五等分の花嫁と一人の弟   作:よもぎもなか

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第26話 結びの伝説 その八

ハゲネズミ先生「よく連れてきてくれたな 上杉は一旦この部屋で安静にさせ様子を見る これ以上悪化するようなら私が病院に送ろう

ハゲネズミ先生「こいつの荷物を持ってきてくれ」

四葉「はい…」

一花「……ごめん…私のせいだ」

三玖「一花!」

ハゲネズミ先生「お前たちは着替えて広場に集合だ じきキャンプファイヤーが始まる」

六海「お 俺も残ります」

五月「私も残ります」

風太郎「……ゴホッお前たちがいても仕方ないだろ一人にしてくれ」

全員「!」

二乃「ちょっと冷たいんじゃない?五月はあんたを心配して…」

ハゲネズミ先生「ということだ早く行きなさい」

五月「…でも」

ハゲネズミ先生「安静と言っただろ!これよりこの部屋を立ち入り禁止とする!見つけたら罰則を与えるからな!」

全員「………」

三玖「フータロー…せっかく林間学校に前向きになってくれたのに一人で…こんな寂しい終わり方でいいのかな…」

風太郎「二乃」

二乃「?」

 

 

生徒1「最後のダンスどうする〜?」

生徒2「俺 今か誘っちゃおっかな!」

二乃「くだらないわ」

二乃の友達「あれ?二乃どうしたの?」

二乃の友達「男の子と踊るってテンション上がってたじゃん」

二乃「…フラれちゃったわ」

 

〜少し前〜

風太郎「外せない用事ができたらしい スキー場でたまたまあって頼まれたんだ」

二乃「やっぱり彼だったんだ…」

二乃「嫌われちゃったかな…少し重たかったかしら」

風太郎「ん…いや…」

二乃「まぁ待つだけ待ってみるわ」

風太郎「あれは…」

ハゲネズミ先生「上杉!何してるんだ!早く休みなさい!」

風太郎「悪い 元気出せよ」

 

〜現在〜

二乃(一番元気のないあんたが言うなっての 恩着せがましく心配なんてして…少しは自分の心配しなさいよ)

 

二乃「…ムカつく

二乃「ちょっとトイレ」

二乃の友達「二乃 早くしないと始まっちゃうよ!」

 

 

ピタ

一花「わっ!」

三玖「あげる 風邪は水分補給が大事」

一花「へー…ホットもあるんだ…」

一花と三玖がおでことおでこをくっつける

三玖「治ってる」

一花「やっぱり…私がフータロー君にうつしちゃったかな?」

三玖「フータローは最初からおかしかった」

一花「えっ?」

三玖「今にして思えばずっと具合が悪かったんだと思う もっとよく見てあげてたら…私も自分のことで必死だったから」

一花「ごめんね」

三玖「?」

一花「ダンス断るべきだった もっと早く気づいてたら良かったのにね 伝説のこと…三玖の想い…」

 

一花(そしてこの気持ち…)

 

三玖「…」

ギュ

一花「えっ…三玖?」

三玖「ずっと気にしてた 一花や二乃みんながフータローとどう接しているのか 私だけ特別なんて平等じゃないと思ってたから」

三玖「でももうやめた」

 

三玖(独り占めはしたい この感情にウソはつけない だけどそれは今じゃない)

 

三玖「私はフータローが好き だから好き勝手にするよその代わり一花もみんなも…お好きにどうぞ 負けないから」

一花「うーん…やっぱり抹茶ソーダって絶妙にまずい…」

三玖「そうかな?」

一花「でも効力バツグンだよ ありがとう じゃあ行こう」

三玖「うん」

 

 

女子生徒「六海くん 私と踊ってくれませんか?」

六海「ごめんね ちょっと行かないといけないことがあって俺はキャンプファイヤー踊れないんだ」

女子生徒「そうなんだ…」

六海「誘ってくれたのは嬉しかったよ ありがとう」

 

女子生徒(ヤバい!あの笑顔かわいい〜もうこれは天使じゃん!)

