五等分の花嫁と一人の弟   作:よもぎもなか

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第39話 色々なことにさようなら その捌

二乃?「わーすごーいお兄さんありがと!」

お兄さん「は はいっ もう鍵を忘れないように気をつけてくださいね」

二乃?「はーい」

 

三玖「お邪魔します」

二乃「私にプライバシーは無いのかしら 何言われようと帰らないから!」

三玖「お茶淹れるけど飲む?」

二乃「私の部屋なんだけど! 一昨日は上杉 今日は三玖 少しは一人にさせなさいよ」

三玖「フータロー来てたんだ 二人で何してたの?」

二乃「えー何ー?気になっちゃう?どうしよっかなー教えよっかなー」

三玖「そう 話したくないならいいけど」

二乃「……つまんないわね 大した話してないわ」

三玖「ふーん ? あれ?熱っ」

ガチャガチャガチャガチャ

二乃「あーもう鬱陶しい 私がやるわ 紅茶でいいわね」

三玖「緑茶がいい」

二乃「図々しいわ!」

      〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

三玖「そんなに砂糖入れると病気になる」

二乃「私の勝手でしょ その気分によってカスタマイズできるのが紅茶の強みよ」

三玖「よくわかんない 甘そうだし」

二乃「そんなおばあちゃんみたいなお茶飲んでるあんたにはわからないわよ‼︎」

三玖「この渋みがわからないなんてお子様」

二乃「誰がお子様よ…って馬鹿らしい…こんな時にあんたまで喧嘩してらんないわ」

三玖(大人の対応…)

二乃「これ飲んだら帰ってよね そもそもなんで新しいホテルがバレたのかしら…」

三玖「前のホテルに一昨日行ったんだ」

二乃「!」

三玖「でも そこでホテルから飛び出す二乃を見たから」

二乃「尾けてきたのね…ガチのストーカーじゃない…」

三玖「……そう だからもう一度聞きたいんだけどフータローと何してたの?」

 

二乃が少しの間沈黙しイライラしながら話し出した

 

二乃「一昨日を一言で表すなら最悪 あいつ…絶対に許さないわ…

三玖「ど どんな酷いことを…」

二乃「聞いて驚きなさい! あいつ変装して騙してたのよ!

三玖「なんだ」

二乃「反応薄ーっ‼︎ 酷いんだから!もっと反応しなさいよ!」

三玖「だって私たちがいつもしてることだし」

二乃「そう…だけど…あの時も…あの時もあいつだったなんて…許さない…許さないわ…」

三玖「他に何もなかったの?」

二乃「それだけよ!    !   それだけだわ…」

三玖「本当に?」

二乃「……六人でいてほしいって言われた 試験とか関係なしに」

三玖「フータローがそんなことを…」

二乃「私の都合を聞いた上で自分勝手よ…」

三玖「二乃はうちに戻りたくないの?」

二乃「なんで戻んなきゃいけないの? いるだけでストレスが溜まるわ」

二乃「昔と違って好き嫌いも変わっていってすれ違いも増えたわバラバラの私たちがそこまでして一緒にいなきゃいけない?一緒にいる意味って何よ」

三玖「家族だから だけじゃ変?」

二乃「………っ」

三玖「二乃は私たちが変わったと思ってるんだろうけど私から見たら二乃も十分変わってる」

二乃「変わったって何がよ…」

三玖「昔は料理もしてなかったしそんなにツンデレじゃなかった」

二乃「誰がツンデレよ!」

三玖「早速ツンの部分出てる…」

三玖「お母さんに料理教えてもらってから凄い二乃と六海が上達して六海はお母さんみたいな味 二乃はお店みたいな味で同じ料理でも少し違ったりする…それが成長した所」

三玖「私は 笑ったり 怒ったり 悲しんだり 一人一人違う経験して足りない所を補い合い成長したいと思う だから違っていいと思う」

三玖「ちなみに二乃も六海もいないから部屋が崩壊してる 誰も洗濯しないから洗濯物が溜まってるし食事はめちゃくちゃ 一花の部屋ほどじゃないけど崩壊寸前」

二乃「そこは自分たちでなんとかしなさいよ!……過去を忘れて今を受け入れるべき」

二乃「いい加減に覚悟を決めるべきね」

三玖「?」

 

二乃の手には鋭いハサミがあった

 

二乃「三玖 あんたも覚悟しなさい」

 

 

一花「え?どうしたの三玖 助けてほしい?」

風太郎「何やってんだ 陸上部の奴らがもうすぐ合宿に出発しちまう ったく試験前だってのにとことん勉強を疎かにしやがって…」

六海「どうする?直談判しに行く?」

一花「ごめん三玖 今こっちも手を離せなくて」

風太郎「待て一花良い作戦を思いついた 丁度いい そのまま五月と一緒に三玖を連れてきてくれ」

五月「ですが…」

風太郎「これは四葉のためでもある 急いでくれ」

五月「わかりました 行きましょう一花」

一花「じゃあフータロー君任せたよ」

六海「へ?え?」

風太郎「四葉が断れないならお前たちがやればいい 入れ替わり 得意だろ」

六海「!風太郎は馬鹿か!それなら同じ女子の一花ねぇの方が良かっただろ!それに…ほら…偽乳パットがないから…バレるだろ…」

風太郎「あ……物は試しだ! ヤバいあいつらが出発しやがったなんとしてでも止めなければ…」

六海「マジで俺がやんの⁉︎」

風太郎「もちろんだ その自慢の演技力でどうにかしてくれ」

六海「そんな無茶な…さすがにバレなきゃおかしいでしょ…」




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