〜撮影から数時間後〜
五月「髪切ったんですね」
六海「まぁ撮影も終わったからね〜伸ばしとく必要無いな〜って思ったから切ったんだ」
五月「長い髪も似合ってるんですけどね…」
六海「ありがとう でも俺は短い髪がいいから」
五月「………来たみたいですよ」
??「ご無沙汰だね五月君 六海君 今日は君たちに通告に来たよ」
??「飲まないのかい?それとも食べたばかり…」
五月 グー
??「ではないようだね すみません サンドウィッチを全種ください」
五月「ああっ!お気遣いなく」
??「要らないのかい?」
五月「………いただきます」
六海(食欲には抗えないんだ…)
??「いい子だ 五月君は素直で物分りが良い 賢さというのはそのような所を指すのだと僕は思うよ」
??「だから君をここに呼んだんだ」
六海「じゃあなんで俺を呼んだの」
??「六海君には聞きたいことがあるからね それに父親が娘と息子と食事をするのに理由が必要かい?」
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
〜その頃風太郎たちは〜
風太郎「重っ…落ち着けっ…力学的に一番効率的な米の持ち方は…だめだー!」
四葉「私が持ちますよ」
二乃「荷物持ちの二人 早くしなさい」
風太郎「なんだよ こんな時間に呼び出されたと思ったら…」
二乃「今日は特売日なの それくらいは一人で持ってよね」
風太郎「だったらお前が持て」
二乃「あ そうだ 三玖から頼まれてたんだわ」
風太郎「こんなに大量のチョコ食べるのかよ」
二乃「あんた頭いいくせに察し悪すぎ」
四葉「まだ一月なのに気が早いんだからー」
二乃「さっ 会計しちゃいましょ」
四葉「えっと…二乃ちょっと…持ってて!ごめんおトイレ!」
二乃「あっ また我慢してたでしょっ と重……っ」
風太郎「だから言ったろ しっかり掴んでろよ とりあえずこの体勢で持っていこう」
二乃「え!このまま?」
風太郎「少しくらい我慢しろよ」
二乃「………そ…そうね」
二乃(最近変だわ キンタロー君のことは忘れたつもりだったけどまだ完全に忘れられないのかしら)
二乃(でないと…おかしいわ… 二人は別人だと割り切ったんだから…)
二乃「このお菓子入れたかしら?」
風太郎「ああ さっき二乃が目を離している間に四葉がこっそり」
二乃「あの子ったら…財布の中も怪しいってのに やっぱり少しくらいのバイトは検討すべきかしら」
風太郎「つーか これお子様向けだろ」
二乃「あら 女はいつまでも少女の気持ちを忘れないものよ」
二乃「お城で舞踏会とか白馬に乗った王子様とか白馬に乗った王子様とかいまだに憧れてるんだから」
風太郎「へー」(どうでもよ)
二乃(…そうよ こいつが私の王子様だなんて 絶対にありえないわ!)
風太郎「四葉の奴遅いな 迷子になってんじゃねーか?」
二乃「……否定できないわ…」
風太郎「迷子センターに…!あそこに四葉と六海が…って違うな 五月か」
二乃「え? なんで五月と六海がここに…って本当だわ って本当だわっていうか え?向かいの席に座ってるの…パパだわ」
風太郎「あれ…あの時…病院の…」(あの人がこいつらの父親…!)
⁇「君たちのしでかしたことには目をつぶろう しかしどうやら五月君の様子を見ていると満足に食事もとれてないようだ」
五月「…ッ」
⁇「すぐさま全員で帰りなさい 姉弟全員伝えておいてください」
六海「…それは風太郎も含んでくれるだよな?」
⁇「上杉君のことかい?これは僕たち家族の話だ 上杉君はあくまで外部の人間ということを忘れないように」
⁇「それにはっきり言って…僕は彼が嫌いだ」
五月(大人気ない!)
