五等分の花嫁と一人の弟   作:よもぎもなか

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第2章 〜林間学校編〜
第17話 林間学校前日 その1


四葉「林間学校♪林間学校♪ 上杉さん もうすぐ林間学校ですよ」

風太郎「四葉」

四葉「うわああああああああああ」

六海「どんだけ叫ぶの…風太郎だよコレは…」

風太郎「俺だ」

四葉「上杉さん!」

カポ

四葉「誰ーッ⁉︎」

風太郎「俺だ」

四葉「よかった〜」

カポ

四葉「助けて‼︎」

先生「図書室ではお静かに!」

風太郎・四葉・六海「すみません」

四葉「その金髪のカツラ絶妙に似合ってますよ こんな仮装道具持ってきてどうしたんですか?」

風太郎「肝試しの実行委員になってしまってな」

四葉「肝試しって林間学校の?へー上杉さんが珍しく社交的ですね」

六海「こいつやりたくてやってるわけじゃないよ こいつが決め事中に自習してたからみんなで風太郎に面倒な役押し付けただけだよ」

風太郎「とびきり怖がらせてこの恨み晴らしてやる 忘れられない夜にしてやるぜ」

三玖「ノリノリだね」

六海「恨みって…自業自得だろ!」

風太郎「同じクラスなのに五月と六海は手伝ってくれなかったんだ」

六海「なんで俺が手伝わないといけないんだよ!」

四葉「チラッと聞いた話なのですが この学校の林間学校には伝説があるのを知っていますか?」 

四葉「最終日に行われるキャンプファイヤーのダンス そのフィナーレの瞬間に踊っていたペアは生涯を添い遂げる縁で結ばれるというのです」

六海「あ〜だから最近告白してくる人とかキャンプファイヤーのダンスで誘ってくる人がいたのか…くだらないよね〜そんな嘘みたいな伝説」

風太郎「そのとおりだな」

四葉「冷めてる!現代っ子!」

 

風太郎「学生カップルなんてほとんどが別れるんだ 時間の無駄遣いだな」

四葉「それでも好きな人とはお付き合いしたいじゃないですか とにかく今日は教科書よりしおりをしっかり読んで気分を高めておくこと!」

風太郎「えー…」

三玖「……なんで好きな人と付き合うんだろ」

風太郎・四葉・六海「え」

一花「うーん…なんでだろう…その人のことが好きで好きで堪らないからだよ 三玖も心当たりがあるんじゃない」

三玖「ないよ」

風太郎「一花遅い!もう始めるぞ」

一花「えーっと何が始まるのかなー? でも今日も撮影が入ってるんだ もう行かなきゃ 今は何よりお仕事優先!寂しい思いさせてごめんね」

風太郎「寂しくなんかねーよ」

六海「俺は今日そういや収録なかったな…頑張って!」

三玖「頑張って」

四葉「一花ファイト!」

ピコン

一花「………あーやば… クラスの子たちに呼び出されちゃったんだけどもう仕事行かないと林間学校でまだ決めてないことがあったみたい」

一花「三玖か六海いつものお願い」

六海「俺が行くよ!任せて!三玖姉たちは勉強しといて」

風太郎「……?いつもの?」

 

 

風太郎(六海のやつ何をするつもりだ…?)

風太郎(トイレに入って出てきたら一花……まさか入れ替わって事を済ませるつもりか⁉︎ なんてめんどうな…いや あいつらだからこそできる業か)

風太郎(…だが下手な嘘をつくと痛い目に…熱い目に遭うと俺は知っている)

 

風太郎「嫌な予感しかしねぇ…」

 

⁇「な…中野さん 来てくれてありがとう」

六海「あれ?えーっとクラスのみんなは?」

⁇「悪い 君に来てもらうために嘘ついた」

六海「私に用って?」

⁇「俺とキャンプファイヤーで一緒に踊ってください!」

六海「え?私と?なんで?」

⁇「それは…好き…だからです」

 

