一歩手前だし、余計な出費はできる限り避けたい。

 

 

「カルカ様、どう致しますか?一先ず出迎える準備はしておくべきだと思いますが」

 

 

「そうですね。我が国の民や聖騎士達、それにフォシスさんを助けてくれたのですから、できる限りのお礼はしましょう」

 

 

「フォシスよりも強いなら、私も一度戦ってみたいな!あいつらはいつ到着するんだったか?」

 

 

「予定通りならば明日の昼前くらいとの事です。姉さんはなるべく事が終わるまで、大人しくしていて?」

 

 

「むぅ....」

 

 

「あらあら、ふふっ」

 

 

この姉の無鉄砲さは相変わらずだが、今はそれが癒しに感じる。恐らくは、カルカ様も同じことを思ったのだろう。

 

 

 

まだ不安は拭えないが、やんごとなき身分の可能性もある以上は、きちんと出迎えなければ外交上は失礼に当たる。何よりも恩人を無碍にするのは、カルカ様の顔に泥を塗ってしまう。それだけは避けなければ。

 

他の政敵連中に言いよる隙を与えてはいけない。

 

 

 

それにもしフリーな身分であれば、聖王国で囲って、強大な戦力とすることも出来るかもしれない。

 

まだ完全に亜人などの脅威が消えていない以上は、貴重な人材となってくれるはずだ。蘇生魔法が使えるということは、最低でも第五位階魔法が使えるということだし、出来れば自分もその人物と魔法談義がしてみたい。

 

 

 

不安と期待を胸に秘めながら、ケラルトは出迎えの馬車を出すようにと指示を出す。出来れば友好的に接して取り込みたいと、少しの野望を画策していった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やぁ(*´-ω・)ノ

みんなおはよう

 

 

龍と星振りの聖騎士(笑)

ノグナス・リーティス・インドラだよ

 

 

 

今日はお昼前くらいに首都ホバンスに着くらしい。今自分達がいるプラートってところに馬車が迎えに来るんだそうだ。まぁ、少しでも早く着くために今日はこっちからも馬車で行くらしい。途中で質のいい馬車に乗り換えるとか言っていた。

 

 

 

そういえばこの国で言うと、俺って正確には聖騎士じゃないやんって事にあとから気づいちゃった。

 

 

 

でも今更言ったことは取り消せ無いので、とりあえずは辺境で何となく使われてた言葉だから適当に名乗ってたら、本当に聖騎士の力に目覚めたって言う設定が生えました()

 

 

 

もうね....ここまで来ると色々と諦めがついてくるんだ。どうせならいっそ、立派な聖騎士ロールをしてみせようと意気込んで、とりあえず設定を作りこみました。これ以上怪しまれると流石に誤魔化しようがないしね。

 

 

 

まず、彼らの話から推測するに、この世界の強さは、難度ってやつをだいたい3で割ると、大凡のLvがわかるっぽい。

 

一般人は1~3Lv程度。兵士や聖騎士でもせいぜいが6~12Lv、兵士や聖騎士の中でも強い人は18~20Lvくらいあるみたいだけど稀にしか居なくて、何故かめちゃくちゃ強いフォシスさんやこの国の九色と呼ばれる人達は、非戦闘員を除くと、25~35くらい。

 

で、亜人達も大したことない奴らなら10~15くらいの実力しかないんだと。あの本隊はだいたい20~25くらいで俺の予想は多分当たってた。あの指揮官の....オロ....オロ........オロンドはだいたい30Lvくらいかな?

 

 

 

それから各国家では冒険者やワーカーって言うのがいるらしい。等級によって強さは異なるとか。この辺の強さも全部くまなく聞いて、把握したから問題ない。

 

 

特にその中でも強くて有名なのが、

王国のアダマンタイト級冒険者の蒼の薔薇と朱の雫。帝国の漣八連と銀糸鳥、竜王国のクリスタル・ティアと、まぁこんなものだ。

それより竜王国が超気になるんだよな....。

 

ワーカーだったら竜狩り、ヘビーマッシャー当たりだろう。

 

 

あと周辺国家で名を馳せているのは、ガゼフ・ストロノーフって言うリ・エスティーゼ王国最強の戦士と、バハルス帝国宮廷魔術師で逸脱者って呼ばれてる三重魔法詠唱者(トライアッド)のフールーダ・パラダイン、あと帝国四騎士。

他にもブレイン・アングラウスだとか、武王だとかがいるらしい。

 

 

法国って言う国は人間国家最強らしいんだけど、秘密主義な国らしくて殆ど詳しいことが分からないらしい。なんだそりゃ。

............まぁ自分としては、そんな神秘的なところはとても興味あるんだけども....。

 