六海(風太郎は間違った事言って無かったけどな…)
二乃「あんた…パパに何したのよ」
風太郎「さ さぁ 心当たりがありませんな…」
店員「お客様 着席前にご注文をお願いしています」
風太郎「あ…じゃあコーヒーの…ショ…ショート…」
六海「僕はまだ帰らないよ 風太郎を部外者と呼ぶには深く関わり過ぎていると思うよ」
五月「その通りです!せめて次の試験までの間私たちの力だけで暮らして…」
⁇「君たちの力とはなんだろう 家賃や生活費を払ってその気になってるようだが」
⁇「明日から始まる学校の学費は?携帯の契約や保険はどう考えてるかな?僕の扶養に入ってるうちは何をしても自立とは言えないだろう」
六海「…………」
五月「それは…」
⁇「ではこうしよう 上杉君の立ち入りを解除し 家庭教師を続けてもらう」
風太郎「!」
五月・六海「え?」
⁇「ただし六海君と僕の友人のプロ家庭教師との三人体制」
⁇「六海君と上杉君は彼女とサポートをしてもらおう 君たちにとってもメリットしかない話なはずだよ」
六海「僕と風太郎だけだとカバーできないって言いたいの?」
⁇「現に出来てないだろう?」
六海「………それはそうだけど…今回は絶対できるから…」
⁇「四葉君を回避させれるのかい? 二学期の試験結果を見せて貰ったがとても僕にはできるとは思えないね」
六海「………」
五月「そう…ですね…三人体制の方が確実ですが…」
風太郎「 ! 」
二乃「ダメよ あんたが行っても状況が悪くなるだけだわ それにパパの言ってることも間違いじゃない
⁇「やれます 私たちと上杉さんならやれます」
六海「四葉ねぇ…」
五月「四葉…」
四葉「七人で成し遂げたいんです だから信じてください もう同じ失敗は繰り返しません」
⁇「では失敗したら? 東京に僕の知人が理事を務める高校がある」
四葉・五月・六海「?」
⁇「あまり大きな声では言えないが無条件で三年からの転入ができるように話をつけているんだ」
四葉「え…」
⁇「もし 次の試験で落ちたらその学校に六海君以外の五人は転校する プロの家庭教師との三人体制ならリスクを限りなく小さくなると保証しよう」
⁇「それでもやりたいようにやるなら後は自己責任だ わかってくれるね?」
四葉・六海「…………」
五月「……わかりました」
二乃「!」
⁇「ではこちらで話を進めておこう 五月君ならわかってくれると思ってたよ」
五月「いいえ もしダメなら転校という条件で構いません 素直で物分かり良くて賢い子じゃなくてすみません」
⁇「………そうかい どうやらわがままを聞くのが親の仕事らしい そして子供のわがままを叱るのも親の仕事 次はないよ」
四葉「前の学校の時とは違うから」
⁇「僕も期待してるよ」
風太郎「行ったか」
四葉「うわっ」
五月「観てたのですか?」
六海「いつから観てた?」
風太郎「お前らの親父が帰ってこいって言ってたあたりだ 想像通りの手強そうな親父だったな」
二乃「そうね あの人が言ってることは正しい…けどあの人は正しさしか見てないんだわ」
六海「しかし転校ってあのクソ親父いらんことしいだな」
風太郎「どうでもいい お前らの事情も前の学校も転校の条件もどうでもいい」
風太郎「俺はやりたいようにやる!お前たちを進級させてこの手で全員揃って笑顔で卒業 それだけしか眼中にねぇ!」
六海「頼もしいな 風太郎… 」
投票の結果
一位 六海がシスコンだったら 39%
二位 六海がTSしてしまったら 25%
三位 六海の一日 休日編 25%
小説にする作品↑
当選しなかった作品↓
四位 風葉が六海の世界に来たら 6%
同率五位 もし六海も赤点ギリギリの生徒だったら 1%
同率五位 ホワイトデー 1%
上位三つを描こうと思います 次回は三位だった休日編を描きたいと思います‼︎