五等分の花嫁と一人の弟   作:よもぎもなか

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第59話 学級長のお仕事

モブ1「わぁ〜」

モブ2「中野さんが六つ子ってのは知ってたけど……」

モブ3「実際揃ってる所を見ると凄ぇな」

モブ4「やっぱりそっくりなんだな〜」(六海が女子に見え……どの中野さんが六海だ?)

モブ5「苗字だとわかりづらいから名前で呼んでいい?」

一花「うん その方が私たちもありがたいかもー」

モブ6「あれやってよ 同じカード当てる奴!」

二乃「ごめんねーテレパシーとか無いから」

モブ7「三玖ちゃんも似てるんでしょ もっと顔見せてよ」

三玖「………………」

モブ8「お前……本当に男なんだよな?」

六海「バリバリ男だわ!」

四葉「わわっ」

五月「みなさん落ち着いて!」

風太郎「退いてくれ」

三玖「フータロー………」

四葉「た 助けてください!」

モブ9「何?上杉君も中野さんたちのこと気になる?」

風太郎「トイレだ 邪魔だからどいてくれ」

モブ10「え……何あれ…」

モブ11「あの人感じ悪っ!」

二乃「フ…フータロー」

風太郎「……………」

一花「あはは……私たちは無視……」

五月「相変わらずですね……」

六海「いい意味でも悪い意味でも風太郎だな……風太郎は一年の時からあんな感じでクラスの人と関わらないからな……」

  (そういや……ここ約二年間俺とねぇちゃん以外と関わってるとこあんまり見なかったな………)

モブ12「そういえば林間学校の係も一人でやろうとしてた!」

六海「そういう人なんだよ…風太郎は……いい奴なんだけど…勿体無い気が……

一花「根は良い子ってみんなに知ってもらえたらいいんだけど……」

二乃「あれはあんな態度取ってるあいつが悪いわ」

モブ2「ねぇ中野さんあれやったことあるでしょ 幽体離脱〜ってやつ シンクロしたりとか!」

モブ4「どこに住んでんの?」

二乃「いい加減に……」

六海「まぁまぁ………」

⁇「みんなやめようよ ね? そんなに一気に捲し立てたら中野さん達も困っちゃうよ」

モブ2「武田君!」

武田「ね?」

二乃「あ ありがと………」

モブ2「確かに武田の言う通りだな」

モブ13「はしゃぎすぎちゃった………ごめんね」

武田「だけど気持ちはわかるよ 六つ子だなんて みんな君たちのことがもっと知りたいんだよ ね?」

二乃「は…ははは……」

一花「どーもー」

先生「席につけ〜オリエンテーションを始めるぞ」

六海「あ 先生だ」

武田「じゃあまた休み時間に」

四葉「武田さん!なんて親切な人なんでしょう!」

二乃「そう?胡散臭いわ」

六海「Amwoyの社員って言われても違和感なさそう……」

一花「コラコラ」

 

 

 

 

先生「今日からお前たちは最高学年になった 自覚をもち 後輩たちに示しのつくような学校生活を送るように心がけ……それから……どうした?中野」

四葉「このクラスの学級委員に立候補します!」

先生「えぇ〜……まだ誰も聞いてないけど…」

四葉「そこをなんとか〜やらせてください!」

先生「反対もしてないけど……まぁ他にやりたい奴がいないなら……」

 

 

    〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

 

 

四葉「皆さん困ったら私になんでも言ってくださいね!」

先生「じゃあついでに男子の方も決めとくか………」

先生「立候補する奴はいるかー?」

四葉「いますかー?」

先生「推薦でもいいぞ」

四葉「いいぞっ!」

一花(もー 四葉ったら…恥ずかしい……」

モブ14「お前やれよ」

モブ15「いや 男子の学級委員長なんて決まってんだろ 武田しかいねーよ そのうち誰か推薦する」

武田「全く……やれやれ」

モブ16「いやわかんねーぞ?武田もスゲーけど六海もスゲーぜ?頭脳明晰で運動神経抜群!前のテストは落ちてたけど学年同率一位だぜ?」

四葉「先生 私 学級長にピッタリな人を知っています!」

モブ15「ほらな」

四葉「上杉風太郎さんです!」

風太郎「はぁ⁉︎」

モブ6「えっ 上杉君で大丈夫……?武田君を差し置いてだなんて……」

モブ16(いったい何者なんだ?)