 

あとは、この辺だとカルサナス都市国家連合。アーグランド評議国って言う亜人達や異形種が多い国があるらしい。その辺にはドラゴンもいるとか。確かに人間だけの国家よりも強そうだな。

 

 

アゼルリシア山脈ってところにも霜の竜(フロストドラゴン)がいて、ドワーフの王国もあるらしい。

 

 

そのアゼルリシア山脈の他にも王国の北側には、

トブの大森林って言う魔境があるらしい。そこには森の支配者である東の巨人、西の魔蛇、南の大魔獣ってのが居るんだとか。うーん、オカルト好きとしては是非とも行ってみたい。

いや、既にオカルト満載な世界や現象だけども。そういうことじゃないんだよな。

 

 

そういうUMAみたいなのは是非とも見てみたい。

 

 

 

伝承や神話なんかも含めると、十三英雄や魔神達。

八欲王や六大神というのがいるらしい。けど、なんだかこいつらって....プレイヤー?いやそんなわけはないか。ここら辺に関してはまだ情報が足りないな。

 

 

 

ふむ、だいたいの基準は分かったんだけど。そうなると俺大分不味いこと言っちゃってるんだよな。

既に第七位階の蘇生魔法が使えるとか宣ったし、逸脱者のフールーダは第六位階までしか使えないとか言うじゃないか。

 

 

なんで第六位階までなんだよ!もっと上の位階使え!(理不尽)

 

 

 

こうなったら法国っていうのが、めちゃくちゃ強くあってくれることを願うしかないな....。

 

 

 

ということで、法国出身って事にしてもいいんだけど。どうやら法国は人間至上主義っていうのらしくて、しかも聖王国と宗教関係で険悪と来た。流石にこれじゃあ無理だなと思って別の設定にした。

 

 

 

 

まず、俺は辺境で聖騎士をやってるLvが50くらいの人間で、数年前に第七位階の蘇生魔法を修めた逸脱者。

 

俺のいた辺境では、あまり人の出入りがないせいで世情に疎く、また強力なモンスターが日常的に湧くから自然と強くなったと。

 

 

その中でも俺は一番強くて、腕を試す為と人助けの旅に出る為に最近になって外に出てきたと。

 

 

ところが、余程長い事その辺境が外界との交流を絶っていたのか知らないが、気づけば辺りに国が出来ていた。使われている通貨も持っていないし、どうすれば良いか途方に暮れていた所で、亜人達と戦っているフォシス達を発見。そのまま参戦し、以降合流して共に首都ホバンスへ....と。

 

 

 

まぁこんな感じでいいんじゃないだろうか。

もしなんか都合の悪いことがあったら知らないで突き通す。ほんとに知らないしな。辺境が外界と交流を絶っていた年数はこの国の建国からの時期に合わせて大体200年位って事にするか。

 

 

あと、容易に辿り着けないところにあるから調査はあんまりしない方がいいって念を押しておかなくては。

俺ぐらい強くないと死んじゃうよってアピールしとけば、簡単には調べられないだろ。

 

 

 

と、そんな事を説明している間にどうやら交代の馬車と鉢合わせたらしい。なるほど。次はこれに乗り換えるのね。........なんか豪華じゃない?首都からの馬車だからその辺の街よりも立派なのかな?

 

 

 

 

 

よし!それじゃあ首都ホバンスへ、行くぞー!

 

 

 

 

 

 

...............................

 

 

 

 

...............................

 

 

 

 

...............................

 

 

 

 

 

 

おっ、着いたんだ。ふむふむ、凄いな。門を顔パスかぁ。まぁフォシスさんって実は聖騎士団の中でもそこそこ上の立場の人なんだろうなきっと。

 

 

 

 

 

 

 

............................

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あの....すいません........。俺の目が幻覚見てる訳じゃないなら、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれって王城じゃないですか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

王城の前に、一台の馬車が停止する。御者が扉を開け、中からは精鋭聖騎士筆頭のフォシスと、輝かしい金髪をたなびかせた、美しくもがっしりとした肉体を持つ、淡い黄金の龍の意匠が施された鎧を着た、感じのいい偉丈夫が降りてくる。

 

 

決して悪い訳ではなく、むしろどちらかと言えば顔の良い方のフォシスと比べても、より美しい容貌をしているその男性は、まるで精巧な作り物の様な顔立ちをしている。

 

 

恐らくフォシスと共に街を歩けば、一日で首都中に噂が広まっているだろう。

 

 

