エレン達が、俺たちの村から去った後、俺たちは、村の開発を着々と進めていた。
カイジン達が、衣類、住居、道具作成を進めて、リグルド達、ゴブリン・ロードによって、村の統治を行う流れが出来上がっていた。
その間、俺たちは、一つの天幕へと入っていった。
誰も通さない様に頼んである。
リムルは、シズさんの仮面とマナさんが持っていた杖を取り出す。
イフリートとフーパの暴走の際に、ヒビが入っていたが、修復出来たらしい。
ルーク「シズさんの仮面とマナさんの杖、直ったんだな。」
リムル「ああ。2人とも、直ったぜ。」
シズ「うん、ありがとうね。………それと、お願いがあるんだけど………。」
リムル「お願い?」
マナ「私の杖とシズの仮面、2人が受け取ってくれないかな?」
シズさんとマナさんは、俺とリムルに対して、そう言ったのだ。
リムルは、シズさんに聞く。
リムル「………それって、シズさんの大事な物なんじゃ………。」
シズ「今の私には、必要ない物だから。スライムさんに受け取って欲しいんだ。」
ルーク「良いのか?」
マナ「うん。」
リムル「ああ。受け取るよ。」
ルーク「分かった。」
リムルはシズさんから、仮面を受け取り、俺はマナさんから、杖を受け取った。
そして、三人に話しかける。
ルーク「さて。実は、三人には渡したい物があるんだ。」
リムル「渡したい物?」
シズ「私たちに?」
マナ「何を?」
ルーク「これだ。」
そう言って、俺が取り出したのは、3基の戦極ドライバーだ。
リムル「これって、ルークの戦極ドライバーじゃないか!?」
ルーク「ああ。まあ、厳密には、俺のじゃないんだがな。」
シズ「どういう事?」
ルーク「戦極ドライバーは、最初に装着した人しか使えなくなるから、まだ、誰の物でもないって事。」
そう。
戦極ドライバーの初期型は、最初に装着した人に登録されて、それ以外の人には使えなくなるのだ。
マナ「そうなのね。」
ルーク「三人には、これを渡そうと思ってたんだ。」
リムル「良いのか?」
ルーク「ああ。特に、マナさんとシズさんに関しては、戦う力が必要だろ?」
シズ「ありがとう。」
マナ「受け取らせてもらうわ。」
そう言って、三人は戦極ドライバーを受け取る。
三人が腰に装着すると、フェイスプレートに仮面ライダーの顔が浮かぶ。
リムルはバロン、シズさんはイドゥン、マナさんは、鎧武や斬月の様な和風テイストの仮面ライダーの横顔が映る。
知恵之実に聞いてみる事にした。
ルーク『知恵之実さん。マナさんの仮面ライダーは何なの?』
知恵之実『解。個体名、マナの仮面ライダーは、仮面ライダー
ルーク『煌鎧?』
知恵之実『是。梨のロックシードを使わせるべきでしょう。』
なるほどな。
俺は、マナさんに話しかける。
ルーク「マナさん。」
マナ「うん?」
ルーク「マナさんの仮面ライダーは、煌鎧って言うんだけど、剣を使う仮面ライダーなんだ。大丈夫?」
マナ「大丈夫よ。空間の魔術師なんて言われてたけど、剣も使ってたし。」
ルーク「そっか。」
そうして俺は、リムルにバナナとマンゴーを、シズさんには禁断のリンゴを、マナさんには梨のロックシードを渡す。
知恵之実さん曰く、梨のロックシードのアームズウェポンは、大橙丸と似た武器である幸水丸という武器らしい。
その後、俺たちはヴェルドラが居た洞窟へと向かう事にした。
向かう途中、リグルドが話しかけてくる。
報告をしに来たのだ。
リグルド「報告は以上です。」
リムル「ああ。ありがとさん。」
ルーク「報告ご苦労。」
リグルド「ああ、それと。」
「「ん?」」
リグルド「………リムル様は、今日もご食事の必要がないのでありますか?」
リムル「ああ。どうせ、スライムの体じゃあ、味なんてしない………。」
ルーク「おい。今、人間の姿を得ただろ?」
リムル「あっ!リグルド!」
リグルド「はっ。」
リムル「今日から、俺も一緒に飯を食うよ!」
リグルド「なんと!では、今日は宴会ですな!」
ルーク「ああ。頼む。」
リグルド「はっ!」
そう言って、リグルドは去っていく。
そう、リムルは、スライムの姿では味がしないので、これまで食事には参加しなかったのだ。
ちなみに、俺は、味を感じる事は出来たが、流石にリムルが不憫なので、俺も食事をしていない。
俺たちは、今日の夕飯の事を考えながら街の外へと向かうと、リグル達がいた。
リムル「よう、リグル。」
リグル「リムル様!ルーク様!シズ殿!マナ殿!」
ルーク「食料調達、ご苦労様。」
リグル「ありがとうございます。これから、森へ向かう所です。」
ルーク「今夜は宴会だ。美味しそうな獲物を頼む。」
ゴブタ「今日は、リムル様達も食べるっすか?」
リムル「おうよ!なんせ、この体には味覚があるからな!」
ゴブタ「いっぱい食べたら、おっぱいも育つっすかね?」
ゴブタがそんなセクハラ発言をすると、リムルに思いっきり蹴られる。
まあ、自業自得だし。
それを見たリグルは、すぐに頭を下げる。
リグル「すいません!ゴブタには、きっちり教育させるので!では、特上の牛鹿をご用意しましょう。」
ルーク(牛鹿………牛と鹿が合体した様な動物の事か?)
