第44話 七人で過ごす春
テレビ[私 あなたが好きなの]
らいは「わ!ついに言ったよお兄ちゃん わー!ちゅーした!」
風太郎「へー 誰を好きとかくだらねぇ」
おじいちゃん「風太郎!らいはちゃん!あけましておめでとう!はいお年玉!」
風太郎(世の中お金ですよ!)
らいは「おじいちゃんありがとー」
風太郎「………」
おじいちゃん「勇也!寝正月は許さんぞ!」
勇也「グハァ」
らいは「どうしたの?お兄ちゃん」
風太郎「くっ…去年までは貰えたのに…なぁ親父 正月の挨拶も終えたなら帰ろうぜ 早く新年初勉強したい」
らいは「もー まだ終わってないよもう一か所ご挨拶に行かなきゃいけないとこあるでしょ?」
風太郎「! もう一箇所ってまさか…」
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らいは「やっぱり神様には挨拶しておかないとね」
風太郎「なんだ…」
勇也「チッ末吉かよ〜」
風太郎(こんな時まであいつらを思い出すとは呪われてんな…)
らいは「大吉だ!やった!お兄ちゃんは?」
風太郎(今年の運勢なんて引かずともわかる あいつらと出会ってからずっと大凶だ)
風太郎たちの前には花柄の浴衣を着た六つ子がいた
二乃「なんでいつもあんたがいんのよ!」
四葉「上杉さんにらいはちゃん!よかったらうちに寄って行きませんか?」
風太郎「いや悪いが…」
らいは「行くー‼︎」
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テレビ[僕も君が好きだ]
五月「えっ わーっっ キスしました…」
二乃「ロマンチックだわ」
四葉「録画してよかったね」
風太郎「……なんのために俺を呼んだんだ らいは帰るぞ」
六海「まぁまぁ正月なんだしゆっくり過ごそう たまには勉強も休んでさ」
風太郎「そうだな六海…?お前さっきも思ったが本当に六海か?」
風太郎の前には真っ赤なロングヘアの六海?がいた
六海「六海だよ!なんでわからないの⁉︎」
風太郎「だってそんなに髪長くなかっただろ!」
六海「今度映画の撮影があってその撮影で長い髪が必要だから伸ばしてるって感じ」
風太郎「だから最近家にいなかったのか…でもそれだったら
六海「鬘の髪質と僕の髪質と全然違うからね〜カメラの移り方も少し違うみたい」
六海「それによりいい作品に仕上げたいからね 頼まれたことは出来るだけ実行したいんだ」
風太郎「その映画の撮影が終わったら切るのか?」
六海「まぁ邪魔だしね〜切るよ」
三玖「フータローあけましておめでとう 今年もよろしく おせち作ったけど食べる?」
風太郎「!……………」グルルルル
一花「あれどうしたの?らいはちゃん」
らいは「えっと…中野さんのお宅はお金持ちって聞いてたから………」
四葉「あはは…いろいろありまして…」
一花「何もない部屋でごめんねー」
六海「振袖も大家さんに返しに行かなくちゃ」
四葉「ひとまず今は必要なものから揃えてる段階です」
風太郎「じゃあテレビとかYoiboとか後回しで良かっただろ」
六海「とにかく自分の家だと思ってくつろいでいけよ」
風太郎「お前ら本当に大丈夫か?」
二乃「なんでそこに座んのよ」
風太郎「?」
二乃「寒いでしょ 炬燵入んなさい」
風太郎「………じゃあらいはが」
一花「ほーら遠慮しないで そうだマッサージしてあげるよお疲れでしょ?」
風太郎「え?別に疲れてないが…」
三玖「一花だけずるい」
一花「早い者勝ちだよー」
四葉「じゃあ腕取った!」
二乃「仕方ないわね」
五月「私は足を揉ませていただきます」
六海「じゃあ足の裏やる!」
風太郎の体をマッサージすることになり一花は肩 二乃は左腕 三玖は右肩 四葉は右手 五月は左足 六海は足裏をマッサージする
らいは(お兄ちゃんが急にモテ出した!)
らいは「お母さん お兄ちゃんに一足早い春が来ました」
風太郎「なんのつもりだ あと六海…痛いから離してくれ…」
六海「え?あっ…ごめん…」
四葉「な なんでもないですよー」
二乃「日頃の感謝だけよ」
風太郎「嘘つけ!」
二乃「いつもお疲れ様」
風太郎(怪しすぎる…)
五月「私のですがよければ食べてください」
風太郎(怪しすぎる!)
