【巨乳】もんくえに転生したと思っていたらもんぱらだった件【天使】 作:ちゅーに菌
珠稼ぎとアーティア含めてモンハンのやることがそろそろなくなってきたので、もんぱらをしゃぶるのを再開しました。コンテンツのボリュームがあり過ぎます(恍惚)
【めざせ】もんくえに転生したと思っていたらもんぱらだった件【もんむすマスター】
1:カナチュウ
Pocket Monster……!(迫真)
イリアス様はもんむす使いが荒くて困ります……
2:名無しのにんおす
クソスレやめろ
3:名無しのにんおす
カナンネキのスレは10分の9ぐらいクソスレやろ?
4:名無しのにんおす
まあ、この前の踊り子スレよりはマシだろ……
5:名無しのにんおす
>>4
メイドから踊り子に転職してやたらメカニカルな義手義足を着けたカナンネキが、スレに書き込まずに24時間踊り続けるだけのスレだったからな……
6:名無しのにんおす
スレ主としてはカスだったけど、見応えあったからセーフ。ルカさんの宿が軽い祭りになるぐらい人でいっぱいになったし
7:名無しのにんおす
あれは安価で"踊り子に転職して1日過ごす"って踏ませた奴が悪いだろ?
8:名無しのにんおす
ダンスのバリエーションがあり過ぎて24時間全て違うダンスをしていたことに後で戦慄した奴
9:名無しのにんおす
"地上文明記録者"って自称の肩書きが文字通りだとは誰も思わないやん?
10:名無しのにんおす
文化人(個人記憶)
11:名無しのにんおす
で、今は……野営後にエンカウントした野良もんむす相手にイリアス様が"いきなさいカナン!"ってしてるとこか
12:名無しのにんおす
いや、死ぬやろ
13:名無しのにんおす
蚊にゴジラ当てる馬鹿がどこにいるんだよ……?
14:名無しのにんおす
>>13
ドブ川様ならやるだろうなぁ……
15:名無しのにんおす
どうすんのこれ?
16:カナチュウ
はい? もちろん、従いませんが?
17:名無しのにんおす
おい、天使
18:名無しのにんおす
そっぽをむく
19:名無しのにんおす
バッチ足りなかったか……
20:名無しのにんおす
イリアス様ガチギレで草
そんでアリス煽り過ぎだろ……コイツ、ハーピーに転種できるのでは……?(ジュウシマツ住職)
21:カナチュウ
めっ、ですよアリス様
折角、イリアス様が地に足をつけたのですからその手で手折るのも一興だと思いますの一点張りでとりあえず行きます
22:名無しのにんおす
通るかっ……! こんなもん……!
23:名無しのにんおす
ゴリ押しじゃねぇか
24:名無しのにんおす
意訳:お前の手で殺せ
25:名無しのにんおす
そもそも少なくとも禁伝の種族値のクセに何がカナチュウだよ?
さばきのいかづち使って、種族値低くて、レベルアップで進化しない進化先があって、人間不信で性格終わってるロリアス様の方がよっぽどピカチュウだろうが!
26:名無しのにんおす
>>25
草
27:名無しのにんおす
創世の女神イリアス 電気ネズミ 説
28:名無しのにんおす
ガバガバアナルグラムも用意して差し上げろ
29:名無しのにんおす
イリアス様はピカチュウだったのか……
30:名無しのにんおす
まあ、トレーナーはルカさんやし……
31:名無しのにんおす
じゃあ、あれか。デカいときのイリアス様がアルセウスだとすればカナンネキはディアルガかパルキアのどっちかなんか?
32:名無しのにんおす
それはミカエラとルシフィナだろ
33:名無しのにんおす
>>32
でもそれだとエデンさんがギラティナになるぞ?
34:名無しのにんおす
なんかそれは解釈違いだな……
35:名無しのにんおす
格だけならそれぐらいはあるんじゃね?
36:名無しのにんおす
バカだからパルキアでいいだろ(暴論)
37:名無しのにんおす
カナンのバカヤロー!
38:名無しのにんおす
ただの悪口で草
39:パルキア(もんくえのすがた)
ぱるぱるぅ!!!
40:名無しのにんおす
ほら見ろ。お前らが滅多なことを言うからすぐに適応したぞ?
