風太郎(明日から期末試験のテスト週間に突入する!初めてのテストせ平均20点 そして中間テストで平均26点 この伸び率を考えると…)
風太郎(何事もなければギリいけるはず!そう!何事もなければ…)
四葉「すみません!今日は陸上部の皆さんのお手伝いがあるんです!」
二乃「試験勉強は明日からでしょ?今日くらい 映画観に行かせなさいよ」
四葉「テスト週間に入れば部活もお休みになるはずです!」
五月「二乃 考え直しましょう 怖い映画らしいですし」
二乃「尚更 一人は嫌よ!」
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
風太郎「六海…大丈夫だよな…テストの点数あいつらしっかり取れるよな…」
六海「絶対取れる!…とは言い切れないけど…まぁ…大丈夫じゃない?帰ってきたら僕が勉強見れるし…」
一花「明日から本番だからさ まだノーカン まだ何事もないって…」
三玖「元気出してフータロー 明日は大丈夫だよ」
風太郎「だといいが…仕方ない…今日は各自 自習で…」
三玖「そっか…」
一花「わぁ!こんな所に二人分の映画のチケットが!しかも私の出てる奴!二人で観に行ってきなよ!」
風太郎「なんだよ急に」
三玖「一花」
一花「?」
三玖「無理して気を遣わないで 言った通り私の好きにするから」
一花「そ そう言うわけじゃないよー」
三玖「一花は…私とフータローが付き合ってもいいの?」
一花「…………………も もちろんお祝いするよ」
三玖「後悔しないでね 私は…」
風太郎「一花すまん」
一花「!」
風太郎「これ もう観たわ」
一花「えっ……なんだなんだ 私に興味津々かー?」
風太郎「あれは四…人に誘われただけだ…」
一花「あはは そーなんだ じゃあ私はこれで…」
六海「俺もこれで…」
風太郎「待て」
一花・六海「え?」
風太郎「本当に自習するのか怪しいな やっぱり俺が教える!六海もついでに勉強しろ!」
六海「ごめん…今日は用事があって…」
風太郎「嘘をつくな」
一花「フータロー君 六海が言ってることは本当だよ」
六海「社長の娘さんの面倒見を任されたからね…」
風太郎「あの髭のおっさんの娘?六海も嘘が下手になったな そんな娘が本当にいるんなら俺の前に連れてきてみやがれ!」
六海「わかった 勉強は家ですることにしよう 風太郎うち来て」
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
三玖「菊ちゃん大人しくしてて偉い」
風太郎「本当にいるんだな」
六海「だから行ったじゃん」
一花「急に出張が入った社長の代わりに面倒を見ることになってんだ」
風太郎「あのおっさん結婚してたのかよ……ってそんなことどうでもいい 子供は静かにさせて今は勉強…」
菊ちゃん「おい お前」
風太郎「!」
菊ちゃん「お前 アタシの遊び相手になれ」
風太郎「…菊ちゃん遊ぼー」
菊ちゃん「子供扱いすんな 人形遊びなんて時代遅れなんだよ 今のトレンドはおままごとだから」
風太郎(子供!)
