五等分の花嫁と一人の弟   作:よもぎもなか

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第2話 説得とテスト

 

六海「風太郎、親父との電話終わったか?」

風太郎「ああ今終わったぞ、あいつらはどこにいった?」

⁇4「みんな部屋に戻りましたよ?」

六海「四葉姉‼︎いつの間に…」

風太郎「四葉…だっけ?0点の…」

四葉「お父さんとは話せましたか?」

風太郎「ああ、お前らが本当に… …二人とも眉間にしわを寄せてみてくれ」

四葉「?こうですか?」

六海「?できてる?」

 

風太郎(本当に六つ子なんだな…)

 

風太郎「ってかなんで四葉は逃げないんだ?」

四葉「し 心外です!上杉さんの授業を受けるために決まってるじゃないですか!」

風太郎「!」

四葉「怖い先生が来るかと思って嫌だったんですが、同級生の上杉さんとなら楽しそうです!」

風太郎「四葉……抱きしめていいか?」

六海「なんでいいと思うんだ?」

四葉「さー他のみんなを呼びに行きましょう。手前から六海、五月、私、三玖、二乃そして一花の順ですね」

風太郎「五人集めるとこから始まるとはな…」

六海「その中の一人はここにいるが、それでもあと四人集めないといけないし、難易度ハードが二人もいるしな…………」

六海(ニ乃と五月は、風太郎の授業を受けてくれるんだろうか…)

四葉「大丈夫ですってクラスが一緒なら知ってると思いますが…五月は、凄く真面目な子です!余程なことが無い限り協力してくれますよ!」

六海「ごめん四葉姉……その余程なことが前あったんだわ…」

四葉「え?…いやでも五月なら参加してくれますよ」

五月「嫌です」

六海「ほらな四葉姉?やっぱり拒否られた…」

五月「そもそも、なぜ同級生のあなたなのですか?この町にまともな家庭教師は一人もいないのでしょうか?」

風太郎「なんだよ、昨日は教えてくれって言ってたじゃん」

五月「気の迷いです!忘れてください」

 

五月が勢いよくドアを閉める。

 