41:名無しのにんおす
全て血肉となれ
42:名無しのにんおす
リージョンフォームかぁ……
43:名無しのにんおす
不覚にもその見た目でその発言はかわいい……
44:名無しのにんおす
こんなコントしているうちにイリアスベルグ着いてんだよなぁ……
45:パルキア(もんくえのすがた)
"あくうせつだん"ぐらいならできますよ!
肉を切らせて骨を断って私の片腕を持って行った
46:名無しのにんおす
し、白兎ぃ!?
47:名無しのにんおす
他人の友情コンボで草
48:名無しのにんおす
うわ、コイツ湧き待ちかよ……
49:名無しのにんおす
出待ちとか晒すわ
50:名無しのにんおす
この世界の白兎……最初に会うのは此処だもんな……
51:名無しのにんおす
お前の後ろの仲間たち、ポカンとして絶句しとるやん
52:名無しのにんおす
そりゃ、いきなりスカイツリーみたいな範囲で空間が裂けたら誰だってビビるだろ……
53:名無しのにんおす
こんにちは、死ね!を地でやるな
54:名無しのにんおす
いつ見ても白兎を狩るカナンネキは惚れ惚れするほど容赦ないッスね……
55:名無しのにんおす
まあ、放って置くと世界の崩壊が早まって最悪の場合、旅が詰んでいた可能性があったからな
56:名無しのにんおす
見た目はあれだが、普通に残当
57:名無しのにんおす
で、白兎どうなった?
58:名無しのにんおす
とりあえず1killだな。いつも通りすぐ生え直してるけど。ん? ピンピンしてるな。普段ならカナンネキの聖魔攻撃でもっと消耗させられてそうだが……
59:名無しのにんおす
そういや、ネロとネリスって結局白兎倒せてたのかな? だとしたらカナンネキって一応、戦闘力は2人より上?
60:名無しのにんおす
まあ、少なくとも俺ら視点だとまだカナンネキより強い奴は見たことないし……相手が現象なら概念を破綻させればダメージが入るってカナンネキ言ってたがどういうことだよ……?
61:パルキア(もんくえのすがた)
私なんて、中の上ぐらいですよっと……精々時間稼ぎが精々ですし――高射式・神の矢!
62:名無しのにんおす
やめて! イリアスベルグがこわれちゃう!
63:名無しのにんおす
>>62
カナンネキ死ぬほど加減うまいから大丈夫たぞ。というか、本気なら少なくとも大陸が消えてる
64:名無しのにんおす
なんでモーションが暗闇の雲なんだよコイツ?
65:名無しのにんおす
というか、波動砲というか波動と同じ扱い出来る神の矢が謎
66:名無しのにんおす
>>65
カナンネキが聖素を収束させて放つ破壊光線(光線とは言ってない)ってだけやぞ。矢って言ってるだけで形ないからな
67:名無しのにんおす
実質、
68:名無しのにんおす
血を混ぜると威力が上がるらしい(適当)
69:名無しのにんおす
アレそんな雑な感じなのか……
70:名無しのにんおす
白兎を撃滅しろと煽るイリアス様と、街や人の被害が出兼ねないから止めようとしてるアリスで草
71:名無しのにんおす
やっぱ邪神だろイリアス様
72:名無しのにんおす
お前、もう魔王降りろ
73:名無しのにんおす
>>72
おろされてんだよなぁ……
74:名無しのにんおす
というか、カナンネキ視点なら白兎を殺すのは当たり前だけどロリアス様視点だと殺ったらアカンやろ
75:名無しのにんおす
流石、俺たちのドブ川様だぜ……
76:パルキア(もんくえのすがた)
ええい、ちょこまかと――広角式・神の矢
77:名無しのにんおす
カナンネキの波にイリアスベルグ呑まれてるんですが……
78:名無しのにんおす
なんでこれで建物にも人にもダメージ入らないんだよ? おかしいだろ。
79:名無しのにんおす
そりゃ、FFでアルテマとかフレアとか連発したり、ドラクエでマダンテ使っても周りに被害ないし……
80:名無しのにんおす
魔力の波が気色悪いぐらいキレイにそれだけ避けるから……
81:名無しのにんおす
よし、順調に殺ってるな
82:名無しのにんおす
カナンネキが前に言ってた奴、うろ覚えでスマンが、確か白兎ってアリスというか、魔王の血筋の奴をその並行世界ごと混沌化させるんだっけ?