リムル「おう、頼むな。」
リグル「お任せ下さい!最近は、森の奥から移動してくる魔獣が多いので、獲物は豊富なんです。」
ルーク「………何かあったのか?」
リグル「いえ。環境の変化によって、魔獣の移動がありますからね。大した事は無いと思うのですが。」
そういう魔獣の移動がある場合は、何か強い存在に追われて、移動するという場合があるからな。
つまり、何か強い存在が居ると警戒した方が良さそうだ。
すると、リムルの影から、嵐牙が現れる。
恐らく、思念伝達で、嵐牙を呼んだのだろう。
嵐牙「お呼びですか?我が主。」
リムル「嵐牙。リグル達と森に同行してくれ。」
ルーク「何も無いとは思いたいが、念の為に、俺からも頼む。」
嵐牙「心得ました。お任せ下さい。遠慮はいらぬ。我を連れてゆけ、リグル殿。」
そう言う嵐牙。
かっこいいのだが、尻尾をブンブンと振っていると、ただの犬にしか見えない。
俺たちは、リグル達を見送って、ヴェルドラの洞窟へと向かう。
封印の洞窟に到着して、俺たちは、リムルの方を見ていた。
シズ「ここが、ヴェルドラが封印されていた洞窟……………。」
マナ「何をするの?」
リムル「ちょっと、俺たちが変身する仮面ライダーについて、確かめたくてな。」
ルーク「まあ、流石にぶっつけ本番で行くわけにはいかないしな。」
そういう事だ。
俺たちは、それぞれの仮面ライダーを確かめる。
リムルのバロンも、シズさんのイドゥンも、マナさんの煌鎧も、3人とも使いこなしていた。
知恵之実さん曰く、シズさんもオーバーロードになった事で、禁断のリンゴロックシードの副作用は無くなったそうだ。
シズさん曰く、『マナは、空間の魔術師なんだけど、接近戦に持ち込まれた際に備えて、ある程度剣術も習っていた』そうだ。
俺も、マツボックリやドングリなどの他のロックシードを試していた。
ちなみに、スイカロックシードは、機能停止状態になっており、次に使うには、もう少し時間がかかるそうだ。
しばらくして、休憩がてら、シズさんとマナさんの2人に聞く。
リムル「なあ、シズさん、マナさん。」
シズ「どうしたの?」
リムル「実は、2人の事は、占いで知ったんだけど、その時に、5人の子供が居たんだけど、何なんだ?」
リムルの質問に対して、2人は顔を見合わせて、答える。
シズ「…………その子達は、国によって召喚されたんだけど、不完全な状態で召喚されたから、大量の魔素で死んじゃう。」
マナ「だから、私たちは、あの子達を助けたいの。」
そう語った。
2人曰く、不完全な状態で召喚された十歳未満の子どもは、数年もしない内に大量の魔素によって死んでしまうらしい。
それを、国は召喚したのにも関わらず、捨てたのだ。
それは、到底許される行為ではない。
だが、救う手段は、2人が知っていた。
というより、シズさんとマナさんの2人こそが、その証拠なのだ。
精霊と同化させれば、死を免れる事が出来るらしい。
ただ、2人が上手く行かなかった理由としては。
シズ「私とイフリート。マナとフーパとは、馬が合わなかったんだと思う。」
マナ「イフリートとフーパは、魔王レオンへの忠誠心が強かったから。」
と、語っていた。
2人は、魔王の一人、レオン・クロムウェルを憎んでいたらしく、イフリートとの不一致が、寿命が縮まった結果になってしまったのだろう。
俺としては、その子達を助けたいと思う。
突然異世界に召喚され、捨てられたのは、余りにも不憫だ。