風太郎「…最初からこの調子で大丈夫かな…」

四葉「最悪六海が可愛くおねだりしたら一花と三玖と五月は大丈夫です」

風太郎「できるなら最初からそうしてくれ‼︎」

六海「嫌だ…絶対に嫌だ!恥ずかしいし二乃姉に見られたら一生ネタにされる…次に移ろう…三玖姉は、俺を抜いたら一番頭が良いからまだ良い返事を期待できると…」

三玖「嫌…なんで同級生のあなたなの?この町にはまともな家…」

六海「それさっき五月姉に聞いたから大丈夫…次々行こう…」

四葉「ニ乃は、人付き合いがとっても上手なんです。たくさんのお友達がいるので上杉さんもすぐに仲良くなれますよ!」

六海「風太郎は、さっきニ乃にストーカー認定されてたけど?仲良くなれると思う?四葉姉」

四葉「まぁ…大丈夫でしょ」

六海「まぁ大丈夫なことに賭けるしかないけど………」

風太郎「部屋にもいないってどういうこと⁉︎自信無くなってきた…」

六海「ニ乃姉は、どうせキッチンで何か作ってるか風呂とかだろ…一番後回しでいいと思うよ……あのさ四葉姉?」

四葉「どしたの六海?」

六海「今日の朝に見たんだけど一花姉の部屋が壊滅的やばかったんだけど…」

四葉「六海それ本当?」

六海「本当、後で片付けるの手伝って…今はしょうがない…風太郎気合い入れて部屋の中入れよ…」

ガチャ

風太郎「ここに人が住んでるのか?」

一花「人の部屋を未開の地扱いしてほしくないなぁ…ふぁ〜おはよ……まだ帰ってなかったんだね」

六海「これだと未開の地扱いされてもおかしくないだろ…いい加減に自分で片付けれるようになってくれ…………」

一花「まさかフータロー君が私たちの先生とはね〜それで五月ちゃん見てたわけだ」

六海「俺の話は無視かよ…」

風太郎「いいからとりあえず居間に戻るぞ」

六海「あ…まて風太郎、今すぐ引っ張るのを辞めろ⁉︎」

一花「あーダメダメ、服着てないから照れる………ほら私って、寝る時基本的に裸じゃん?あ…ショーツは穿いてるから安心して」

六海・風太郎「そういう問題じゃない………」

一花「あれ〜脱いだ服どこだ〜?四葉、六海、そこら辺にある服適当にちょうだ〜い」

六海「仮にでも年頃の男子にほぼ裸で出迎えて服適当に取っては流石にだめだろ…………」

一花「いいじゃん六海は、弟なんだし……ね?」

六海「俺だからいいけど風太郎とかに探させんなよ?流石に…………」

一花「それは大丈夫!六海か四葉にしか頼まないから」

六海「それならいいけど…………」

風太郎「はぁ…お前なぁ少しは自分で片付けろよ。この机なんて最後に勉強したのいつのことやら…」

一花「もー勉強勉強ってせっかく同級生の女の子の部屋に来たのにそれでいいの?」

風太郎(こいつ…わざとやってるだろ…)

四葉「一花…こんなの持ってるの?お…大人…」

一花「同じ顔だし四葉も六海もいけるんじゃない?」

四葉「えええ!!!」

六海「あの〜すみません一花さん?俺は、男なんですが?」

一花「まぁ似合うんじゃないw?着てみる?」

六海「絶対着ないからな!!」

一花「四葉は、小学生のころのパンツはそろそろ捨てないとね」

四葉「わーっ!上杉さんいるからシー!!シー!!う〜ん…う 上杉さんはどう思いま…あれぇ!?」

風太郎「服なんてなんでもいいから早く着替えてくれ。六海、二乃探さすの手伝ってくれ」

六海「了解」

四葉「フン!上杉さんのオシャレ下級者」

 

風太郎「!三玖…」

六海「!三玖姉…びっくりした…」

三玖「フータロー、六海、聞きたいことがあるの」

風太郎・六海「聞きたいこと?」

三玖「私の体操服が無くなったの赤のジャージ」

六海「見てないよ」

風太郎「そうか見てないな」

三玖「さっきまではあったの、フータローが来る前はね…」

六海「先に言っとくけど俺も風太郎も取ってないからな?それに部屋にあるんじゃないのか?」

風太郎「六海の言うとうりだ、もっとよく探してみろよ」

三玖「ありそうなところは一通り調べた。残るは…」

 三玖が一花の部屋を見る

風太郎(こんなとこ探してたら時間がないぞ…」

一花「前の高校のジャージでいいんじゃない?」

風太郎「ナイスアイディア」

三玖「あんな学校の体操服なんて捨てた」

風太郎「もったいな!転校前の学校になんの恨みがあるんだよ!…え?」

一花「あんなことがあったらね…」

三玖「知らない方がいい少なくともフータローは…」

風太郎「俺は、関係ないだろ…つーか興味もないし…」

六海「ってか今必要なら俺のジャージ貸すけど…」

⁇「おーいそこで何やってんの?クッキー作りすぎちゃった食べる?」

三玖「ニ乃、今はそれどころじゃ」

四葉・六海「あ!あのジャージって…」

 

風太郎「よしこれで四人だ。五月はいないが始めてしまおう!まずは実力を測るためにも小テストをしよう!」

一花・ニ乃・三玖・四葉・六海「いただきまーす」

風太郎「オイ六海⁉︎お前もかよ⁉︎」

六海「別にいいじゃん。食べる?美味いよ」

一花「おいし〜これ何味?」

三玖「なんで私のジャージ着てるの?」

ニ乃「えー?だって料理で汚れてたら嫌じゃん」

三玖「今すぐ脱いで」

ニ乃「ちょ!やめて!」

六海「ニ乃姉、三玖姉、喧嘩するな。汚れるのが嫌だったら俺のジャージ貸すから…」

四葉「上杉さんご心配なく!私はもう始めてます!」

風太郎「よーし!名前しか書けてないがいいぞ!」

一花「あ〜食べたら眠くなってきた〜」

六海「俺も〜」

風太郎「一花は、さっきまで寝てただろう!それに六海が寝たら俺は心細いんだが…三玖!体操服も見つかったんだからやってくれよ」

三玖「勉強するなんて言ってない」

ニ乃「ねーねーせっかくの土曜日だし遊びに行かない?」

六海「さんせ〜い」

風太郎「六海‼︎お前と四葉だけでもしっかり手伝ってくれ…」

ニ乃「クッキー嫌い?」

風太郎「いや…そういう気分じゃ…」

ニ乃「警戒しなくてもクッキーに薬なんて盛ってないから。食べてくれたら勉強してもいいよ」

六海(ニ乃…絶対なんか企んでる…)

