五等分の花嫁と一人の弟   作:よもぎもなか

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第81話 分枝の時②

 

 

五月「あ!これこれ!これですよ! 一花と六海が出てるCMです!ほら見ててください 来ますよあのセリフ!」

 

一花[忘れられない夏にしてあげる♡]

六海[忘れられない夏にしてみせる!]

 

五月「キャー!

二乃「うるさいわね………一花と六海なら毎日見てるでしょ」

五月「それとこれは話が違います テレビや映画やアニメで観る一花と六海は輝いて見えます それにすごく楽しそうで本当に一花と六海がやりたいことだと思うんです」

二乃「ふん ほんと優等生ね」

五月「はは………それでも一花と六海を応援する気持ちは本当です 二乃だってそうでしょう? わっ!もうこんな時間!私も一花を見習ってお仕事頑張ってきます!」

二乃「………………」

 

[中野一花 中野六海 CM ] [検索]

 

 

 

 

 

〜パン屋〜

 

風太郎「こ………こうか……?」

三玖「うん もっと強く」

パン屋の店長(ああ………あの三玖ちゃんが新人君*1にレクチャーしてる……新人君はものすごくシフト入ってくれるし………この店はあなたたちのものよ!)

 

風太郎「一花が退学を選んだ理由……お前は知ってるか?」

三玖「知らない……ただ 心からの言葉じゃない………と思う フータローこそ……なんで一花を引き留めようとするの?

 

 

 

 

 

〜公園〜

 

一花「やっぱり覚えてたんだ フータロー君のこと」

四葉「あはは……見た目が変わってたからビックリしたけどね…………ねぇ一花…本当に辞めちゃうの? 私を一人にしないでくれたのは一花たちじゃん! 一花が辞めるなら私も」

一花「それはよしなよ………四葉…………四葉は四葉の本当にやりたいことを探しな

四葉「…………私の……」

一花「こんな時間なのに随分暗くなったね 夏ももう終わるね 四葉……フータロー君達を頼んだよ」

 

 

 

〜それからしばらくした日のODA*2

 

織田「……………」

風太郎「どうも 菊は元気?」

一花「フータロー君………」

織田「ふふふ………嬉しいよ ようやくプロダクションに入る決意を固めてくれたか 六海君!よくやった」

六海「違いますよ 勘違いしないでください」

風太郎「わかってるでしょ 一花のことだ 退学を考え直してほしい

織田「それは無理な相談だ ()()()は君の想像を遥かに上回るほど大きな存在となっている 今まで通りに学校に通いながらというのは不可能だろう」

六海「俺はやりますよ 両立」

織田「えぇ正気かい?六海君?」

六海「本気ですよ あっ………社長にまだ言ってないの忘れてた

風太郎「今教えたの⁉︎」

六海「メンゴ‼︎」

織田「六海君はそうするとしても一花ちゃんは学校を辞めて女優の仕事を優先することを選んだ 僕はそれを尊重する それにいくら六海君だって両立するのは難しい……それにその両立で仕事に支障が出ては困る 僕は許可できない」

風太郎「わかった 諦める」

一花・織田「………………えっ?」

風太郎「それじゃあ次は…………ビジネスの話だ」

一花「 ! それなら前に………」

風太郎「俺は自主映画を撮ることにした」

一花「???」

風太郎「出演は家庭教師一人と生徒が二人のみ 撮影は週二回 三時間カメラの前でぶっ続けで勉強を教えるという素晴らしい脚本もある監督兼家庭教師役はもちろん俺 生徒A役を六海さん、生徒B役をお宅の中野一花さんにお願いしたい」

三玖「お金はあります」

織田「君たち……まさか……」

一花「……………!  フータロー君…なんでそこまでして………」

風太郎「俺はなぁ………イラついてんだよ……一度俺が家庭教師を辞めた時引き戻したのはお前らだろ それなのに勝手に降りやがって 六人揃って笑顔で卒業 それができなきゃ俺が納得いかねぇんだよ!」