だが、魔王か……………。
そう簡単には会えないよな。
そう思っていると。
嵐牙『リムル様!ルーク様!』
ルーク『嵐牙!?思念伝達か!』
知恵之実『個体名嵐牙からの思念伝達。声音から、救援要請と推測。』
ルーク『嫌な予感が的中したか!救援に向かうぞ!』
知恵之実『了。』
嵐牙からの思念伝達を聞いて、俺とリムルは立ち上がる。
ちなみに、俺も思念伝達を習得していた。
リムル「シズさん、マナさん、行くぞ!」
シズ「どうしたの?」
ルーク「嵐牙達が襲われているんだ!助けに行こう!」
マナ「ええ!」
リムル「ルーク!一応、これをつけとけ!」
リムルはそう言って、俺にシズさんの仮面を投げ渡す。
ルーク「この仮面は?」
リムル「複製品だ!一応、お前も
ルーク「分かった!」
俺は仮面を付け、嵐牙達の元へと向かって行く。
すると、ゴブタが転がってくる。
ルーク「ゴブタ!大丈夫か!?」
ゴブタ「斬られたっす!超痛いっす!!」
リムル「落ち着け。傷は浅い。」
周囲には、警備班が倒れており、その先には、二人の人物が。
人間では無い事は確かで、見た所、角が生えている。
ルーク「なんだ、お前ら?」
ゴブタ「あっ!リムル様とルーク様じゃないですか!心配で来てくれたんすね!」
リムル「そうだな。元気そうだし、回復薬はいらないな。」
ゴブタ「冗談っす!欲しいっす!」
ルーク「素直にそう言えば良いのに。」
俺はそう呟いて、ゴブタに回復薬をぶっかける。
ゴブタが回復される中、嵐牙は、大槌を持った者と2本の刀を持った者と交戦していた。
嵐牙がその二人に向かおうとした瞬間、地面から炎が立ち上り、嵐牙は怯む。
木々の間に、桃色の髪の人物がいて、その指先から炎が出ていた事から、あの炎は、その人物による物だと思う。
リムル「嵐牙!」
リムルは、嵐牙を呼ぶと、嵐牙はすぐに戻ってきた。
嵐牙「主達よ!申し訳ありません。我が居ながら、この様な………!」
すると、武器をぶつけ合う音が聞こえてきて、そちらを向くと、リグルが、紫色の髪の人物と緑色の髪の人物と交戦していた。
緑色の方は、弓矢を使っていた。
だが、リグルが劣勢になっていた。
リムル「戻れ、リグル!」
リグルは、リムルの呼びかけにすぐに応じて、こちらに戻る。
見た所、重傷ではないな。
リグル「リ、リムル様、ルーク様!申し訳ありません………!」
リムル「安心しろ。あとは俺たちに任せて、ゆっくり休め。」
リグル「ありがとうございます………。」
ルーク「嵐牙。倒れている者たちは、どうしたんだ?」
嵐牙「はっ。魔法によって眠らされています。あの桃色の髪の仕業です。」
嵐牙が視線を向ける先には、襲撃者達が全員揃っていた。
数は七人。
その内、武器を持っているのは六人で、桃色の髪の人物は、魔法による支援の役割だろう。
多分、全員が強い。
これは、変身する事も考慮に入れるか。
すると、リグルが口を開く。
リグル「面目ありません。まさか、
ルーク「
マナ「確かに、
やはり、人間では無いな。
それも、
だとすると、かなり厄介な事になりそうだな。
まあ、まずは対話から。
リムル「おい、お前ら。事情は知らないが、うちの者が失礼したな。」
ルーク「話し合いに応じる気はないか?」
俺たちの問いかけに、
実力差は明白。
だが、ゴブタとリグルの二人は致命傷ではないし、他の連中も眠らされている。
何か、理由があるのか?
