三玖「そっか この足の傷残ってたんだ」
五月「三玖……なぜ……なぜ一番協力的に見えたあなたが上杉君との関係を断とうとしているのですか?」
三玖「その前に五月に謝らなきゃ あの時はお爺ちゃんがいたからとっさに……いやそれも言い訳
五月「えっ…」
三玖「 ? 」
五月「三玖って上杉君が好きなのですか⁉︎ ああ!なんてことでしょう!こんなこと皆が知ったら驚きますよ!」
三玖(多分 皆知ってる……)
五月「で でもいいのでしょうか 私たちは仮にも教師と生徒なのに……」
三玖「だからだよ 私たちは教師と生徒 それでいいと思ってた 私が一番の生徒になればいいと思ってた こんな私でも自分を認められる チャンスは誰にでも公平にあるんだって その一縷の望みも潰えた今 こうする他なかった 生徒と教師じゃ私とフータローの関係はずっと変わらない……」
五月「三玖の気持ちはわかりました その上でお願いです 最後に上杉君にあって話してきてください」
勇也「あーあ 今日でここの飯が食えなくなるのか 最後に温泉入っときてーな」
らいは「あれーお兄ちゃんは?」
勇也「ん?どこに行ったんだ?それよりさっき仲居さんから不思議な話を聞いたんだが……」
マルオ「さあ 昼の船を取っている 帰り支度をすませておくように」
四葉「三玖 トイレから帰ってこない……最後に 皆で温泉行きたいのに………」
一花「五月ちゃん知らない?」
五月「…………」
風太郎「お前は初日の夜 俺と話した五月ってことでいいんだよな?」
五月?「はい 私の正体は……」
風太郎「待て 六つ子ゲームを結局俺は正解できなかった 降参だ………だが負けっぱなしってのも癪だな」
「リベンジだ せめてお前だけは俺が正体を暴く」
(それが 今 俺が示せるお前たちと向き合う『覚悟』だ)
「五月から話は聞いてるな?」
五月?「えぇ……」
風太郎「それならあいつに頼まれた件を順を追って説明していこう 最初は四葉 あいつの悩みはこの旅館に自体にあった よって今日が終われば自動的に解決するそしてお前は四葉じゃない あいつはお前ほど完璧に変装できないからな」
五月?「正解です」
風太郎「続いて二乃でもない あいつは少々甘かった 足の爪にぬるマニキュア……」
五月?「ペディキュアですね」
風太郎「そ それを落とし損ねていたんだ 今確認した」
五月?「待ってください 顔の判別も付かないのになぜペディキュアを塗っているのが二乃だとわかったのですか?」
風太郎「そ その話は置いといてくれ……」
五月?「まぁいいでしょう 正解です では二乃の悩みというのは?」
風太郎「それは恐らく……そうだな…これだけは言えない」
五月?「わかりました 聞かない事にします これで一花と三玖と六海に絞られたわけですが……」
風太郎「……っとその前に……デミグラス」
五月?「えっ⁉︎デッデミッ? ?」
風太郎「いやその反応で安心した 念の為……な」
(六海はこの合言葉を知ってるから答えられるはず…それにいくら声優でも流石にあんな驚き方ができ…ないよな?)
(だから六海ではないし五月でもない……そうなったら一花と三玖か………)
「話を続ける さっきので六海じゃないのはなんとなくわかった あとはお前が一花か三玖か……まだわからない」
五月?「そう……ですか……」
(私は何を期待して……)
風太郎(一花と思えば一花に見える…だが それは三玖も同じ…今ここで特定するしかない)
(俺にその資格はないがこのまま終わらせるわけにはいかない!)
「お前さ…えーっと…俺のこと読んでくれない?」
五月?「 ! 『上杉君』その手にはかかりませんよ」
風太郎「徳川四天王って 酒井 本多 榊原とあと誰だっけ?」
五月?「わかりません」
風太郎「内緒話があるから耳を貸してくれ」
五月?「左耳ならどうぞ」
風太郎(ん〜〜〜っ!なかなかボロを出さねぇ ということは三玖……いや女優の一花だってありえる………)
三玖(もうやめてフータロー……こんなこと意味ないよ……フータローに私は見つけられない)
風太郎「だめだわからん お手上げだ」
五月?「そう……ですよね……」
風太郎「ああ……あいつを読んでくれ」
五月?「 ? あいつ……?」
風太郎「ほらあいつだよ お前らの五女の……今お前が変装してる……名前は……えーっと……
三玖(ああ……そういうこと……)
五月?「五月ちゃんね」
風太郎「ハハハハハ!かかったな!これは罠だ!五月をちゃん付けで呼ぶのは一花のみ!つまりお前が一花ってことだ!」
一花?「あはは まんまとやられちゃったなぁ」
風太郎「ったく手間かけさせやがって ま お前だけ悩みの見当がつかなかったからそうじゃないかと睨んではいたがな」
一花?「へぇ凄い」
風太郎「仕事絡みか?忙しくなったと六海から聞いてはいたが」
一花?「ま そんなとこ じゃあ 私 もう行くね」
風太郎「え いや………」
一花?「帰りの支度があるから またね」
風太郎「……ふぅ」
(ギリギリだったな……結局俺はこんな方法でしか判別できない だがそれでいい これで一件落着 偽五月…お前の正体は………)
お爺ちゃん〔長い月日を経て 相手の仕草 声 ふとした癖を知る事 それはもはや愛と言える〕
風太郎「三玖か?」
三玖?「………なんで?一花って言ったじゃん」
風太郎「いやっすまん なぜか自分でもわからんが気のせい……かもしれんが一瞬……お前が三玖に見えたんだ……」
三玖「当たり」
そう言って三玖は風太郎に飛びついた
風太郎「マジか……」
三玖「一つ聞いてもいい? 私の悩みは心当たりがありそうだったよね 私が偽五月じゃなかったら何に悩んでると思ってた?」
風太郎「…………間違えてるとわかった今となっては恥ずかしい話だが笑わないで聞いてくれ…」
「バレンタイン返してないことに腹立ててんのかと思った……」
三玖「あはははは」
風太郎「笑うなって言っただろ! お お前こそなんで俺に辞めて欲しかったんだよ!」
三玖「あ やっぱそれなし」
風太郎「はぁ⁉︎」
六海「やるじゃん♪風太郎」
三玖(フータローは教師 私は生徒 それは変わらない…でも全部が変わらないなんてことはないんだ 私は見つけてくれてありがとう)
《あと一話でスクランブルエッグが終わりますね!凄い書いてて楽しかったです!個人的に好きなシーンは①のP10の一コマ目、②のP4の一コマ目、③のP6の五コマ目、P10の四コマ目、P15の四コマ目、④のP9の一コマ目、P13の一コマ目、⑤のP3の一コマ目、P5の二・三・四コマ目、P6の一・五コマ目、P12の一コマ目、P13の一コマ目、P18、⑥のP10の二コマ目、P13の一コマ目、⑦のP2の一・二コマ目、P14、P16、P17、P19二コマ目が好きですね!確かめてみてください!あと皆さんが好きなシーンやコマを教えてください!》