菊ちゃん「お前 アタシのパパ役 アタシ アタシ役」
三玖「あ!じゃあ私ママ役やる」
菊ちゃん「うちにママはいない ママは浮気相手と出ていった…」
六海「社長……」
三玖「そこはリアルなんだ…」
風太郎「あのおっさんのシリアスな過去なんて知りたくなかったぞ…」
風太郎「所詮は子供の戯れだ 俺が適当に相手してるからお前たちは勉強しろ 六海は教えてやれ」
六海「了解」
風太郎「コホン 菊 幼稚園で友達できたかパパに聞かせてごらん」
菊ちゃん「あいつらガキばっかだが」
風太郎「コラコラ お前もクソガキだろ? お勉強の方はどうなんだ?パパが教えてあげてもいいぞ」
菊ちゃん「断る やっても意味がない どうせすぐ忘れるんだ」
風太郎「! いけないぞ菊 失敗を恐れてはいけない 諦めずに続けることで報われる日がきっとくる 成功は失敗の先にあるんだ」
菊ちゃん「綺麗ごとを」
風太郎「このガキ」
六海「はーい 風太郎 stay stay」
菊ちゃん「ガラガラ」
全員「?」
菊ちゃん「へーここが会社かー」
六海「会社来たんだ」
菊ちゃん「三人はここの事務員さん」
一花「え 私たちもやるの?」
三玖「事務員さん?」
菊ちゃん「そう 三人ともパパに惚れてる」
一花・三玖・六海「‼︎」
六海「あの…僕は男なんだけど……」
風太郎「なんだその設定 菊こいつらは…」
三玖「社長 いつになったらご飯連れてってくれるの?今夜行こう今夜」
一花「………」
一花(本当に素直になったね三玖…でも演技だったら負けられない」
一花「菊ちゃん新しいママ欲しくない?」
三玖「あ ずるい」
六海「ふうた……社長さん〜いつになったらデート行くんですか?今から行きません?」
風太郎「おい…お前もやるのか…」
六海「いや〜なんか俺もやった方がいいのかなぁって…」
三玖「私がママになる」
一花「三玖になれるかなー」
菊ちゃん「じゃあ三人ともパパのどこが好きか言え」
一花「す……」
三玖「好きなところ…」
六海「う〜ん イケメンで優しいとこ……かな?」
一花「えーっと…なんだろ…よくわかんないけど…こう見えて男らしい一面があったり…」
三玖「頭がいい 頼りになる背も高い かっこいい」
菊ちゃん「パパ そんなに背が高いじゃないんだけど」
一花「そ そうだった 社長のことだったね」
三玖「菊ちゃん 誰がいいと思った?」
菊ちゃん「アタシは…ママなんていらない」
六海「え?どうして?」
菊ちゃん「だって寂しくないからママのせいでパパはとっても大変だった パパがいれば寂しくない」
風太郎「無理すんな」
菊ちゃん「な 何をする やめろ!」
風太郎「お前みたいな年の女の子が母親がいなくなって寂しくないわけがない」
風太郎「可愛げもなく大人ぶってないでガキらしくわがまま言ってりゃいいんだよ」
三玖(こういうところだ 自分ではわかってないだろうけど)
三玖(人の気持ちに寄り添える暖かさ それをフータローは持ってる その暖かい心に溶かされたんだ)
三玖「フータロー 私と付き合おうよ」
一花・六海「‼︎」
風太郎「付き合おうっち何言ってんだ」
三玖「あ…えっと…」
風太郎「違うだろ 結婚しよう」
一花「!!!」
六海「ウッ」 バタ
三玖「けっ…こん…って…えぇっ⁉︎ 急にそんな…ど どうしたら…」
風太郎「よし!菊!これでママができたぞ 良かったな といってもままごとの中だけど」
三玖「……え?」
四葉「ただいまーってあれ⁉︎可愛い女の子だ!」
二乃「あんたまでなんでうちにいるのよ」
五月「えぇ!六海⁉︎大丈夫ですか⁉︎」
六海「うん ちょっと気絶しただけだから大丈夫…」
風太郎「ままごとだ 今ちょうど三玖と結婚したところだ」
二乃「本当になにしてんのよ…」
四葉「いいなー私も混ぜてください!誰の役が余ってますか?」
菊ちゃん「うちの犬!」
四葉「ワンちゃん⁉︎わんわん!」
菊ちゃん「そこの二人はおばあちゃん!」
二乃「あらー私たちも入れてくれるの?」
六海(やばい!二乃ねぇがキレてる!)
二乃「で?なんの役だって?」
菊ちゃん「お…おば…」
二乃「聞こえなーい」
六海「二乃ねぇストップ!」
三玖「不発…」
一花「焦った〜」
三玖「今回は不発に終わったけど…私は本気だから」
一花「………みたいだね」
風太郎「よろしくなお袋」
二乃「あんたの母親なんていやー‼︎」
四葉「あははは」
三玖「だけどなんでだろう フータローを独り占めしたいはずなのにこんな風に七人で一緒にいるのも嫌いじゃないんだ 変…かな…?」
一花「うん 私もそう思う このままみんなで楽しくいられたらいいね」