すると、リーダー格の
大鬼族「正体を現せ!邪悪な魔人どもめ!」
「「は?」」
そのリーダー格の言葉に、俺たちは首を傾げる。
リムル「お、おいおい!ちょっと待て!俺たちが何だって!?」
ルーク「どういう意味だ!?」
大鬼族「魔物を使役するなど、普通の人間に出来る芸当ではあるまい。見た目を偽り、
大鬼族「正体を現せい!」
大鬼族「黒幕が直々に出向いてくれるとは、好都合な物。」
えぇぇぇ………。
ていうか、まあ、見た目を偽ってるのは、合ってるなぁ………。
人間としての姿だけでなく、仮面ライダー鎧武としての姿もあるしな。
ルーク「ちょっと待て………。」
大鬼族「ふん。答えを聞くまでも無い。貴様らの正体は、仮面が物語っている。」
「「仮面?」」
仮面って、俺たちが持ってるこれの事か?
ちょっと待った。
それを聞いたシズさんとマナさんが叫ぶ。
シズ「ちょっと待って!」
マナ「2人の仮面は、私たちが預けた物よ!」
大鬼族「同胞の無念。その億分の一でも、貴様らの首で贖ってもらおう!邪悪なる豚どもの仲間め!」
不味いな………戦る気満々だよ。
ていうか、同胞の無念に邪悪なる豚どもの仲間?
やっぱり、何か訳ありみたいだな。
俺は、腰に戦極ドライバーを装着する。
嵐牙が話しかける。
嵐牙「どういたしますか?」
リムル「どうって………。お前はあの桃色を相手しろ。」
嵐牙「はっ!」
ルーク「殺すなよ。殺したら、更に連中の憎しみが湧きそうだ。」
嵐牙「はっ………。」
リムル「残りは、俺達でどうにかするよ。」
ルーク「シズさん、マナさん。いけるか?」
シズ「うん。」
マナ「行けるわ。」
嵐牙「しかし、たった4人で、六体の
ルーク「問題ないさ。負ける気がしない。」
嵐牙「それでこそ、主達です!」
俺たちはそう言って、それぞれのロックシードを起動する。
『オレンジ!』
『バナナ!』
『リンゴ!』
『ナシ!』
すると、俺達の上空にクラックが開いて、それぞれのアームズが滞空する。
俺達は、それぞれのロックシードを、戦極ドライバーに装填する。
『ロックオン!』
すると、法螺貝の音が鳴り、和風テイストの待機音と、ファンファーレの待機音が流れてくる。
待機音が流れる中、俺達は叫ぶ。
「「「「変身!」」」」
俺達は、カッティングブレードで、それぞれのロックシードを切る。
『ソイヤ!』
『カモン!』
すると、それぞれのアームズが俺たちに着いて、それぞれのアンダースーツが生成される。
『オレンジアームズ!』
『花道オンステージ!』
『バナナアームズ!』
『ナイト・オブ・スピアー!』
『リンゴアームズ!』
『デザイア・フォビドゥン・フルーツ!』
『ナシアームズ!』
『天下道オンパレード!』
その音声と共に、それぞれのアームズが展開して、鎧になる。
俺は仮面ライダー鎧武・オレンジアームズに、リムルは仮面ライダーバロン・バナナアームズに、シズさんは仮面ライダーイドゥン・リンゴアームズに、マナさんは仮面ライダー煌鎧・ナシアームズに変身する。
煌鎧の見た目は、仮面ライダー冠に似ているが、頭部の飾りが、真田幸村の兜に付いている角に似ているのが付いていた。
大鬼族「す、姿を変えたところで何も変わらん!」
そう言って、俺達に迫り、刀を振り下ろすが、俺たちはすぐに躱す。
リムルが黒色の大鬼族の元に向かい、シズさんが紫色の大鬼族に、マナさんが青色の大鬼族の方に向かう中、俺は緑色の大鬼族を相手にする。
緑色の大鬼族は、女性の様だ。
大鬼族「私を相手に、たった1人で挑むなんてね。舐められた物ね。」
ルーク「どうかな?」
俺は、緑色の大鬼族と戦う。
緑色の大鬼族は、弓矢を使って攻撃してくる。
俺は、無双セイバーのバレットスライドを引き、ガンモードにして、矢を撃ち落とす。
大鬼族「なっ…………!?」
ルーク「ハアッ!」
俺は、無双セイバーと大橙丸の二刀流で、その大鬼族に迫る。
大鬼族は、格闘戦で攻撃する。
俺は、無双セイバーと大橙丸の二刀流で、その大鬼族と戦い、峰打ちをする。
