五等分の花嫁と一人の弟   作:よもぎもなか

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第55話 スクランブルエッグ Ⅵ

六海「泣かないで……」

一花「六海……」

六海「久しぶりにあそこ行かない?」

 

 

   

 

風太郎(あの二人面識があったのか……って義父と娘婿なんだから当たり前か……今日一日中爺さんについて五つ子たちを見ていたものの……未だ偽五月の正体特定のヒントは得られず……あの足の傷がいつまでも残ってるわけじゃない この旅行中にケリをつけたい……!)

 

 

 

 

マルオ「五月君 三玖君 僕の娘は双子だっただろうか?目を離した隙に六人中四人も抜け出すとは…家出癖がついてしまったんだろうか 行方を聞いてはいないかい?」

三玖「四葉はトイレに行っただけだからすぐ帰ってくると思うけど……」

五月「二乃は着替えてたから旅館の外かもしれません 六海は行方のわからない一花と二乃を探しに行きました」

マルオ「探してこよう 君たちはおとなしくしていなさい」

 

三玖「みんなどこに行ったんだろ……もしかしてフータローのところだったりして……」

五月「あははは………こんな夜中に会いに行く理由なんて………」

  (ないとは言いきれない……けど)

  「三玖 ただ待ってるだけなのもなんなので……温泉入りに行きませんか?」

 

 

 

四葉「あれ!みんないない………どこ行ったんだろ?ちょっと待っとこうかな?」

 

 

 

六海「あ…親父気づいたな……はぁ……なんて言い訳しようかな……まぁ適当に誤魔化せるか!バレてないし まさかこんな所にいるとは思わんでしょ」

一花(どうしよう……二乃に頼まれた通り止めなきゃいけないのに………)

六海「一花ねぇ……あのさ……ヘップチ」

一花「はは……夜はまだ寒いね そんな薄着で出てきたからくしゃみ出るんだよ………ありがとね元気づけようとしてくれたんでしょ?でも平気だからありがと じゃあ 私 お父さんを追いかけないと……」

六海「待って……無理してるでしょ」

一花「………え?」

六海「当たりじゃない?まぁ弟であり共演者の勘ってやつかな?あとは前の二乃ねぇの風太郎への告白かな?それが追い詰めてたのにさらに二乃ねぇのアシストをする事になったからじゃない?」

一花「………あはは…六海はなんでもお見通しだね……その通りだよ…」

六海「アシストしたくないなら私も好きだからそれは出来ないって言ったらいいんじゃないのかな…言うことが辛いのかもだけど……」

一花「………二乃は私みたいにずるくない 誰の目も気にせず全力で……本気で恋してるんだよ……私には………入る余地も資格もないよ……」

六海「う〜んでもそれって一花ねぇの恋愛には関係ないでしょ?」

一花「……えっ?」

六海「だって二乃が本気で恋してるからって諦めるっておかしいじゃん それに二乃は私みたいにずるくないって言うけど恋愛にズルいもないでしょ 最終的に風太郎の彼氏になった人が勝者なんだからさ………だから…一花ねぇだけ我慢しないでしたいことして欲しい!もちろん常識の範囲内でね!」

一花「私が…したい事……」

  (ずっと今が続いて欲しかった この一番心地のいい空間が変わって欲しくなかった でも本当は……)

  「誰にも取られたくなかったんだ

六海「はいこれ 我慢してただけで一花ねぇも寒かったでしょ」

一花「本当に六海はなんでもお見通しだね……じゃあ戻ろっか」

六海「うん」

一花「おっと」

六海「一花ねぇ大丈夫?」

一花「うん」

六海「気をつけないと……また山に登ってる時みたいに捻るよ」

 

 

 

 

五月?「 あ 」

五月?「ここで何してるの?」

風太郎「…………えー………」

お爺ちゃん「五月 三玖」

風太郎「あーっと!今言おうとしたのに!先に言われちまったぜ!今言おうとしたのに!」

五月「あ あの……」

風太郎「ん?」

五月「あなたは一日中何をしてるのですか?」

風太郎「もう少しだ…もう少し待ってくれ お前たちの爺さんがもう少しで教えてくれそうなんだ」

三玖「 あ 」

風太郎「悪い もう行くな 待ってくださいよ」

 

 

風太郎「爺さん いい加減教えてくれ あいつらを見分けるコツとかないんですか?」

お爺ちゃん「  愛があれば見分けられる」

風太郎(この人が発端か!」

お爺ちゃん「………長い月日を経て……相手の仕草 声 ふとした癖を知ること それはもはや愛と言える 孫を見分けるそう言ったな それは一朝一夕ではできん お主はなんのために孫を見分けたいんだ お主に孫と向き合う覚悟があるのか?」

 

 

 

 

三玖「フータロー大変そうだったね」

五月「三玖たちも何もこんなタイミングで彼を試さなくてもいいじゃないですか……しかし呆れました…あの人は自分で解決する気はないのですか…」

三玖「仕方ないよ だった半年の付き合いで私たちを見分けようなんて無理な話だよ」

五月「そうですね このまま彼に任せていては………」

三玖「どうしたの五月?急に手を掴んで」

五月「その足……三玖だったのですね

 




《今回は原作と違い一花と六海の会話がありました!六海の勘は鋭かったですね…次回もお楽しみに! あと4月 21日~4月30日の間で質問などを受け付けます! 私、鳴沢亡愛についての事、足りない六海の設定、今後の作品の進み方などを[答えられる限り]で答えようと思います!ぜひTwitterのDMやハーメルンのメッセージや感想で聞いて欲しいです!あと番外編の案があれば何か教えてください!気軽に送ってください!待ってます!》
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