五等分の花嫁と一人の弟   作:よもぎもなか

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第51話 スクランブルエッグ Ⅱ

六海「この島随一の観光スポット 『誓いの鐘』 この鐘を二人で鳴らすとその男女は永遠に結ばれるらしい…」

風太郎「は…はは…どこかで聞いたことある伝説だ そういうのどけにでもあるんだな コンビニか!」

全員「…………」

マルオ「さて ここで昼食にしようか 全員準備を始めてくれ ただし足元には気をつけてようこの辺りは滑りやすい」

風太郎「………」(くっ……休み明けに家庭教師を再開するまで一回距離を置けると思ったのに……なぜこいつらが全員揃ってこの島にいるんだ?)

風太郎(つーかいつの間に父親と和解したんだ? 進級を果たしたから受け入れたのか?いや…それならそれでいいんだが…)

風太郎(その場合俺の立場はどうなる?クビになるのか?)

 

風太郎「六海 説明して欲しいんだが……」

六海「ごめん…ちょっと後にして……」

風太郎「ああ……一花 説明して欲しいんだが……」

一花「あはは……ごめん忙しいから後でね」

風太郎「よつ……」

四葉「う〜緊張してきた……うまくできるかな……」

風太郎「…………?」

二乃「どうしたのよ?」

風太郎「! に…二乃…」

二乃「何よ 言いたいことがあるならはっきり言いなさい フータロー」

三玖「! ま…待って…呼び方…フータロー…どうしたの二乃…」

二乃「え?私たちも出会って半年が過ぎたわ そろそろ距離を詰めていいと思わない?」

三玖「それは常々考えてはいるけど……」

二乃「あ そうだわ!あだ名とかどうかしら?三玖なんか考えなさい」

三玖「私っ?どうしよう…上…風…フータ…君……フー君!なんちゃって!」

二乃「へぇいいじゃない♪」

三玖「ってそんなこといいから準備するよ」

二乃「はいはい わかったわよ」

風太郎「お おい!」

風太郎(なんだ…?少し会わない間に全員余所余所しい…)

風太郎「! 五……」

マルオ「五月君 何をしてるんだい?江端から弁当を受け取ってくれ」

風太郎「………あ あの……先日は…」

マルオ「さあ準備を始めよう 久々に全員が揃ったからね 家族水入らずの時間だ」

風太郎「………………」

勇也「遅ぇーぞ風太郎 心配で戻ってきちまった」

らいは「あれー?なんでみんないるのー?」

四葉「らいはちゃん!」

五月「やはり上杉君も家族でいらしてたのですね」

一花「じゃあ あの人がお父さん?」

二乃「む……似てるわね…」

三玖「そう?」

六海「勇也さん 先日はお世話になりました また何かあったらよろしくお願いします」

勇也「おう いつでも遊びにこいよ   ……………ん?ありゃ誰かと思ったら……」

マルオ「おや 雨が降ってきたね」

五月「え?」

マルオ「山の天気は変わりやすいね 下山して宿に向かおう 江端 片付けを頼んだよ」

六海「はぁ………」

一花「えーっと……」

四葉「あはは…仕方ありませんね」

三玖「じゃあね フータロー」

二乃「多分同じ旅館よね」

五月「……………」

風太郎「おい 五月お前ら……」

五月「上杉君 後でお話があります」

風太郎「ああ………」

らいは「雨なんて降ってないけど…」

 

 

 

 

 

らいは「わぁ……ここの旅館お化け屋敷みたい」

風太郎「やってるよな……?」 (五月のやつ…後でっていつだよ……電話してみるかって充電切れてるし…)!

風太郎「あのー中野さんって何号室ですか?」

⁇「……………………」

風太郎(寝てんのか?この爺さん…………って五月あんな所に………)

風太郎「二人とも先に部屋に行っててくれ」

勇也「なんだ便所か?」

 

   〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

 

風太郎「確かこの辺に……え!いつの間にあそこに……」

 

〜数分後〜

 

風太郎「ぜぇ……はぁ……五月の奴どこに……あ……」(トイレに入りやがった…待ってるか……)

仲井「お客様」

風太郎「すみません」

仲井「不審者が女子トイレ前にいると聞いて」

風太郎「すみません」

仲井「他のお客様がおびえていますので」

風太郎「すみません」(もう少し……ええっ⁉︎ なんだと……気がつかなかった……)

 

   〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

 

お客さん「カナちゃんおいで」

カナちゃん「お母さん待ってー」

風太郎(隣が女湯なのか しかしあいつ……自分から話があるからって言ったくせにどういうことだ……?)

勇也「ふぃ〜極上!混浴があったおかげで家族で風呂に入れたな」

らいは「お兄ちゃんものぼせる前に出なよー」

風太郎「ああ今出る」

 

風太郎「ん?なんだこの紙……」(0時中庭………)

 

 

 

風太郎「五月だよな……なんでこんな回りくどいことを……うおっ!びっくりした……な 中庭ってこっちですよね……?」

⁇「……………」

風太郎(死んでんのか?)

五月?「あ……」

風太郎「丁度良かった 俺も中庭に行くとこだったんだ なんだよ話って……」

五月?「と とりあえず中庭へ……」

風太郎「いや今言え もう逃がさないぞ」

五月?「えっ ええっと……上杉君は私たちの関係をどう思ってますか?」

風太郎「え……それは……まぁ……パ パートナーとか言ってたろ…お前が」

五月?「いいえ 私たちはもうパートナーではありません」

風太郎「確かに最近はろくに授業もしてないから否定はできんがまだ少しくらい俺か六海が教えてやらなきゃまた落ちちまうぞ」

風太郎「進級できたとはいえ俺の受けた依頼はお前たちの卒業までだ それまでは一応家庭教師として……」

五月?「もう結構です 後は私たちだけでできそうです この関係に終止符を打ちましょう」

風太郎「は?なに言ってんだちゃんと説明しろ!」

五月「痛っ」

風太郎「父親に言われたのか?なぜ今そんな事を……言ゅ……?爺さん……死んでたはずじゃ……」

⁇「......」

風太郎(なんか言ってる‼︎)

風太郎「え⁉︎なんですか⁉︎はぁ⁉︎」

⁇「わしの孫に手を出すな……殺すぞ」

 

風太郎(もう わけわかんねぇ……帰りたい)

 




《始まりましたねスクランブルエッグ!今回は五つ子のお爺ちゃんが出てきました!次回はデミグラス…ハンバーグですね!(わかる人にはわかる)お楽しみに!)
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