四葉「六つ子ゲーム!」
全員「イェーイ!」
二乃「私はだーれだ?」
『説明しよう 六つ子ゲームとは基本的には隠した手から伸びる指を当てるゲームで一花=親指 二乃=人差し指 三玖=中指 四葉=薬指 五月=小指で六海は特殊で親指or小指を出した状況で見えないように小指or親指を真っ直ぐに伸ばす 六海だけ難易度が高いらしい】
三玖「二乃」
一花「三玖かな」
六海「俺も三玖姉に一票」
四葉「四葉!」
五月「二乃です」
風太郎「……」
二乃「ちょっと触るの禁止!ってか触るの禁止!つーか触んな」
風太郎「くっ…二乃だッ!」
二乃「残念 三玖でした」
六海「なんで裏返ってんの…」
風太郎「くそー‼︎次俺な!」
六海「やけにハイテンションだな」
風太郎「お前たちの家を除けば外泊なんて小学生以来だ もう誰も俺を止められないぜ!」
四葉「…まぁもう一時間以上足止めくらってるんですけどね」
風太郎「なかなかいい部屋だな!」
五月「でも五人部屋ですよ?」
二乃「ねぇ本当にこの旅館に泊まるの?こいつと同じ部屋なんて絶対嫌!」
六海「団体のお客様さんが急に入って一部屋しか空いてなかったから仕方ないじゃん 俺だってどっかの赤髪アホ毛さんに何かされそうだから嫌だよ」
五月「もしかして私のこと言ってます?」
六海「もちろん…」
二乃「そうね…車で誰か寝ればいいじゃない!」
六海「江端さんは仕事あるからって帰ったよ」
二乃「ほら旅館の前にもう一部屋あったでしょ」
四葉「あ 明日死んでるよ…‼︎」
風太郎「旅館なんて小学校の修学旅行以来だ 確かにあの時の部屋の方が広かったな なんだこれ?」
らいは『お兄ちゃんへ 旅行の安全をねがってお守りを作りました。林間学校たのしんできてね。 p.s お礼のおみやげきたいしています」
風太郎「良い旅館だ!文句言ってないで楽しもうぜ!」
二乃「中野家集合」
二乃「不本意だけどご覧のありさまよ 各自気を付けなさいよ」
六海「えっ?俺も?」
二乃「もちろんよ」
四葉「気をつけるって何を…」
二乃「それは…ほら…一晩同じ部屋ですごすわけだから…あいつも男だってことよ…」
一花・三玖・四葉・五月「!」
六海「風太郎はそんなことしないでしょ」
風太郎「やろうぜ」
ドタドタバタ
五月「な何を⁉︎」
風太郎「トランプ持ってきたやろうぜ!」
一花「き 気がきくね〜懐かしいなぁ」
四葉「何やります?」
六海「大富豪とかどう?」
風太郎「やっぱり七並べっしょ!」
五月(だ…大丈夫ですよね…私たちは生徒と家庭教師ですから…)
風太郎「すげぇ!タッパーに入れて持ち帰りたい」
六海「本当にやるなよ」
四葉「こんなの食べちゃっていいのかな…明日のカレーか見劣りしそうだよ」
二乃「三玖 あんたの班のカレー 楽しみにしてるわ」
三玖「うるさい この前六海と練習したから」
一花「そういえばスケジュール見てなかったかも」
風太郎「二日目の主なイベントは10時オリエンテーリング 16時飯盒炊さん 20時肝試し 三日目は10時から自由参加の登山 スキー 川釣り」
風太郎「そして夜はキャンプファイヤーだ」
六海「なんで風太郎全部暗記してんの?」
四葉「あとキャンプファイヤーの伝説の詳細がわかったんですけど」
風太郎「またその話か」
一花「伝説?」
二乃「関係ないわよ そんな話したってしょうがないでしょ どうせこの子たちに相手なんかいないでしょ」
一花「あはは…」
六海「ウン ソダネ-」
風太郎(そうだった……一花と踊ることになったんだっけ 結びの伝説なんて信じちゃいないがどうしたものか…)
二乃「ま 伝説なんてくだらないことどうでもいいけど」
一花「あ そうそう ここ温泉があるって書いてあるよ」
三玖「多分ニ乃誰からも誘われなかったんだと思う」
六海「そっか〜拗ねてるんだ」
二乃「あんたたちねぇ…」
一花「えーっと…えっ混浴…」
二乃「はぁ⁉︎こいつと部屋のみならずお風呂も同じってこと?」
五月「言語道断です!」
六海「なんで一緒に入る前提なの?別に時間ずらしたら良くね?」
風太郎「ニ乃…一緒に入るのが嫌なんで心外だぜ…俺とお前は経験済みだろ〜?」
三玖「に 二乃それどういう……っ」
二乃「わざと誤解を招く言い方すんな!」
風太郎「はははいつもの仕返しだ!」
一花「あ 混浴じゃなくて温浴でした」
六海「どうやったら読み間違えんの…」
男子風呂 更衣室
六海「どうしたんだ風太郎 入らないの?」
風太郎「……いや…お前さ…あいつらと同じ顔だろ?…だからなんか…変な感じがする…」
六海「はぁ…風太郎〜俺は男だよ?顔が一緒とはいえ俺は男!ただ男同士風呂に入るだけ わかった?」
風太郎「わかってる 頭の中ではわかってるんだがな…」
六海「…めんどくさ…俺先入っとくよ〜」
風太郎「お…おう」
風太郎(俺がおかしいのか?)