 

風太郎「四葉……なんてことを……」

先生「よし 次の係も決めるか」

風太郎「先生!俺はやるとはいってません!」

 

 

 

 

風太郎「くそっ……四葉の野郎余計なことを………」

六海「アハハ……お疲れ様………」

武田【ジーーーー】

風太郎「なんだよ」

武田「上杉君 君は随分彼女達に信用されているみたいだね ね?」

風太郎「だからなんだ 学級長だなんて勉強の足枷でしかねぇ」

武田「ふふふ……昔から変わらないね…君も……流石は僕のライバルだ もちろん六海君もね」

風太郎「……全く………誰だあいつ…」

六海「………さぁ?………」

 

    〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

 

六海「あと風太郎 ちょっとだけいいか?」

風太郎「どうした?」

六海「ここに魔法のランプがあります」

風太郎「無いが?」

六海「あります!」

風太郎「?心理テストか?」

六海「六つ願いを叶えてくれるとしたら風太郎はどうする?」

風太郎「突然なんだよ やっぱ心理テストだろ」

六海「………まぁそういう事にしておくよ」

風太郎「?………そんなの金持ちになる以外を答える奴いないんじゃないか?」

六海「金か……」

六海「あと五つ」

風太郎「普通二つだろ……う〜〜ん……」

六海「なんでもいいんだよ?魔法が使えるんだから」

風太郎「……………体力が上がったらと考えたことはあるが……おかげで疲れが溜まる一方だから疲労回復もありだな 最近寝つきも悪いし……」

   「あと最近勉強で前屈みになるから腰が痛くてな……ついでに運気も上げてもらうか」

六海「………わかった」

風太郎「何がわかったんだ?心理テストか?」

六海「………」

風太郎「え?なんで答えてくれないの?」

モブ17「あー!見つけた!こんな所にいたんだ 四葉ちゃん」

モブ18「先生が呼んでたよ」

六海「………イラッ」

モブ17「ほらほら」

六海「あのさ……」

モブ18「こっちだよ」

風太郎「そいつは四葉じゃないぞ 長男の六海」

モブ17「えっ!そうなの⁉︎」

モブ18「ごめんねーまだ覚えきれてなくって」

六海「大丈夫だよ 慣れてるから」

モブ17「あ!今度こそ四葉ちゃんだ!おーい先生が………」

風太郎「ニアピンで外してくる!」

モブ17「も〜みんな同じ顔でわからないよ〜」

風太郎「いいか⁉︎面倒なら身に着けてるアイテムで覚えろ!五月はセンスのないヘアピン、三玖ならヘッドホンを首に掛けてる!」

   「四葉は悪目立ちリボンだ!それだけ覚えておけば間違いない!」

   (って俺が偉そうに言えることではないんだがな………)

モブ18「上杉君凄いね!」

モブ17「ありがと!意外でびっくりしちゃった!ちゃんと中野さんたちのこと見てたんだ」

風太郎「いや……そうじゃなくて………」

モブ17「さすが学級長だね!もっと六人のこと教えて!」

風太郎「え?…は?」

モブ17「ほら付いてきて 向こうにもう一人いたんだ おーい四葉ちゃん」

風太郎「いやあれ二乃!」

 

三玖「あの女生徒……フータローにベタベタと……」

六海「まぁいいじゃん 風太郎も変わっていってるんだよ」

五月「そうですね  四葉が推薦したのも間違いじゃなかったですよね でも少し 妬けてしまうのもわかります」

三玖「ギロッ‼︎」

五月「と 友達としてですよ!」

六海(三玖ねぇの目から殺気が………)

五月「どうかしてます……あんな人を好きになるなんて………」

 

 

 

 

六海「あ そうそう 風太郎の六つのお願い お金持ちになりたい、体力向上、寝つきを良くして疲労回復、腰の痛みを治す、運気アップ…どうしろと?」

二乃「全然的を射ないわね………」

一花「どうしよっか?」

六海「いずれにしろ急いだほうがいいかもね」

三玖「うん だってもうすぐだもんね フータローの誕生日」

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