三玖「違うでしょ

六海「正直に言えよ」

風太郎「 ! 」

三玖「感謝してるんだって」

風太郎「三玖!」

六海「あの時風太郎を雇い直せたのは一花ねぇと俺が仕事してたからだし、その案を出してくれた一花ねぇのおかげ その恩返しがしたいんだって」

風太郎「おい六海まで………!」

一花「フータロー君 私 卒業できるかな?このままお仕事に専念ってのも悪くないと思ってるんだ あとたったの半年 これ以上君に迷惑かけて………そんなに勉強してまで学校行く理由ってなんだろ?」

風太郎「そりゃ……青春をエンジョイ言ってただろ………?

一花「 ! 」

風太郎「この前な クラスの奴らと海に行ったんだ 俺が今まで不必要だと切り捨てできたものだ だが きっとあんなことができるのは今しかない 今しかできないことをお前たちとしたいと思った その中には当然お前も含まれてる とはいえ全てはお前次第 生半可な覚悟ではできないだろう しかし もし まだ学校に未練があるなら この金で俺に雇わせてくれ

織田「失礼 ! 全然お金足りないけど………」

六海「えぇ⁉︎風太郎⁉︎」

風太郎「六海!足りなそうなら教えてくれよ!」

六海「〔ここは俺に任しとけ!〕ってカッコつけたのは誰だよ!」

風太郎「あっ……………なぁ一花 六海金貸してくれ」

一花・六海「あはははは!かっこ悪っ!

一花「途中まで良かったのに」

六海「締まらないな〜」

一花「じゃあ足りない分は出世払いで」

六海「じゃあ出世払いで」

風太郎「 ! 」

織田「一花君!六海君!勝手に……………」

一花「いいじゃん社長 お仕事に迷惑はかけないからさ」

風太郎「ああ…………契約成立だ!

 

 

 

 

〜九月〜

 

三玖「え〜やりたくない」

五月「一度やってくれたじゃないですか」

一花「私も見たいな〜」

六海「俺も見たい!」

四葉「ほら三玖 見てもらいなよ!」

三玖「じゃあ一度だけ 忘れられない夏にしてあげる♡

一花「わ〜そっくり!」

三玖「……………」

一花「私の出席日数が足りなくなったら代役お願いね」

六海「あ!ズルい!」

三玖「無理!」

一花「じゃあ私たちこっちだから」

五月「ええ頑張ってください」

四葉「帰ったらお話聞かせてね」

六海「わかった! 四葉ねぇたちも頑張って」

二乃「……………………一花!六海!体調 気をつけて…………!

一花「………うん」

六海「ありがとう…………もう泣かないでよ……少し行きずらいじゃん……………じゃあ」

一花・六海「行ってきます!」

 

 

こうして 一花と六海は休学となりました 少しずつ今の生活が変わっていきます 私たちが一緒にいられるのもあと少し 卒業はもうすぐそこまで迫ってきているのです

 

 

 

 

風太郎「だーっ! おい寝るんじゃね〜! このままじゃ授業に追いつかねーぞ」

一花「ひぃ〜もう勘弁してよ〜日中のロケでくたくたなんだよ」

六海「あともう少しだけ頑張ろ!」

風太郎「ったくこのままじゃあいつらと卒業できないぞ」

一花「卒業したいのは妹達とだけじゃないけどね」

風太郎「えっ それって俺…………」

一花「隣の席のユミちゃんにテニス部の…………」

風太郎(……………危ねー!!)

一花「ふふ………」

六海「………………」

 

*1
風太郎

*2
織田芸能プロダクション






アンケート結果

よもぎ  五嫁の弟 8票  推しリベ1票  合計9票

つきみ  五嫁の弟 2票  推しリベ3票  合計5票

もなか  五嫁の弟 3票  推しリベ3票  合計6票

なのはな 五嫁の弟 2票  推しリベ1票  合計3票


結果
一位のよもぎと二位のもなかを合わせて『よもぎもなか』にになろうと思います!
投票ありがとうございました!

金曜日までには名前が変わってます
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