ニ乃「うわっモリモリ減ってる!そんなにおいしい?」

風太郎「あ、ああ…うまいな…」

ニ乃「嬉しいな〜…あ、そだ…パパとどんな約束したの?」

風太郎「!特に何も… 」

ニ乃「うっそ〜君ってこんなことするキャラじゃないっしょ…ぶっちゃけ家庭教師なんていらないんだよねー…なんてね。はい、お水」

風太郎「お…おう…サンキュー…」

六海「風太郎その水を飲む…ムグゥ」

 

ニ乃に急に口を防がれる

 

ニ乃「ばいばーい」

風太郎「んあ?」

 

風太郎爆睡してしまった

 

六海「ニ乃?なぜ風太郎を寝かせたの?」

ニ乃「さっき言ったじゃない家庭教師はいらないって…だから寝かして追い出そうと…」

六海「寝かしたのは百歩譲って許す…だがこの状態の風太郎をどうやって追い出すんだ?」

二乃「六海…後は任せた!」

勝手に任せられて他の三人も部屋に逃げるように戻った時に五月が出てきた。

六海「こいつ運ぶの手伝って五月姉…」

五月「え〜…………嫌です」

六海(しょうがない…あれ使うか…)

六海「お願いだよ〜五月姉ちゃん」

五月「お姉ちゃんに任せてください‼︎」

六海(五月姉ちょろい…)

 

モブ「お客さん、お客さん着きましたよ」

風太郎「えっ」

モブ「ここお客さんの家ですよね?」

風太郎「なぜ…」

モブ「お乗りになる前からぐっすり眠られていましたよ?」

風太郎「あの野郎…そこまでするか…」

モブ「運賃4800円になります」

風太郎「え⁉︎金⁉︎ タ タクシー高っ!…そんな大金…」

??「カードで」

モブ「まいど」

風太郎「五月!」

六海「俺もいるよ〜」

風太郎「六海⁉︎」

五月「六海のおかげですからね?私は、路上放置でもいいとは思いましたが六海が家に送ろうって言うから届けてあげたんです。六海に感謝してください。住所は生徒手帳を見せていただきました」

風太郎「え…しゃ写真見た?…?」

六海「見てないから安心しろ」

五月「一泡吹かされましたね。これに懲りたなら私たちの家庭教師は、諦めることです。」

風太郎「それはできない」

五月「なぜそこまで…」

⁇?「あ〜やっぱりお兄ちゃんだ」

風太郎「‼︎らいは!」

らいは「あの人達ってもしかして!」

風太郎「な なんでもない人だ帰るぞ!」

五月「?」

六海(風太郎がよく話してるらいはちゃんか…)

らいは「嘘!あの人達が生徒さんでしょ?よかったらウチでご飯食べていきませんか?」

五月・六海「え⁉︎」

風太郎「それは…ほら!な⁉︎このお姉さん達は忙しいらしいから!」

らいは「嫌…ですか?」

 