六海(へぇ〜一花姉のことが好きな生徒いるんだ〜弟としては変な虫はついてほしくないな〜一花姉の友達とかが姉ちゃんだったり俺だったり質問攻めうけるからな〜)

 

六海「ありがとう 返事はまた今度…」

⁇「今 答えが聞きたい!」

六海「えっ まだ悩んでるから」

⁇「ということは可能性があるんですね」

六海「いやぁ」

 

風太郎(やはりか 自業自得だな)

 

⁇「おっ?中野さん雰囲気変わりました?髪…ん?なんだろ… 中野さんって六つ子でしたよね もしかして…」

 

六海(アレ?やば バレた?)

 

風太郎「一花 こんなところいたのか お前の五人の姉弟が読んでたぞ 早く行ってやれ」

六海「風太郎…」

⁇「何勝手に登場してんだコラ 誰だよお前コラ 気安く中野さんを下の名前を呼ぶんじゃねぇよコラ お 俺も名前で呼んでいいのかなコラ」

風太郎「返事くらい待ってやれよ 少しは人の気持ちを考えろ」

六海「風太郎が言うと説得力ないな…」

風太郎「行くぞ」

⁇「待てコラ!俺はい…中野さんと踊りてぇだけだ お前関係ないだろ」

風太郎「一応関係者だ」

⁇「はぁっ?」

六海「二人とも落ち着いて!」

⁇「一…中野さん 邪魔者をすぐに片付けるんで暫しお待ちください オラ出てけ!」

六海「私…風太郎と踊る約束してるから」

風太郎「へ?」

六海「あ…」

 

六海(ヤベッ…やらかした…勝手に約束しちゃった…どうしよ…ってかさっきから風太郎って普通に読んでた…呼び方はフータロー君じゃないとな…)

 

六海「えーっと…違くて…」

⁇「嘘だ こんな奴中野さんに釣り合わねぇ!」

六海「そんなことないよ!フータロー君はカッコいいよ…」

⁇「つ…付き合ってるんですか…?」

 

風太郎「勝手なこと言って…勝手に断っていいのかよ」

六海「一花姉は仕事優先って言ってたし…それに一花の好きな人なんとなくだけど知ってるし…

 

⁇「ん?違うのか?」

六海「ラブラブだよね〜 一緒に帰ろっか」

風太郎「ああもうそれでいいよ」

 

⁇「ちょっと待て!恋人同士なら 『手』繋いで帰れるだろ」

風太郎・六海「‼︎」

風太郎「そうとは限らないだろ」

⁇「なんだ?できないのか?やっぱり怪しいな」

風太郎「あのなぁ…」

 

ギュッ

 

六海「早く帰ろっフータロー君 いや〜本当にごめんね 後日ちゃんと話そうね」

⁇「くそーっ!林間学校までに彼女作りたかったってのに結局このまま独り身かーっ!」

 

六海「また明日ね…」

⁇「はい…」

 

風太郎「はぁ… 勝手に約束して…キャンプファイヤーどうするんだよ…」

 

 

 

生徒「らいはちゃん何作ってるのー?」

らいは「えーっと…あ プレ…ゼント…かな」

先生「らいはちゃん…?大丈夫?」

らいは「あれ?熱っ…」

 

バタン

 

 

 

風太郎(林間学校か…どうするかな…)




六海豆知識

六海が姉の変装をするときはシリコン製の偽乳と制服ならしい
六海が得意なスポーツはサッカーでかなり上手い サッカー部顔負けレベルである
六海の好きな女性のタイプは優しくて可愛いくて距離感を時と場合でわかってくれて五月姉に似てない女性(どうしても自分にベッタリくっついてくる五月姉を思い出すため)

《来週中に短編の五等分の花嫁の小説を出そうと思います。楽しみに待っておいてください‼︎》
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