わざわざ王城のすぐ前に止めたのは、そういった配慮もあったのかもしれない。尚、フォシスはそんな事考えていないし、隣を歩くノグナスも同様である。

 

 

 

これはケラルトによる、もし立場のある人間相手だった場合に、待遇に関して文句を言われないようにするための仕込みにすぎない。

 

 

しかしケラルトの考えなど露知らず、フォシスは呑気に案内しているし、ノグナスは何で自分が王城に直接招かれたのか分からなくて、内心焦りまくっていた。

 

 

 

何人かの兵が周りに同行し、そのまま移動を開始。

暫くして、彼らはいくつかの階段を登った先、少し進んだところで、大きな扉の前に来て止まる。

 

 

扉を開けると、中には奥の方まで敷かれているカーペットがあり、その先には玉座らしきものが置かれている。そこには美しい女性が座っていて、一番近くには法衣を纏った女性と、鎧を纏った女性がいる。その周囲に、何やら豪華な服に身を包んだ人達がいて、彼らを見ている。

 

 

 

ノグナスは政治などには疎いが、それでも何となくここにいる人物達が、この国の偉い人々だと直感で理解した。

 

 

 

 

 

彼はもう既に帰りたくて内心で震えている。

 

 

 

 

そんな彼の心情を無視して、一番奥の玉座に座っている、綺麗な金髪をした女性がこちらを見つめてくる。

 

少しの距離を進んだ後、唐突に隣にいるフォシスが、膝を着いて頭を下げた。

 

 

 

 

 

 

彼は更に帰りたくなった。

 

 

 

 

 

緊張で体が動かないので膝を着くことも出来ずにいると、何やら玉座に座っている女性の近くにいる、法衣を着た女性と鎧を着た女性が睨んできている様な気がした。と言うか、鎧を着ている方は確実に睨んできている。

 

しかも周りの人達の反応も思わしくないため、流石に頭を下げようとするのだが、やはり動けない。

 

 

すると、少しだけ驚いた様な表情を見せた玉座に座った女性だが、すぐに柔らかい表情になり、「フォシス・カストディオ、面を上げてください。そこのお方も、楽にしてくださいね」と言ってきた。

 

 

 

(は〜!?!?なんだよこれ何の公開処刑だよ!!?

ていうか多分あれ、例の聖王女様では!?何で事前に会うって言ってくんなかったんだよ!?

 

つーかフォシスあんたカストディオって言うのかよ!?めちゃくちゃ重要人物じゃねーか!!!先に教えとけや!!!!

 

あーもう申し訳無さすぎて消えたい!つーか聖王女様美人だな!てことはそれぞれ隣にいるのがカストディオ姉妹か!この野郎!なんてこった!!!)

 

 

脳内が忙しいノグナスに代わり、ずっと膝を着かないのに疑問を覚えたのか、面を上げたフォシスが先に言葉を発する。

 

 

「はっ。フォシス・カストディオ、ただいま任務より帰還致しました。無事聖騎士及び兵士全員と首都ホバンスへ到着。民間人も死傷者はおりません。伝令の報せの通り、こちらの御仁が協力してくれたおかげで、民間人を安全に保護、さらに亜人の本隊を撃破することが出来ました」

 

 

「ご苦労さまでした。聖王国の聖騎士として、誉高いその功績を称え、後ほど褒賞を与えます。さて、そちらのお方。名前を教えて頂けますか?」

 

 

普段ならば、自虐しながら結局はキザな聖騎士ロールをかますのだが、今彼は極度の緊張から、ええいままよ!といつもよりも何故か自信を持って、自分から進んで聖騎士ロールをしていた。

 

 

「我は龍と星振りの聖騎士、

ノグナス・リーティス・インドラである。貴女は?」

 

 

どう考えても、一国の王女に対する口の聞き方では無いが、どうせなら設定に忠実に行くところまで行ってしまえ!と彼は吹っ切れた。

 

 

「そうですね、申し遅れました。私はこの国で聖王女を務めております。カルカ・べサーレスと申します。以後、よろしくお願いしますね?インドラ様」

 

 

 

そのやり取りを聞いて周囲のものたちは、無礼だと捲し立てようとするが、法衣の女性と、その女性に目配せをされた鎧の女性に威圧されて、思わずそう言ってしまうのを抑えられる。

 

 

ここで、ようやく事態の重大さに気づいたフォシスが、あわあわし始める。その様子を見たカルカは、あらあらという表情をしており、法衣の女性の方は、何やら顔に手を当てて渋い表情をしている。尚、鎧の方の女性は、一転してキョトンとしている。

 

 

すると法衣の女性が、ゆっくりと口を開く。

 

 