83:名無しのにんおす
>>82
だいたいそんな感じ。付け加えると混沌化したアリスは白兎に変わるから別の並行世界を混沌化させに行く
84:名無しのにんおす
だからマルケルスが魔王自体を殺して間接的に世界を延命するのに対して、PCで例えるとカナンネキは現象(白兎)に概念(いちゃもん)を叩きつけまくってCPU使用率を爆上げしつつ直接白兎をしばき倒しまくってキャッシュを溜めて無理矢理激重にして一定時間枯らしてたんだものな
85:名無しのにんおす
やり方があまりに蛮族
86:名無しのにんおす
マルケルスが無意味と切り捨てたこと
87:名無しのにんおす
頭のいいバカ
88:名無しのにんおす
まあ、もんぱらの世界に着くまでに今いる世界と前にいた世界が同時に混沌化すると、詰んじゃってたから仕方のない対策ではある
89:名無しのにんおす
そりゃあ、マルケルスと同じようにその世界のアリスを皆殺しにした方がコスパもいいし、労力も掛からないけれどそれをカナンネキがするわけないし
90:名無しのにんおす
おっ、なんか白兎ちょっと焦ってないか?
91:名無しのにんおす
まあ、死ぬ度に最大HPをちょっとずつ削られてる状態やからな
92:名無しのにんおす
陰湿過ぎる……
93:名無しのにんおす
法則相手にしてるんだからしゃーない
94:名無しのにんおす
そんなこんなしているうちに話終わって白兎が逃げたか……
95:名無しのにんおす
何回殺った?
96:パルキア(もんくえのすがた)
37回ですね。街中でなければその30倍は潰せたのですが……まあ、次にイリアスヴィルから北のタルタロスで会う時に3桁ほど潰せば数ヶ月程度は抑制されるでしょう
97:名無しのにんおす
というか、概念とかはわからないけれどそもそもどうして白兎に時間稼ぎができるんだ? 混沌の法則なんだろ?
98:パルキア(もんくえのすがた)
>>97
法則の範囲内だからです。混沌化が進んでいなければ直に世界へ干渉できる端末の規模は決まっております。それはあの見た目であの大きさだということです。でしたら消すことに意味はなくとも端末の活動を極限まで妨害はできますからね
立て板に水でもその水の前に小さな仕切りを置けば少しは妨げになるでしょう? 年単位でなくとも数ヶ月、少なくとも数週間だけでも鈍らせることができれば、実質的に我々の活動には支障がほとんどなくなります
99:名無しのにんおす
世界を救おうとかじゃないからね
100:名無しのにんおす
スゴい頭はイイんだよな、この人……
101:名無しのにんおす
一応、最高位の熾天使やからな
102:名無しのにんおす
コイツがやたら混沌の知識持ってなかったらとっくの昔に旅詰んでたもの
103:名無しのにんおす
思うんだけどさ。終章は白兎も仲間になるんだろうし、おねだりもできるんだろうから今までみたいにやってもいいのか?
104:名無しのにんおす
それはそう
105:名無しのにんおす
んにゃぴ……
106:名無しのにんおす
それもあるんだが、白兎化するアリスの一部始終とかを見ちゃうとな……
107:名無しのにんおす
いやな事件だったね……
108:パルキア(もんくえのすがた)
法則に推定無罪を当て嵌めるのはナンセンスでしょう。なんであれ、白兎という存在は混沌の尖兵以外の何物でもありません。私が私という存在でしかない以上に白兎も白兎である限りは細心の注意を払い、最大限やれることをするに越したことはありませんよ。存在が害獣でしかないアレを少なくとも闇の精霊なヌルコさんを得るまでアリスさんに近付けるわけにうわ衛兵さんたち不遜ですよ穢らわしい何するんですかやめ――
109:名無しのにんおす
あっ……(残当)
110:名無しのにんおす
取り抑えられてて草
111:名無しのにんおす
ガード! ガード!
112:名無しのにんおす
衛兵たちのガッツがあり過ぎる
113:名無しのにんおす
今回はカナンネキ悪くないんだよなぁ……
114:名無しのにんおす
神 奈 川 県 警
115:名無しのにんおす
衛兵さんも仕事してるだけだろ。で、カナンネキがこの世界のイリアスベルグで捕まるの何回目だっけ?
