五月「はぁ…」
六海「一花姉が休日のこんな時間に起きてるなんて珍しいな」
一花「六人の中じゃドベだけどね」
六海「三玖姉どこに行ったんだろう?」(たまに俺のベットに潜り込んでくる時あるからもしかして……ないか…)
二乃「三玖を捜しに行ったっきり四葉も帰ってこないわね」
五月「…彼は?」
一花「さぁまだ寝てるんじゃない?」
二乃「あいつ 本当に泊まったのね ま それもあと少しの辛抱だわ」
六海「二人も勉強 参加すればいいのに案外楽しいかもよ?」
二乃「お断り 五月 あんたは騙されるんじゃないわよ」
五月「……」
一花「素直になればいいのに」
五月「とうも彼とは馬が合いません この前も諍いを起こしてしまいました 些細なことでムキになってしまう自分がいます」
五月「私は一花や三玖のようにはなれません」
一花「なれるよ」
五月「えっ」
一花「ほら ここの髪を持ってきて…三玖のできあがり!」
五月「!私は真剣に言ってるんですが?」
一花「ごめんごめん 六つ子ジョークだよ」
二乃「一花!髪の分け目が逆よ もっと寝ぼけた目にして」
六海「このアホ毛邪魔だな〜」
五月「六海まで私で遊ばないでください」
一花「ちょうど三玖もいないしこれで騙せるか試してみようよ」
六海「ナイスアイディア!」
ニ乃「え…マジ…?」
ニ乃「あいつに私たちの区別なんてできるわけないでしょ」
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風太郎「やべぇ寝すぎた‼︎」
風太郎「いつもより40分オーバー…せっかく泊まり込みしたのにもったいない 恐ろしきベットの魔力…」
風太郎「‼︎‼︎‼︎‼︎ えっ」
風太郎(隣で寝てる…誰だ⁉︎そうだこの服を着てたのは…三玖なのか⁉︎ ここ六海の部屋だぞ⁉︎なんで⁉︎)
風太郎(やばいすぐさま逃げなければ ここで三玖が起きたら面倒だましてや他の誰かに見られたりしたら…)
風太郎「ど…どうした五月」
五月「!…わかるんですね…」
二人とも「……」
三玖 ゴソ
風太郎 ビクッ
五月「?」
風太郎「用が無いならもういいかな着替えるから」
五月「ええっ⁉︎」
バタン
五月「もう結構です!」
風太郎(しまった…外で話を聞くだけでよかったか)
二乃「あーあやっぱり怒らせちゃった」
一花「フータロー君大丈夫?」
風太郎「ああ…」
六海「三玖姉どこに行ったか知らない?」
風太郎「えーっと…図書館…かな」
六海「じゃあ俺らも気分変えて図書館で勉強するか〜」
風太郎「そ そうするか」
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四葉「三玖はどこかなー」
風太郎「……」
風太郎(五月とこのままでいいのか? いや…あいつ自身が一人でできると言ったんだそれに賭けるしかない…)
回想五月(たとえ退学になってもあなたからは絶対に教わりません)
風太郎(あ〜思い出したらムカムカしてきた もー知らん…)
回想一花(フータロー君にしかできないことがあるから)
風太郎「えー…ゴホン 四葉 例えば…例えばだがこの先五人の誰かが成績不良で進級出来なかったとする その時お前はどうする?」
四葉「私ももう一回二年生をやります…と言っても私が一番可能性が高いんですけどあはは…でも上杉さんがいればそんな心配いりませんね」
風太郎(中途半端な仕事をするわけにはいかないか あいつもきっと…)
一花「フータロー君 私うっかり筆箱忘れちゃったよ」
四葉「書くものなら 私がたくさん…」
一花「私たちだけで先に始めてるから忘れ物取ってきてくれる?」
風太郎「ああ 行ってくる」
六海「頼むぞ 風太郎」
風太郎「まかせろ」
風太郎「!」
風太郎「三玖起きたか」
三玖「と 図書館に行ったんじゃ」
風太郎「忘れ物だ 一花たちが待ってる先に合流しててくれ」
三玖「もしかして昨日の夜」
風太郎「え?夜?夜といえば昨日の夜はよく眠れたか?俺はどうもベットに慣れなくてリビングの床で寝てたから腰がいてぇよ」
三玖「そ そうだよね…よかった」
風太郎(嘘だけど…恐らく知らない方がいいだろう…それに俺は…これからもう一つ嘘をつかなければいけないんだ!)
三玖「じゃあ私は先行ってるね 行ってらっしゃい」
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風太郎「おい起きろ」
五月「!ああ…すみま…せん………っ」
風太郎「やっと見つけたぞ三玖」
五月「えっ」
五月(あ…)
風太郎「勉強サボって俺から逃げてただろ!許さねぇぞ!」
五月「…っ あの」
風太郎「ほらペン持て」
五月「私は」
風太郎「教科書広げろ 罰としてスパルタ授業だ!お前には絶対赤点回避してもらうぞ」
五月「だから三玖じゃ…」
風太郎「そういや五月の姿が見えねぇな」
風太郎「今も部屋で勉強頑張ってるんだろうな 間違ってもうたた寝してるなんてことはないだろう」
五月「……ッ」
風太郎「どうした三玖?」
回想一花(素直になればいいのに)
五月「なんでもありま…なんでもないよ」
五月 カァァァァ
風太郎「じゃあ始めよう 今はどこやってたんだ?」
五月「せ 生物」
風太郎「そのまま続けるか…わからなかったところはあるか?」
五月「えっと…」
風太郎「あ そうだ 一昨日は悪かった」
五月「な…なんのこと?」
風太郎「あっそうだな ははは三玖に何言ってんだか」
五月「私こそごめんね」
風太郎「三玖こそ何言ってるんだ?」
五月「そ そうだね」
五月「……ここがわからないんだけど」
風太郎「なんだもうそこまで進んでたのか…それはな」
風太郎「一人でよく頑張ったな」
二乃「………」