「あの、ちょっとよろしいでしょうか。

もしかして........。にいさ........フォシスさん?貴方、私達のことを説明していないのですか?」

 

 

その言葉を受け、ハッとした表情になったフォシスは慌ててノグナスの方を見る。ノグナスの責めるような視線に気づき、ようやく理解したらしい。

 

 

「....申し訳ない。完全に説明するのを失念しておりました....。というか、そういえば自分がカストディオだとすら、こちらの御仁に名乗っていなかった気がします.......」

 

 

いたたまれなくなったのか、再び頭を下げて、逃げるように視線を逸らすフォシス。なにやら誰かが、「兄さん....何てミスを....」と小声で周囲に呟いている。ちなみに超絶耳のいいノグナスと近くにいるカルカ以外には聞こえていない。

 

 

法衣の女性が続きを話し始める。

 

 

「なるほど....。では、一先ずこの場では、

これにて謁見を終了とさせていただきます。二人は下がるように」

 

 

(た....、助かったー!!!)

 

 

もしこのまま続けていたら、間違いなく緊張でノグナスの胃が死んでいたので正しい判断である。ついでに

フォシスもなんとか責任逃れができそうでホッとしている。

 

 

「あ、フォシスさんは後でまた私達の所まで来るように」

 

 

訂正、逃れられないようだ。フォシスはノグナスと同じく震えるようになってしまった。

 

 

実を言うと最初からノグナスの方は震えているのだが、彼の鎧と滲み出るオーラのおかげで震えは誤魔化され、それから無表情だが、美しい顔のおかげで無様な顔は晒さずに、堂々とした振る舞いをしているようにしか見えていない。

 

尚、ケラルトには見抜かれている。

 

 

 

そんなこんなで、一先ず謁見は終了した。

 

 

 

その後フォシスは別の部屋で、ケラルトに自覚が足りないと、たっぷりと怒られていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

聖王女カルカ・べサーレスは、ケラルトから例の聖騎士が王城にて謁見するとの旨を聞き、玉座にて、期待に胸を膨らませていた。

 

 

「ふふ....どんな人でしょうか........素敵な方だといいのだけど。フォシスさんが信頼している方ならば、きっと素敵な方なのでしょうね........」

 

 

まだ自分の若さには余裕があるが、そろそろいい人を見繕っておきたい。できれば優秀で、尚且つある程度自身と一緒になっても大丈夫な身分の人の方が、対外的には面倒がなくていいのだが、そんな人は中々現れない。

 

 

よしんばいた所で、そういう人達は政敵なことが多く、立場だけを狙っている連中も、ケラルト達に遠ざけられている。

 

 

そもそも個人的には、あまり威張るような人は好きでは無いし、どちらかと言えば庶民派な感覚の相手が好感が持てるのだ。

 

 

そんなこともあってか、自分と意気投合する相手は中々見つからず、忙しいのもあって、結局今まで浮いた話もないままこの歳になっている。このまま行くと、将来は結婚のことばかりを憂うようになるのではないかと、若干不安に思い始めていた。

 

 

件の聖騎士は、どんな人物だろうか。もし良さそうな人ならば、アプローチしてみるのも手かもしれないなと、密かに考えている。

 

 

ケラルトが様々な謀略などの可能性を考えている間、彼女は自分の婚期について(そんなこと)を考えていた。

 

 

やがてフォシスが扉を開けて、例の聖騎士と共に玉座の間に入って来た。

 

 

素晴らしい意匠の鎧を着た、感じのいい偉丈夫だ。

物凄くイケメンな顔と、自分と同じ美しい金髪に、一瞬目を奪われてしまった。

 

 

(いけない、いけない........思わず見とれてしまったわ。でも本当に美しい殿方ね。見た目的には凄いストライクなんだけど............これは奥さんとか居そうだわ........)

 

 

心の中でかぶりを振り、一先ず面を上げさせなければと前を見る。

 

 

「フォシス・カストディオ、面を上げてください。そこのお方も、楽にしてくださいね」

 

 

しかし、この時点で違和感に気づいた。よく見ればそう、彼は膝を着いていないのだ。どういうことだろうか。こちらが何か不手際でもしてしまったか?しかしだとしても、余りにも非常識ではあるが........。

 

 

ただ、それは報告にあったかの聖騎士の人物像には合わない。もしかすると、何か理由があるのかもしれない。

 

見れば、彼は全く動じることなく、こちらを静かな面持ちで見ている。もしかすると、私達を見定めているのかもしれない。そうだとするならば、気を引き締めなければ。

 

 

フォシスからの一応の形式的な報告を受けた後、話に出てきた聖騎士に対して話を振る。これで反応をみてみよう。

 

