五等分の花嫁と一人の弟   作:よもぎもなか

10 / 104
今年初の本編です。
番外編お待ちしています。
今回は、風太郎主軸です。
久しぶりに本編を書くので少しずれていたらすみません。


第8話 風太郎と六つ子のメアド交換

 

 

 

一花「や おっはー」

風太郎「おっす」

一花「あれ?冬服へのコメントなし?」

風太郎「朝からなんの用だよ」

一花「学校まですぐだけど一緒に登校しようと思って」

風太郎「六海も一花も妙に目立つから嫌なんだが…」

一花「むふふ そう?」

一花「昨日あの後みんなに私と六海の仕事のこと打ち上げたんだ」

 

 

五月〔え!六海も仕事やってたんですか⁉︎気づかなかったです!〕

ニ乃〔え⁉︎一花は映画出るの?〕

四葉〔主人公の声やるんだ!すご〜い〕

三玖〔サイン…〕

 

 

一花「みんなびっくりしてたなー」

風太郎「だろうな…」

一花「でもスッキリした」

風太郎「………俺が反対なのは変わりないがな」

一花「大丈夫留年しない程度には勉強頑張るから 勉強会してるんでしょ?放課後また連絡するね」

風太郎「はい え?何?くれるの?」

一花「…メアド交換しよってこと!家庭教師的にもしておいたほうがいいでしょ?」

風太郎「……メアドか…」

 

 

四葉「アドレス交換!大賛成です!その前にこれ終わらせちゃいますね」

六海「…一応聞くけど何やってんの?」

四葉「千羽鶴です!友達の友達が入院したらしくて!」

風太郎「勉強しろー‼︎」

六海「友達の友達って…他人じゃね?」

風太郎「半分よこせ これ終わったら勉強するんだぞ」

 

一花(やってあげるんだ…)

 

モブ先生「お 中野いいところにいた このノートをみんなの机に配っておいてくれ」

四葉「はーい」

 

 

風太郎(こいつ…どこまでお人好しなんだ…もしや勉強を避けるために時間を稼いでいるのでは…⁉︎だとしたらニ乃なんて目じゃない程の悪女だぜ)

 

風太郎「そもそもお前たちの連絡先なんて…」

 

ブルルル

 

[中野一花 かわいい寝顔! 広められたくなければ残り4人のアドレスをGetすべし!]

 

風太郎「みんなのメアド知りたいな!」

六海「なんで風太郎怒ってんの?」

 

風太郎(一花のやろう余計なことを…こうなったら仕方ない…プラスに考えよう)

 

三玖「協力してあげる」

風太郎「わーいやったぜー…足は平気か?」

三玖「も もう痛くない」

 

六海「俺も協力してやるよ」

風太郎「サンキュ六海」

六海「ウイウーイ」

 

風太郎「これでよし 五月とニ乃は今度でいいだろ」

四葉「その二人ならさっき見ましたよ 今のうちに聞きに行きましょう!」

風太郎「なんでお前も行くんだよ!ってか四葉お前のアドレスは…」

四葉「早くしないと帰っちゃいますよ!」

風太郎「やっぱ勉強する気ないだろ」

六海「よかったね三玖姉」

一花「よかったね」

三玖「うん」

 

 

 

 

 

二乃「お断りよ お・こ・と・わ・り・!」

五月「確かに 私たちにはあなたのアドレスを聞くメリットがありません」

 

風太郎(想定してた通りの反応…だが)

 

風太郎「これならどうだ! 今なら俺のアドレスに加えてらいはのアドレスもセットでお値段据え置きお買い得だ!」

二乃「身内を売るなんて卑怯よ!」

五月「それなら大丈夫です」

二乃・四葉・風太郎(?)

五月「六海に教えてもらいました」

風太郎「なんで六海が知ってるんだ?」

五月「前に上杉さんの家に行った時に教えてもらったらしいですよ」

風太郎「なら最終手段だ…」

二乃・三玖・四葉「最終手段?」

風太郎「前に六海とパフェ食いに行った(六海の奢りで)時に抹茶イチゴパフェを食ってる途中にほっぺたにクリーム付けてるの写真(隠し撮り)だ!」

二乃「そんな写真別にいつでも撮れるわよ!そんなんに惑わされな…」

五月「わかりました 背に腹は変えられません…」

二乃「五月⁉︎本気⁉︎」

五月「最近六海が写真撮らせてくれないから貴重なので…」

二乃「あんた本当に六海好きよね…」

四葉「まぁ五月がお姉ちゃんズラできるの六海だけだからね」

風太郎「ところでニ乃は教えてくれないのか?」

二乃「当たり前よ」

風太郎「仕方ない…ではお前抜きで話すとしよう俺と五人で内緒の話をな」

二乃「…… ……か 書くものをよこしなさい」

 

四葉「これで全員分揃いましたね」

風太郎「あと一人いるだろ」

四葉「え?一花、三玖、五月、二乃、六海…あー‼︎四葉‼︎私です!」

 

風太郎(やっぱ こいつ ただのアホだ)

 

四葉「こちらが私のアドレスです」

風太郎「! 電話きてるぞ」

四葉「ああ 私もう一つ頼まれごとがあったんでした 失礼しますね」

風太郎「は?」

 

風太郎(なんだあいつ…)

 

風太郎「バスケ部ってまさか…!」

二乃「あ ちょっと……メアド書いたんだけど…」

 

 

 

モブ部長「中野さん この前はありがとね」

四葉「みなさんお疲れ様です」

 

風太郎(やっぱり…四葉のやつまだバスケ部の連中と繋がってたか 一試合限定の助っ人じゃなかったのか?)