四葉「正月らしく福笑いでもどうですか?六つ子バージョンを作りました」
風太郎(難しいすぎる)
三玖「えっと…フータローに渡したいものが…」
風太郎「!」
四葉「それはまだ早いよ!」
一花「みんな隣の部屋行こっか」
風太郎「………何を企んでやがる…」
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
一花「どうする?」
六海「風太郎 気にしてなさそうだったけど…」
四葉「でもこのままじゃ悪いよ クビになった上杉さんに仕事でもないのに家庭教師続けてもらうんだもん」
六海「給料を出せないこともないけど毎回前の金額出したら生活が厳しくなるし…」
一花「本当に六海が仕事やってくれてて良かったよ…私だけじゃ多分凄い大変だったよ」
六海「二人でも生活は厳しいけどね…」
三玖「何かしてあげたい…」
一花「お父さんには出来るだけ頼りたくないしね」
二乃「とは言え私たちが彼にしてあげれることって…」
五月「何があるのでしょう」
四葉以外はさっきのキスシーンを思い浮かべて四葉は表彰用メダルを思い浮かべていた…
五月「不純です!」
六海「五月ねぇも同じこと考えてるじゃん!」
一花「あはは それでフータロー君が喜ぶとは思えないけど…」
二乃「あいつも男だからわからないわよ 女優ならほっぺにくらいできるんじゃない?」
一花「じょ…女優をなんだと思ってるの! それだったら六海が適任なんじゃない?」
六海「男に急にキスされたら混乱しちゃうでしょ あと僕は風太郎にキスするくらいならクビになってもいいくらいだよ」
六海「それだったら三玖ねぇとか適任なんじゃない?」
三玖「私…私が…フータローに…」
三玖「フータロー」チュッ
風太郎?「三玖! 俺をその気にさせたな?もう止められないぜ」
三玖「えええ!」
三玖「だ だめだよフータロー…やめて…やっぱやめないで…」
二乃「あんたが止まりなさい」
四葉「みんな なんの話してるの?」
五月「無難に料理でいいんじゃないでしょうか?二乃と六海が得意ですしお菓子でも作ってあげましょう」
六海「僕はいいけど…」
二乃「お菓子…だめ…せっかく忘れたんだから…」
五月「?」
一花「…となるとやっぱこれかな……?」
六海「そうだね 予定通りこれをあげよう」
五月「ですね上杉君も一番喜ぶと思います」
一花「決まりだね フータローく…‼︎」
風太郎「一花 動くな」
一花「えっ ちょ 何…やめっ ん………っ」
風太郎「やはり!これが一花の口だ!間違いない!」
らいは「えーこっちだと思うけどなー」
三玖と六海が一花を支える
六海「一花ねぇ大丈夫?」
一花「あはは…うん…大丈夫…」
三玖「良かった…」
四葉「! わー遊んでくれてるんですね! ルール変わっちゃったけど」
風太郎「四葉これはどうだ?」
四葉「えーどれどれ…あ 上杉さん クリーム付いてますよ」
一花・二乃・三玖・五月・六海「‼︎‼︎」
らいは「お お兄ちゃん⁉︎四葉さん⁉︎」
四葉「あ…今のほっぺにチューが家庭教師のお礼ということで…」
風太郎「? ?」
三玖(まさかの四葉…気を抜いてた…)
四葉「ハッ 殺気!」
五月「その件ですが今の私たちでは十分な報酬を差し上げられない状況でして…せめてでもと…」
風太郎「なんだよ そう言うことなら早く言え ずっとそんなこと気にしてたのか 俺がやりたくてやってるんだ 給料のことなら気にすんな」
五月「上杉君…」
風太郎「出世払いで結構だ」
一花・二乃・三玖・四葉・五月・六海「……………」
風太郎「その代わりちゃんと書いとけよ!一日五千円!一円たりとも五人円1円たりともまけたりしねぇかな!)」
二乃「こういう奴だったわね…」
風太郎「あ そういや俺に渡すものって」
一花「えっと…今日渡さなくていっか……」
六海「まぁ出世したらってことで…」
【挿絵表示】
↑この六海をイメージで作らせていただきました。
Picrew(ピクルー)というサイトの御子柴美虎さんが作ったサブカルに偏ったメーカー(仮)で作らせていただきました。ぜひそちらにも行ってみてください‼︎
今回使わせていただいたメーカー↓
https://picrew.me/image_maker/1865985
御子柴美虎さんのTwitter(X)↓
miko1868
https://x.com/miko1868?t=v0Jw4Lt1B5i4h59jYbAcZQ&s=09