大鬼族「うっ…………!」
ルーク「安心しろ。峰打ちだ。」
そう言って、他の人たちの方を見る。
リムルは、黒色の大鬼族が大槌を振おうとした際に、バナスピアーで突いて、麻痺吐息で気絶させていた。
シズさんは、紫色の大鬼族の棍棒を、アップルリフレクターで受け止め、ソードブリンガーで攻撃する。
その際に、クラック展開能力を使いこなしていた。
マナさんは、青色の大鬼族と戦っていて、無双セイバーと幸水丸の二刀流で応戦していた。
しばらくして、その青色の大鬼族を倒した。
リグル「おお!」
ゴブタ「流石っす!」
大鬼族「あんなに簡単に………。」
リグルとゴブタは、歓声を上げ、桃色の髪の大鬼族は、驚いていた。
俺は、リムル達と合流して、残りの二人の方を見る。
ルーク「さて………。」
リムル「どうする?」
大鬼族「…………あの者たちは、かなりの強者ですじゃ。ご油断召されるな、若。」
警戒心を抱かれたか。
まあ、無理もないか。
流石に、話すか。
リムル「なあ……ここら辺にしないか?」
ルーク「そろそろ、俺達の言い分も聞いてほしいんだが………。」
大鬼族「黙れ!邪悪な魔人め!!」
ルーク「ええとな………。」
あれ?あの白い老人の大鬼族が居ない。
いや、気配を感じない。
リーダー格の大鬼族の言葉を聞きつつ、周囲を警戒する。
大鬼族「確かに貴様らは強い。だからこそ確信が深まった。やはり貴様らは、奴らの仲間だな!」
ルーク「奴ら………?」
大鬼族「たかが
ルーク「オーク?」
待って。
それって、俺ら無関係だぞ。
現在、村にオークなんて、誰一人居ないわけだし。
リムル「おい………さっきから何を………。」
大鬼族「黙れ!全ては、貴様ら魔人の仕業なのだろうが!!」
ルーク「魔人?」
大鬼族「とぼけるな!」
リムル「待ってくれ………それは誤解……。」
ルーク「リムル!しゃがめ!」
俺たちの背後に、あの爺さんが現れ、俺たちの首を飛ばそうとしていた。
すかさず俺は、リムルと爺さんの間に入り、無双セイバーで受け止める。
大鬼族「なぁ………!?気配は完全に絶っていた筈………!?」
ルーク「悪いな。俺の第六感っていう感じかな?」
大鬼族「化け物どもめ………!
驚いた爺さんがすぐに下がり、リーダー格が、炎の攻撃をしてくるが、俺たちには、熱変動耐性がある。
炎の攻撃は効かない。
俺たちが悠然と炎から出てくるのを見て、リーダー格と爺さんは唖然となった。
ルーク「悪いな。俺たちに炎は効かない。」
リムル「どうやら、俺はお前達を侮っていた様だ。少し、本気を見せてやろう。」
そう言うと、リムルは仮面を外して、オーラを全開にする。
それには、大鬼族も驚いていた。
だが、真に驚くべきは、その先だった。
何せ、黒炎がリムルの左手から上がったのだ。
それには、シズさんとマナさんも驚く。
ルーク『………何、あれ?』
知恵之実『告。個体名リムル=テンペストが、個体名シズエ・イザワの体を取り込んだ際に得たユニークスキル、変質者を用いて獲得したスキルだと推測。』
ルーク『…………なるほど。』
そんなスキルを得たのかよ。
そして、あの黒稲妻を使い、目の前にあった岩を破壊する。
やっぱり、黒稲妻、威力高すぎるだろ。
だが、今の状況では、役に立つ。
ルーク「どうする?」
リムル「まだやるか?」
シズ「こっちの話を聞いて欲しいの。」
マナ「だから、もうやめて。」
そう言うと、リーダーは顔を歪める。
ビビっている様だな。
そのまま逃げてくれ。
すると、あの爺さんがリーダーに話しかける。
大鬼族「若。姫を連れてお逃げください。ここはワシが………。」
大鬼族「黙れ、爺。………凄まじいな。悲しいが、我らでは、貴様らには遠く及ばぬようだ。だが、俺には、次期頭領として育てられた誇りがある!無念に散った同胞の無念を晴らさずして、何が頭領か!叶わぬまでも、一矢報いてくれるわ!」
大鬼族「若………。それでは、ワシもお供致しましょうぞ!」