勇也「まさか風太郎が女の子と友達を連れてくる日が来るとはな。ガハハハ お?この牛乳消費期限が一週間前じゃねーか危うく飲めなくなるところだったぜ」

風太郎「親父…」

らいは「もうすぐできるからね…お兄ちゃんが予定より早く帰ってきて間に合わなかったよ。家庭教師ちゃんとやってきた?」

風太郎・五月・六海「‼︎」

五月「その件についてですが」

六海「全然しっかりしてる完璧」

風太郎「もちろんバッチグーよ‼︎」

五月「…何を…」

六海「とりあえず乗ってやってくれ五月姉」

らいは「そーなんだ安心したよーこれで借金問題も解決だね」

風太郎「らいは、お客さんの前だぞ」

らいは「あゴメン… はーい上杉家特製カレーと卵焼きでーす。お口に合うといいんだけど」

風太郎「ふん お嬢様に庶民の味がわかるかね」

らいは「コラ」

風太郎「痛って‼︎」

らいは「そういう嫌味なところ直した方がいいよ」

六海・五月「今日は、ご馳走様でした」

勇也「おう 風太郎、通りまで送ってやんな」

風太郎「えー…」

らいは「五月さん、六海さん、お兄ちゃんはクズで…自己中な最低の人間だけど…良いところもいっぱいあるんだ!だから…その…また食べに来てくれる?」

五月「もちろん、頭を使うとお腹がすきますからまたご馳走してください」

六海「とても美味しかったので是非よければまたご馳走してください」

 

五月「勘違いしないでください。あなたの事情は察しがつきましたが、協力はできません」

風太郎「そうかよ、別にお前が気にすることじゃない」

五月「勉強はしますが教えは乞いません あなたの手を借りずともやり遂げてみます。」

風太郎「‼︎そうか…それで良いのか!条件は卒業だけなんだ!五月サイコー」

五月・六海「????」

五月「な なんのつもりですか⁉︎」

六海「風太郎…お前大丈夫?」

風太郎「大丈夫だ、良いアイディアがある。明日同じ時間にまた行く…他の四人を二人で集めておいてくれ」

六海「風太郎、俺の勝手な予想だけど多分それ失敗に終わるよ…」

 

翌日

 

風太郎「昨日の悪行は、心優しい俺がギリギリ許すとしよう。今日はよく集まってくれた!」

四葉「まぁ私たちの家ですし」

一花「zzz」

六海「一花姉〜起きてくれ〜」

三玖「まだ諦めてなかったんだ」

五月「…」

二乃「友達と遊ぶ予定だったんだけど?家庭教師はいらないって言わなかったっけ?」

風太郎「だったらそれを証明してくれ」

二乃「証明?」

風太郎「昨日できなかったテストだ。合格ラインを超えた奴には金輪際近づかないと約束しよう。勝手に卒業していってくれ」

六海(風太郎の考えは多分こうだ、一定以上の点数を取った姉は放置して取れなかった人だけ教えるっていう策だろう…だがその策は無意味だ…なぜかと言うと…)

二乃「…なんでアタシがそんなめんどーなことしなきゃ…」

五月「わかりました受けましょう」

二乃「は?五月あんた本気?」

五月「合格すれば良いんです。これであなたの顔を見なくて済みます。」

一花「そういうことならやりますか〜」

四葉「みんな!頑張ろ!」

三玖「合格ラインは?」

風太郎「60…いや50点あればそれでいい」

二乃「別に受ける義理はないんだけど…あんまりアタシたちを侮らないでよね」

 

数分後

 

風太郎「採点終わったぞ!凄ぇ100点だ‼︎…全員合わせてな‼︎」

六海「え〜っと、四葉姉が8点、一花姉が12点、三玖姉が32点、二乃姉が20点、五月姉が28点…本当に見事に合計100点だな…問題見たけど結構簡単だし…」

風太郎「お前ら……まさか……」

一花・二乃・三玖・四葉・五月「逃げろ」

風太郎「あ‼︎待て‼︎」

四葉「あはは なんか前の学校思い出すね」

一花「厳しいとこだったもんねー」

三玖「思い出したくない」

五月「おかしい…勉強したはずなのに…」

二乃「あいつ知ってんのかな?私たちが落第しかけて転校してきたって…」

六海(ウチの姉が全員赤点候補だから…)

 

 

 

 

 

 

 




六海への思い

一花…頼れて部屋の片付けをしてくれる弟 イジるのが楽しい

二乃…生意気で相方な弟 よく対立する よく家事を手伝ってくれる 昔は可愛かったのにと思っている

三玖…趣味を語れる弟 のちに出てくる趣味を唯一語れる人 ゲームでも語れる

四葉…負けたくない弟 運動する中で一番張り合える人 毎回いい勝負をする

五月…自慢できる弟 賢くて、可愛くて、運動神経が良くて、家事もできる 自分がお姉ちゃんできる。自慢の弟

風太郎…一応頼りにはなる友達 頼りになる時はなるがならない時はならない
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