 

モブ部長「それで中野さん 入部の件考えてくれた?」

 

風太郎(は?)

 

四葉「はい 誘ってもらえて嬉しいです」

 

風太郎(あいつやっぱり!最初から勉強する気なんてさらさら無かったんだ!)

 

モブ部長「よかった じゃあ」

四葉「でもごめんなさい お断りさせてください」

 

モブ部長・風太郎( ! )

 

四葉「バスケ部の皆さんが大変なのは重々承知の上ですが 放課後は大切な約束があるんです」

四葉「も もちろん試合の助っ人ならいつでもOKですので…!」

モブ部長「そっか なら仕方ないね せっかくの才能がもったいない気もするけどね」

四葉「!才能がない私を応援してくれる人がいるんです」

 

風太郎(……)

 

ガララ ガチャン

 

四葉「ふぅ…ぬわっ! う 上杉さん⁉︎なぜここに…」

風太郎「あー…図書館に行くところだ」

四葉「図書館は部室棟の真逆のはずなんですが…お おかしいなー」

風太郎「お前の用事は終わったか?今日もしごいてやるから覚悟しろよ」

四葉「はいっ 覚悟しました!」

 

 

 

–––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––

 

 

四葉「…ってことが今日あってねー」

三玖「だから遅かったんだ」

二乃「……」

 

二乃(あいつ…結局取りに来なかったじゃない)

 

一花「三人で心配してたんだよね特に三玖が」

三玖「べ 別に…」

 

♪♫

三玖「フータローからだ」

六海(すげー嬉しそうだな〜)

四葉「私も!」

五月「一斉送信でしょうか?」

四葉「あはは 上杉さんったらメアド交換したからって浮かれちゃって…」

 

[上杉さん これ全部宿題な!]

 

六海「早速だな〜さっすが風太郎だな〜」

四葉「……やっぱり断った方が良かったね…」

 

–––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––

 

風太郎「憂鬱だ」

らいは「へー自信過剰のお兄ちゃんがテストを嫌がるなんて珍しいね」

風太郎「俺じゃない…あいつらだ…試験があることを知らない可能性すらある」

勇也「風太郎 家まで勉強の話はやめなさい!」

風太郎「どんな教育方針だ!そもそも親父が持ち込んだ仕事だろ」

勇也「お前だって昔は勉強できなかったろ心配しなくても五月ちゃんたちも変わるさ」

らいは「前はこんな勉強オバケじゃなかったの?」

勇也「こいつ 昔は俺そっくりのワイルドな男だったんだぞ」

らいは「お兄ちゃん写真嫌いだから昔の話聞きたーい」

勇也「あの子に会ってからか その頃の写真なら生徒手帳に忍ばせてるのを知ってるぞ」

風太郎「えっ」

らいは「見せて!」

風太郎「……絶対見せな… …あれ?生徒手帳…二乃から返してもらってない…」




ミニ番外編{風太郎と六海のある休日]

〜ある金曜日の放課後〜

六海「風太郎〜明日一緒にパフェ食いに行こ〜」
風太郎「むり」
六海「え〜なんで〜行こうよ〜パフェ奢るから〜」
風太郎「勉強するから遠慮しておく」
六海「じゃあ仕方ない…親父に風太郎がニ乃姉にセクハラしてたってい…」
風太郎「わかったわかった…行く…行くから…」
六海「よっしゃきまりぃ」
風太郎「…ってかなんで俺となんだ?あいつら行けばいいんじゃないか?」
六海「単純に風太郎と行きたいと思っただけ〜ダメだった?』
風太郎「いや?気になっただけだ」
六海「そ?ならいいけど」
六海「じゃあ明日の昼一時集合でいいよね〜?」
風太郎「全然構わないぞ」
六海「おっけ〜じゃあまた明日〜」


六海「風太郎おはよ〜」
風太郎「お前今何時だと思ってる?」
六海「いちじ〜」
風太郎「一時半…三十分遅れは人によってキレるぞ…」
六海「風太郎だったら許してくれるだろうな〜って…次から気をつけます…」
風太郎「本当に時間間に合えよ…でどこ行くんだ?」
六海「駅前に美味しい所あるから行こ〜」
風太郎「おい!腕引っ張るな〜」
六海「ほら〜早く行くよ〜」


六海「おいしいね風太郎」
風太郎「美味いな!これ!」
六海「でしょ!これ好きなんだ〜」
六海「ここの生クリーム甘ったるくないからクドくないしそのかわりいちごがめっちゃ甘くて抹茶の味と会うんだよね〜」
六海「一口いる?」
風太郎「同じやつだろ?じゃあ別にいらないだろ…」
六海「あ…確かに…」




六海「ご馳走様でした〜おいしかったね」
風太郎「美味かったな」
六海「また一緒に行こ!」
風太郎「あぁ次はあいつらも連れて行くか…」
六海「……うん!」

(完)


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。