 

「ご苦労さまでした。聖王国の聖騎士として、誉高いその功績を称え、後ほど褒賞を与えます。さて、そちらのお方。名前を教えて頂けますか?」

 

 

するとその聖騎士は、堂々とした態度と口調でこう答えた。

 

 

「我は龍と星振りの聖騎士、

ノグナス・リーティス・インドラである。貴女は?」

 

 

この荘厳な場でも堂々とした振る舞い、王女に対しての態度。そして言い慣れた流麗な口上からして、やはりケラルトが予想していた通り、貴き身分の可能性も出てきた。しかし、問題はそこでは無い。

とりあえずは、自分も自己紹介をする。

 

 

「そうですね、申し遅れました。私はこの国で聖王女を務めております。カルカ・べサーレスと申します。以後、よろしくお願いしますね?インドラ様」

 

 

なるべく失礼のないように、しかし相手の印象に残るように恭しく挨拶する。

何やら他の者たちが一瞬騒がしかったが、ケラルトとレメディオスが抑えてくれている。ならば、これは好機とみたカルカは、一気に畳み掛けようとする。

 

 

しかしそれは、他ならぬケラルトによって止められてしまう。

 

 

「あの、ちょっとよろしいでしょうか。

もしかして........。にいさ........フォシスさん?貴方、私達のことを説明していないのですか?」

 

 

どうやらフォシスが私達に謁見する事を伝え忘れていたらしい。それならそれで動揺しそうなものだが、余程肝の据わった人物なのだと、目の前の人物の評価を上げる。

 

 

「兄さん....何てミスを....」

 

 

ケラルトが呟いているが、ある意味彼のことを少し知れたので感謝している。ケラルトにはこの事は黙っておこう。

 

 

だが、肝心なところがまだわかっていない。出来ればまだもう少し彼について知りたいのだが....。

 

 

「なるほど....。では、一先ずこの場では、

これにて謁見を終了とさせていただきます。二人は下がるように」

 

 

そんな事を考えていたらケラルトが上手いこと謁見を終わらせてくれた。恐らく再度私達だけで彼らと話す為だろう。

流石はケラルトだと思いながら、何を話そうか考える。出来れば仲良くできるといいのだが。

 

 

 

.............................

 

 

 

 

.............................

 

 

 

 

暫くして、フォシスがケラルトに一通り怒られた後。

小さな会議室程度の大きさの部屋にて、自分とケラルト、レメディオス、そしてフォシスの4人で、インドラ様を出迎える。

 

詳しい話を聞かせて貰うついでに、彼についても聞きたいのだ。

 

 

 

ケラルトは興味なさげにしているフリをしているが、魔法について話したいのかソワソワしている。レメディオスも手合わせがしたいのか違う意味でソワソワしている。もしかしたら自分もそうかもしれない。

ちなみに、フォシスはケラルトにこってり絞られたせいか、椅子に項垂れている。

 

 

「改めまして、私がカルカ・べサーレスです。インドラ様....でよろしいですね?此度は本当に感謝しています。是非、働きに見合う出来るだけの報酬を約束しましょう」

 

 

「ならば俺も改めて名乗ろう。ノグナス・リーティス・インドラだ。好きに呼んで貰って構わないとも、べサーレス王女。

報酬の件、ありがたい。助かるよ。それと、無作法な言葉遣いで済まないな。何分国とは、住んでいる所が200年の間縁がなかったのだ」

 

 

「お気になさらず....。貴方は恩人なのですから。それではノグナス様と呼んでもよろしいでしょうか。それと、私のことはカルカと呼んでくださって構いません」

 

 

いきなり名前呼びは攻めすぎかもしれないが、こういうのは行ける時に行った方がいいのだ。ケラルトがなぜかこちらを見ているが、無視だ。

 

 

「ああ、ではカルカ殿、よろしく頼む」

 

 

そうして、聖王女達と聖騎士の対談は始まった。

 

 

 

 

 

 

 

continue....




アイテム詳細
◾︎世界級アイテム
維持する画鋲(キーピンク・オブジェクト)
強制転移系の罠だったり魔法やスキルだったりを無効に出来る物。
ただし、運営が何かしらの理由で権限を使った時や、仲間からの転移は防げない。単なる金色の画鋲にしか見えないが、破壊不可能であり、何かに刺せば、その物質は固定されたままこれを抜かない限り、どんなことをしても動かない。

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今回は少し長めでした。
次回の話が終われば一旦、side―パラディン―から変わって、別sideの話になります。

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  • 一話ごとは長め、投稿頻度は遅め。
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