116:パルキア(もんくえのすがた)
>>115
……聞きたいですか? 今日までの時点では14回ですよ
117:名無しのにんおす
た だ の 不 審 者
118:名無しのにんおす
日頃の行いのせいだ、そこに直れ
119:名無しのにんおす
留置所は宿泊施設じゃないんだぞ……!
120:名無しのにんおす
そういや、もんぱら前章でもミミズ娘が冤罪で捕まってたよな
121:名無しのにんおす
まあ、迷惑行為どころか未成年への強姦なんかで魔物が捕まっても翌日には出て来るから大丈夫だろ
122:名無しのにんおす
>>121
改めて貞操概念がクソ緩い世界だと再確認した
123:名無しのにんおす
締まらねぇなぁ……
124:パルキア(もんくえのすがた)
>>123
は……? 私はキツキツですが? なんて失礼なことをもんむすに対して言うのですか、悔い改めなさい
125:名無しのにんおす
もう喋るな
126:名無しのにんおす
黙れ
127:名無しのにんおす
結局、捕まった回数が全てを物語る
128:名無しのにんおす
肝心じゃなくなるとすぐこれだよ……
129:名無しのにんおす
はい、衛兵さん早く持ってってー
・
・
・
・
・
・
◇◆◇◆◇◆
『――ルカ――ルカ。起きてください、ルカ』
イリアスベルグの街に入った直後に現れた白兎を熾天使カナンが攻撃して捕まった日の夜――。
ルカはやや見覚えのある透き通った空にも似た空間にいた。
そこは荘厳に思えるが、どことなく陳腐にも見えて空間というよりもお芝居の背景のような滑稽で温かみのある不思議な雰囲気の場所である。
更にその声には何処か聞き覚えがあり、ルカはゆっくりと瞼を開けるように思考が浮き上がると共に目の前ソレを認識し――。
「よい微睡み顔だ……食べてしまいたいほどに」
思っていた人物とはまるで違う声に困惑し、見据えてみれば確かに女神のような雰囲気はあるが、彼の知る女神とは姿形がまるで違う者が眼前に居た。
「だれ……?」
「いい質問だ、勇者よ。私はそのために今日ここに来た」
そこに居たのは、黒の縦セーターにジーパンを着用した背の高い女性であり、また濡羽色をした長い髪はそれだけで魔の者を連想させた。そして、色の薄いサングラス越しに爬虫類のように瞳孔が縦に開いた金の瞳が妖しくこちらを見つめている。
ただ、その視線は捕食者のものではなく、信愛や友愛のように何故か思え、不思議とルカには少なくとも悪意のある者のようには思えなかった。
「……いや、その前に呼び名が必要か。ふむ、何にするか……ヒナ……いや、ちょっと可愛すぎるな……コードネームは在り来りで、ジェーン・ドゥでは味気ない……んー……よし安価――」
すると彼女は自身の顎を少し触りながら考え込んで呟く。更に数十秒ほど考え込んだ末、彼女は小さく息を吐いてから再び口を開いた。
「……まあ、いいか。"
「ええ……」
「安価は絶対だからな。仕方ない」
目の前の女性は妙なことを呟きながら自身をヒルツーなどと名乗る。
明らかに偽名だが、蛭蟲というその名称と彼女の姿にルカは見覚えがあった。それというのも何でも知っていることには信用の置けるカナンに対し、旅に出る前の予備知識として過去と現在の有力な魔物について聞いていたからだ。
カナンは当人たちの好物まで含む凄まじく正確な情報を話すと共に、それぞれ絵が添えられていた。それはやたら美麗かつ躍動感に溢れるものであり、技術よりも無駄な拘りに呆れるレベルであったが、その中で描かれた1枚の"六祖の蛭蟲"と生き写しレベルに似ていたのである。
しかし、蛭蟲は髪をツーサイドアップに纏めていたのに対して、彼女はロングヘアに伸ばされており、蛭蟲をそのまま大人の姿にしたような容姿も相まって、魔のもので有りつつも落ち着いた雰囲気が見て取れた。
「…………? どうした? 口づけでもしてやろうか?」
ただ、ルカの知る蛭蟲の肖像画は少女のような姿をしていたが、目の前の女性は妙齢に見え、背もかなり高い。丁度、カナンと同じ程の背丈に思える。
「まあ、座れ」
「あっ、はい」
