五等分の花嫁と一人の弟   作:よもぎもなか

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第24話 結びの伝説 その六

生徒1「おはよー」

生徒2「今日どこ行く?」

生徒1「スキーでしょ」

三玖の友達「三玖ちゃんおはよ」

三玖「…うん おはよう」

 

三玖(私たちは平等…だとしたら私はどうしたら…)

 

三玖「最終日だね」

 

 

六海「ふぁぁ〜起きた?おはよ〜風太郎

風太郎「おはよう……最終日か」

 

風太郎(一花との一件は先生にも説明するはめになり俺と一花と六海は大目玉を食らった 疲れからかそのまま倒れるように寝たみたいだ)

風太郎(半信半疑だった五月と三玖は一様六海に説明してくれたらしいが出来たら話せる機会があるといいのだが)

風太郎(楽しい林間学校が何故こんなことに…)

 

六海「ふぁぁ〜俺まだ眠いから寝るわ〜風太郎はどうする?」

風太郎「だるいし俺も寝るわ」

四葉「六海 上杉さん!」

六海「四葉姉!びっくりした…」

風太郎「うおっ!四葉!」

四葉「自由参加だからって二人共逃しませんよ!スキー行きましょうスキー!」

 

 

四葉「さあ!滑り倒しますよーっ!」

風太郎「寒いから寝かせてくれ…というかこれ滑れねーし」

四葉「寝るなんてもったいない!どうしても無理なら私が手を引いて滑ってあげます」

風太郎「よーし練習するぞー つーか四馬鹿はどうした」

四葉「一花は体調崩して五月が看病してくれてます」

風太郎「あんな目にあったんだ 当然と言えば当然か」

四葉「なにかあったんですか?」

風太郎「いや…何もない…」

四葉「それよりニ乃はもう滑ってて私が教えるのは あ 来た」

⁇「どーも」

風太郎「誰だ!」

⁇「三玖」

風太郎「み 三玖か…顔だけだとわからないな」

三玖「!」

四葉「あはは」

風太郎「派手に転んだな」

三玖「……」

風太郎「平気か?」

三玖「うん大丈夫」

風太郎「………」

四葉「よーし普段教わってばかりの私ですが今日は教えまくりますよ!」

 

 

六海「その調子その調子!」

風太郎「おっとっと…」

一花?「わーぎこちないなー」

一花?「寒いね〜」

風太郎「ほんとに誰だ!」

一花?「一花だよ」

三玖・四葉「!」

六海「あれ?五月姉…なんで一花姉の変装してるんだろ…

風太郎「体調はよくなったのか?」

一花?「ゴホゴホッ まだ万全じゃないけど心配しないで あと五月ちゃんは顔を合わせづらいさら一人で滑ってさ」

風太郎「そうか…」

四葉「一花ー⁉︎この二人全然言ったこと覚えてくれない!」

風太郎「それは俺がいつもお前に思ってることだよ」

一花?「…っ! じゃあ楽しく覚えようよ 追いかけっこ 四葉が鬼ね!」

六海「一花姉待って!」

風太郎「お おい!」

四葉「はーい」

風太郎「ようやく進めるようになったところなのに無茶な…」

四葉「いーち にーい」

 

風太郎(待てよ…これは昨日しっかり話せなかった三玖に弁明するチャンスだ)

 

風太郎「三玖一緒に…ってああっ! あ あいつ いつの間にあんなに上達したんだ ハァ…ハァ…これはまずいな…」

風太郎「!なんだ一花」

一花?「確認したいんだけど…昨日のこと誰にも言ってない?」

風太郎「言えないだろあんなこと…」

一花?「……それって…」

風太郎「一花 これどうやって止まんの?」

風太郎「えええっ上杉君⁉︎」

 

 

六海「一花姉…ちょっと話したいんだけど…」

一花?「え……なんの話?」

六海「いいから」

 

       〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

一花?「こんな人気(ひとけ)がない場所に来て…もしかしてお姉さんに手を出すの…w」

六海「なんでそんなことしてるの?五月姉…?」

五月「やはりバレていましたか…」

六海「風太郎は気付いてなかったけどね…っでなんでこんなことしてるの?」

五月「男の人はもっと見極めて選ばないといけないので…」

六海「なるほどね…見極めか…まぁ大ごとになる前に辞めなよ?後が大変だから」

五月「わかってます」

六海「…まぁ頑張りなよ」

 

 

風太郎(四葉…教える時はしっかり教えてくれ…)

 

モブ「あのー大丈夫?というか生きてる?」

風太郎「お構いなく!」

 

風太郎(注目集めてるな…早く捜そう)

風太郎(らいはのお守りを返してもらいそびれたせいか昨日から不運続きだ)

 

ニ乃「この絆創膏…キンタロー君?」

風太郎「にっ…え?違いますよ なんですかその変な名前」

ニ乃「嘘!だってこれキミにしかあげてないもんってなんで逃げるの?」

 

風太郎(まずい!どうする…ここで打ち上げるか?騙していたとなんと か穏便に済ませる方法は…)

 

四葉「あー上杉さん見ーっけ」

 

風太郎(‼︎ こっちはだめだ!四葉に捕まればニ乃にもバレる 誤魔化すにも人気(ひとけ)がなさすぎる 覚悟を決めるしかない…‼︎)

風太郎(あー…クラクラしてきた)

 

ニ乃「キンタロー君!」

四葉「上杉さん!」

ニ乃「あれ…四葉じゃない」

四葉「二乃見っけ」

二乃「そっちに金髪の男の子行ってない?」

四葉「二乃こそ上杉さんを見なかった?」

二乃「おかしいわね…」

 

       〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

 

風太郎「三玖…」

三玖「危ない…捕まるところだった」

風太郎「ここ…かまくらか まさか作ったのか?」

三玖「ううん元からあった」

風太郎「そうか 中は結構暖かいな」

三玖「フ フータロー 狭いから…あんまり動いちゃだめ…」

風太郎「…悪い じゃあ俺は出るから」

三玖「い 行かないで出るのも…だめ… もう…よく…わかんない…」

風太郎「三玖?」

三玖「ほ ほらまだ四葉がいるかも」

風太郎「確かに…また追いかけられるのはごめんだな もうしばらく邪魔させてくれ」

三玖「!それがいいよ」

風太郎「そもそもあの無尽蔵のスタミナはなんだ 六海と四葉は怪物か何かなのか?」

三玖「私もここがなかったら捕まってた」

風太郎「途中からスキー関係なくなったな」

 

三玖(私…なんでこんなこと…」

 

風太郎「どうやって逃げ切ろうか」

三玖「……それなら…そうだ四葉と六海にはハンデ貰おうよ」

風太郎「ハンデ?」

三玖「何か…荷物を持ってもらって足の速さを平等に!」

風太郎「ま そっちの方が盛り上がるな」

三玖「うんじゃあ…」

風太郎「だが俺はあまり好きじゃないな」

三玖「え…」

風太郎「お前たち六人はおそらく同じ身体能力だったろ 六つ子だし だったらあの運動能力は四葉と六海が後天的に身につけたものだ」

三玖「そうだけど…」

風太郎「遊びでなに言ってんだって話だけどさ その努力を否定したくない」

三玖「!」

風太郎「全員平等もいいがそこに至るまで否定しちゃいけない 平等じゃなくて公平にいこうぜ」

三玖「!」

ゴツ

三玖「痛い…」

 

風太郎「何やってんだよ 気をつけろよ」

三玖「公平にいこうぜ」

風太郎「って本格的に何言ってんだ 暑くて変なこと言っちまった 外の空気吸ってくる」

 

       〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

 

一花「何?どうしたの?」

三玖「一花 あのね 話したいことがある」

 

 

 

 

 

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