やばい、リムルの炎が逆効果になった。
まあ、事情は分からないが、恐らく、何者かに故郷を襲われ、同胞を虐殺されたのだろう。
どうしたもんか………。
すると、嵐牙と交戦していた筈の桃色の髪の大鬼族が、リーダーの前に来る。
大鬼族「お待ち下さい、お兄様!この方達は、敵では無いかもしれません!」
大鬼族「そこを退け!」
大鬼族「いいえ!」
大鬼族「………何故だ!?里を襲った奴と同じく、仮面をつけた魔人では無いか!お前もそう言っただろう!?」
大鬼族「はい………ですが、冷静になって考えて見てください!これだけの力を持つ魔人様達が、姑息な手段を用いて、豚どもに我らの里を襲撃させたのは、不自然です!それこそ、たった4人で我らを皆殺しに出来るでしょうから!確かに、この4人は異質ではありますが、里を襲った者達とは、無関係なのではないでしょうか?」
どうやら、気付いてくれたみたいだな。
あと、もう一押しってところか。
リムル「少しは、人の話を聞く気になったか?」
ルーク「じゃあ、その炎、さっさと始末してくれ。危なくてしょうがない。」
リムル「ああ。」
リムルは、炎をしまう。
そして、俺達は変身解除する。
リーダーは、訝しげな声を出す。
大鬼族「何者なんだ、お前達は?」
リムル「俺?俺はただのスライムさ。」
ルーク「そして、俺は新たに生まれた種族、オーバーロードさ。」
大鬼族「スライムにオーバーロード?」
リムル「そう。スライムのリムルに。」
ルーク「オーバーロードのルークだ。」
そう言って、リムルは人間としての擬態を解く。
俺は、怪人態みたいなのは無いので、そのままにしておく。
大鬼族「ほ、本当に………!?」
シズ「本当よ。スライムさんが持ってる仮面は、私が託した物。」
マナ「何なら、彼らの仮面が、貴方達の里を襲った者と同じ物か、確かめても構わないわ。」
大鬼族「ああ………。」
大鬼族は、俺たちから仮面を受け取って、それを検分する。
大鬼族「似ている気はするが………。」
大鬼族「これには、抗魔の力が備わっている様です。」
大鬼族「しかし、あの時の魔人は、
大鬼族「では………。」
誤解だと気付いたリーダーは、俺たちの前に跪く。
大鬼族「申し訳ない。どうやら、追い詰められて、勘違いをした様だ。どうか、謝罪を受け入れて欲しい。」
リムル「うむ。苦しゅうない。」
ルーク「大丈夫だ。まあ、立ち話もなんだ。一先ず、村に戻るとしよう。君たちも来てくれ。」
俺の言葉を聞いたリーダーは、驚いた表情を浮かべる。
大鬼族「良いのか?」
リムル「色々と事情を聞きたいしな。」
大鬼族「………そちらの仲間を、傷つけてしまったが………。」
ルーク「そりゃあ、俺らも、そちらの仲間を傷つけてしまったからな。お互い様さ。」
マナ「それに、死人が出なかったから、良かったわ。」
リムル「それに、今日は、俺たちの村で宴会をやるんだ!」
シズ「人数が多い方が良いでしょう?」
俺は、大鬼族の動けなくなった面子に回復薬を使う。
ちなみに、爺さんは、ゴブタに謝ったが、ゴブタは爺さんに恐怖していた。
そして、理由も分からず戦いになってしまったが、何とか終結した。
俺たちは、村へと戻っていく。
今回はここまでです。
リムルがバロン、シズさんがイドゥン、マナさんが煌鎧というオリジナルの仮面ライダーに変身しました。
そして、大鬼族側に、オリキャラを入れました。
そのオリキャラは、龍玄になる予定です。
あとの黒影、グリドン、ブラーボと言った仮面ライダーや、ゲネシス系列の仮面ライダーは、誰が変身するのか、意見がある人は、お願いします。
ちなみに、武神鎧武に関しては、いずれ出す予定です。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
煌鎧の強化形態がどういうのが良いのかとか、そんな感じですね。
エナジーロックシードを、どのタイミングで出して欲しいというのがあれば、活動報告にお願いします。
セイヴァーはどうしましょうか?