するとルカの背後にベンチのような長椅子が現れ、それに促されるまま座ると、彼女もルカの隣りに座り込む。
その際に何故かルカの肩に手を回しており、肩を寄せられて彼女にもたれ掛かる形になる。その際の手付きが壊れ物を扱うように優しく、また彼に掛かる重みが彼女に移ったことを肌で感じ、直接的なスキンシップにルカは顔を赤くする。
「ちょ……ちょっと……!」
「きひひ……初々しいのう……まあ、冗談はここまでだ」
ケラケラと笑いつつ、ルカを肩に抱くことを少し名残惜しそうに止めた彼女は、今度こそ本題に入った。
「さて、名前を紹介するのは意味がないことはお前にもわかるだろう。だから私の肩書きとここに来た理由を話そう――私は未来から来た女神のようなものだ。イリアスでもアリスフィーズでもなく」
「女神……!?」
その言葉にイリアス教徒であるルカは少なからず驚く。何せこの世界に置いて神とはイリアスとアリスフィーズを除いて他には居ないものだからだ。
「他の神を頼るなかれ――」
すると彼女はポツリとその言葉を呟く。
「イリアス教の五戒……」
「そうだ。この教義、人間視点から見れば邪神や精霊信仰に傾倒するなという意味に思えるが……イリアス本人から見ればどうだ? 奇妙であろう。そもそも他に神とイリアスが認識している存在が居なければ、他にある"魔物と交わることなかれ"という教義だけで十分だ。あの隠蔽気質で陰険な女神イリアスならば、何も不思議ではあるまいよ?」
「そうだね、今度本人に聞いてみるよ」
「うーん、相変わらず惚れ惚れするほど容赦がない……」
彼女は噛み締めるように頷くと、"さて"と言葉を区切り、更に言葉を続けた。
「今日の要件はひとつだけだ。"カナンに白兎を倒させるな"……ああ、カナンといっても天使の――いや、この説明は今いらんな。忘れろ」
「白兎を……?」
そうは言うが、ルカは白兎を見るなり、最早処理に感じるほどの手際で有無を言わせずに対応していたカナンの姿を思い出す。あの時の姿と立ち振舞は紛れもなく、神話の熾天使そのものであり、目の前で起こる攻撃とは思えないほど美しく現実味のない聖光の波状攻撃を呆けて眺めるばかりであった。
「でもボクの言うことなんてカナンさんが聞くとは思えないけれど――」
「いや、聞く。絶対に聞き入れる。魔王でも女神イリアスでもなく他ならぬルカくん……もとい、ルカ
ルカの言葉を彼女は遮り、確信を持った様子でそう諭す。そこまでの信頼を置かれていることにルカは首を傾げるばかりだった。
「なんでさん付けしたの?」
「……その辺りは気にするな。そして、カナンについてはこの私が保証してやろう。私ほどカナンを知っている魔物はおらんぞ?」
「そうなの……? カナンさんから一度も聞いたことないけれど……」
「まだ、この時間軸で私とカナンは出会ってはいないからな――その……」
そこまで言うと、彼女は遠い目をしつつ小さく溜め息を吐き、ばつが悪い様子になる。
その際に彼女自身の額に当てられた左手の薬指に
「まあ、なんだ……。私という傍迷惑な破滅事象がひとつ増えた上にそれを終章以前に対処させたことは私の責任だ。だが私は謝らない」
「それはどういう――」
そこまでルカが呟いたところで、眩さと明るさの急速な変化を思え、視界が水中で目を開けたかのように霞んでいくのと共に、浮上していく感覚を覚える。
『ここまでですね……まあ、捻くれた方の
「……いや、性格に関しては、お前の方が捻じくれておろうが?」
『は……? 殺しますよ? そんなに神の矢されたいですか?』
「おー、おー……やれるものならやってみよ? 最近、平和ボケして――」
何処か聞き覚えのある声色と、それに返答する彼女のそんな言葉を最後に聞き、ルカは目を覚ましたのだった。
◆◇◆◇◆◇
【もんぱら】並行世界を食べ歩きながらF00001を目指してるんだけど何か質問ある?【転生】
1:七祖の堝楠
全然見つからんから暇潰しに何でも答えてやるぞ、下等生物ども。
ねぇねぇ、下等生物……? 初めてスレ立てしたのだが、これであってる?
・
・
・
・
・
・