 

女子生徒「はい〜」

 

六海「これで最後かな……ハァ…」

 

六海(風太郎が風邪でダウンしてしまった…俺が悪い…もっと風太郎のことを見ていれば…俺がしっかり倉庫に誰も残ってないか見ていたら…五月姉が一花姉に変装してるってもっと早く伝えておけば…こんなことにはならなかったのに…)

 

二乃「あんたまた全部自分が悪いと思ってるでしょ」

六海「!二乃姉…」

二乃「あんたも確かに倉庫に誰もいないか確かめなかったのは悪いけどまだいるって出てこなかった一花と上杉が悪い」

二乃「あんたの不注意も悪いけど別にあんただけが悪いんじゃないんだから…元気出しなさい…」

六海「二乃姉…ありがとう! 励ましてくれて!」

二乃「本当に…あんたそんな可愛い笑顔を誰にでも見せるからファンクラブができるのよ…」

六海「え?ファンクラブ?」

二乃「そう 結構そのファンクラブに入ってる人いるみたいよ」

六海「いつのまに⁉︎」

二乃「気づかなかったの⁉︎頭に『六海天使』って書いた鉢巻つけてる生徒たまに廊下で見るわよ」 (五月の部屋にもその鉢巻あったし)

六海「そんな人いるんだ…知らなかった」

二乃「まぁよく思われてるだけいいじゃない」

六海「そうだね…じゃあ行こっか」

二乃「どこに行くのよ」

六海「二乃姉も風太郎のとこに行こうとしてたくせに ほら行くよ」

二乃「ちょっと!待ちなさいよ!」

 

 

五月(私が余計なことを考えて一花のふりをしなければ)

 

五月「四葉 荷物はまだ…四葉…?」

四葉「これ…上杉さんのしおり…付箋やメモがたくさん こんなに楽しみにしてたのに…」

四葉「具合の悪い上杉さんを無理に連れまわして台無しにしちゃった」

五月「……」

四葉「私が余計なことしたから…」

五月「結局のところ 上杉君がどう感じたのか何を考えているのか本人に聞かないとわかりません ただ…無駄ではなかったはずですよ」

 

そこには風太郎のメモがあった

   『

       らいはへのお土産話

 

    楽しかった話

          ・車内で六つ子ゲーム 

          ・四葉が手伝ってくれた肝試し

      候補  3日目のスキー

        (四葉が教えてくれるらしい)

      驚いた話

           ・5年ぶりの旅館

           ・六海と手分けして五月と二乃を探す

                             』

四葉「! これ…本当かな…」

四葉「三玖は寂しい終わり方って言ってたけど楽しかったのかな…」

五月「さぁ?」

四葉「上杉さんに聞いてみる!」

五月「え 今からですか⁉︎」

四葉「こっそり行けば大丈夫だって!」

五月「……ストレート…私も四葉みたいにできるでしょうか」

 

 

風太郎「ゲホッゴホッ」

ハゲネズミ先生「!おっと…寝てしまった すっかりくらくなったな 電気電気」

先生2「主任 キャンプファイヤーも終盤です 手伝って貰えますか?」

ハゲネズミ先生「ああ 今行こう」

先生2「どうせ寝てたんでしょ」

五月(…あわわわわ 電気を点けたら気づかれてました…真っ暗で良かった…四葉も行くと言ってたのにどうしちゃったのでしょう…)

五月(四葉を見習ってみましたが…先生が寝てる間に忍び込むなど大胆不敵すぎだったでしょうか…だけど…彼を独りにさせてはいけない)

五月(痛っ足元も見えない…確かこの辺にスイッチが…)

チカ

全員「え?」

四葉「ええっー⁉︎みんな来てたの⁉︎」

六海「静かに…っ」

二乃「なんであんたたちがいるのよ」

三玖「二乃こそ意外」

二乃「わ 私はよく効くお守りを返そうと思っただけ」

一花「私たちもフータロー君が心配でしたんだよね 三玖」

三玖「うん…」

四葉「えへへなんか嬉しいなー全員で同じこと考えてたんだね」

二乃「私は違うって言ってるでしょ!」

六海「素直になりなよ〜二乃姉」

五月「………」

五月「上杉君 みんなあなたに元気になってほしいと思ってます 上杉君がどんな人なのか私にはまだよくわかりませんが目が覚めたらよければ…」

五月「教えてください あなたのことを」

 

 

生徒「3・2・1」

 

その瞬間フィナーレが行われた




六海(生徒として)のファンクラブ詳細設定

会員数 156人(全校生徒数 465名)

男子生徒 65人
女子生徒 91人

一代目会長 ⁇?
二台目会長 MAY(本名不明)


《UA数19000突破しました‼︎ありがとうございます‼︎ あと1話で林間学校編が終わります‼︎いや〜長かったですね〜自分的には満足です!
これからもよろしくお願いします》
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