女子風呂
二乃「今日のあいつ 絶対おかしいわ」
一花「あー気持ちぃー」
五月「六海はいませんがみんなで一緒にお風呂に入るなんて何年ぶりでしょう」
四葉「三玖のおっぱい大きくなったんじゃない?」
三玖「みんな同じだから」
四葉「上杉さん 普段旅行とか行かないのかな?」
三玖「まるで徹夜明けのテンションだったね」
二乃「とにかく あのトラベラーズハイのあいつは危険よ…問題は誰があいつの隣で寝るか」
一花「二乃考えすぎじゃない? 私たちただの友達なんだし」
四葉「そうだよ 上杉さんはそんな人じゃないよ!」
二乃「じゃあ四葉が隣でいいってこと?」
四葉「!」
二乃「上杉はそんなやつじゃないから心配ないんでしょ?」
四葉「……それは…ちょっとどうなんだろうね」
二乃「はぁ……」
五月「それでは二乃ならどうでしょうか?」
二乃「は?なんで私?」
五月「いえなんとなく二乃なら殴ってでも抵抗してくれそうなので」
二乃「……一花あんたは気にしないでしょ」
一花「私に来たか〜」
二乃「ただの友達なんでしょ」
一花「…うんフータロー君は…いい友達だよ」
四葉「今思ったけど六海じゃダメなの」
五月「六海は私と寝るのでダメです」(六海の許可はない)
二乃「じゃあ一花で…」
三玖「待って!平等…みんな平等にしよう」
二乃「なるほど考えたわね」
三玖「誰も隣に行きたくないなら全員が隣に行けばいいんだ 少なくともフータローから見たら」
六海「なんで俺まで…」
二乃「誰かもわからない相手に手も出さないでしょう」
六海「え?俺も手出される扱い?」
二乃「もちろんよ!六海も可愛いし」
六海「二乃姉?手を出すもなにも俺は男だけど?」
五月「準備はいいですか?」
六海「俺の話は無視?」
全員「……」
六海「えーっと…俺たちも寝よっか…」
翌日
一花「んー…! フータロー君…なんで…ってははは…みんなめちゃくちゃ」
一花「寝顔を見るのは二回目かな これくらい平常心でいられなきゃ友達…パートナーじゃないよね 大丈夫だよね…」
六海「もう朝だよ〜朝食は食堂で…」
バタン
六海(あ…あれって一花姉だよね…今風太郎に膝枕してたし…本当に風太郎のこと…)
⁇「中野‼︎ここで何やってるんだ」
六海「あれ?先生?どうしてここに…」
バスガイド「例年より早い猛吹雪で足踏みしてしまいましたが一組の皆さんが揃ったということで今日こそ楽しい林間学校にしましょう!」
風太郎「こいつらも同じ旅館で泊まってたなんてな よく会わなかったもんだ」
六海「……」
風太郎「どうした?」
六海「!なんでもない」
六海(一花姉は本当に風太郎のこと…)
《やっと林間学校編まで行けました〜‼︎楽しみにしておいてください‼︎》
《追記:UA数17000突破ありがとうござまいす》