第86話 日の出祭 初日
[ご来場の皆様は体育館にお集まりください 第29回 旭高校 『日の出祭』開会式を執り行います いよいよ始まります 旭高校『日の出祭』まずは我が校が誇る女子生徒ユニットによるオープニングユニットです!]
五月「まぁ!」
三玖「うわぁ………」
四葉「二乃かっこいいー!」
風太郎「あいつ……よく参加したな」
二乃(………くっ……なんで私がこんな目に!)
[第29回 『日の出祭』開幕です!]
三玖「生地はツノができるまでかき混ぜて……プレートにはなるべく高く盛ること………」
女子1「三玖ちゃんうまっ!」
女子2「誰に教わったの?」
三玖「バイト先で………」
女子1「これなら売り上げ一位狙えるかも」
女子2「つーか 男子には負けたくないよね」
三玖「そのことなんだけど………」
女子1「お客さん来たよ!」
女子2「三玖ちゃん もう一回教えて!」
三玖「う うん………」
(
〜・〜・〜・〜・〜
四葉「たこ焼きチームの皆さん 調子はどうですか〜?」
男子1「絶好調!中野さんも食べていってくださいよ!」
四葉「うまっ‼︎」
男子2「学級長のお墨付きだ! 特訓した甲斐があったな!」
四葉「食材の鮮度も問題ないみたいですね あ この辺の紙片は危ないので片付けておいてください」
男子全員「は〜い」
男子1「女子の奴らには負けねーぞ!」
男子全員「おーっ!」
四葉「皆 仲良くできるのが一番ですけど………… よし!点検は全部終わったかな この調子なら
二乃「! あ……
男子3「わっ!レッドだ! オープニングのダンスめっちゃ可愛かったです!」
女子3「私ファンになっちゃった!」
男子4「良かったらうちのアメリカンドッグ食べてください!」
二乃「……………………ど〜も〜………」
「はぁ………屋台の様子見に行きたかったけど………一花と六海っていつもこんな気分してるのかしら……」
⁇「二乃」
二乃「! って何よ……五月じゃない 驚かせないでよ さっきから知らない人に声かけられまくりでむず痒いのよ」
五月「お見事なダンスでしたからね まさに学園祭という感じです」
二乃「あんたは学園祭だってのに何してんのよ………」
五月「あはは………私のシフトは明日なので
二乃「まぁ判定結果を気にしてだけどめげてないみたいで安心したわ はぁ………疲れたわ フー君はどこにいるのかしら?」
〜・〜・〜・〜・〜
風太郎「ヒィ………控えのボンベ これでいいか?」
女子4「わ〜ありがとう!」
風太郎「ショー君のお母さんいませんか?」
風太郎「おい!喧嘩はやめろ! 子供が見てるぞ!」
ショー君母「ありがとうございます!」
ショー君「お兄ちゃん
女子5「上杉君 ここ休憩所にしたいんだけどどうしたらいいかな?」
風太郎「……………」
(これは屋台を見てやる時間はなさそうだ……………)
女子1「ベリー1 メープル1お願い!」
女子2「もう少しで焼けるから!」
三玖「順調………」
⁇「三玖さ〜ん!」
三玖「らいはちゃん………とお父さん!」
勇也「チョコソース一つ頼むわ」
三玖「らいはちゃんこんにちは〜お兄ちゃんに会いに来たの?」
らいは「うん!」
三玖「フータローさっき遠くで何故か椅子を運んでたよ 売れ行きも良さそうだしこれが片付いたら一緒に………」
女子1「追加の材料買って来たよ!」
三玖(……………
〜・〜・〜・〜・〜
演劇部員1「演劇部の本日の公演は終了しました 明日もここで開催しますのでぜひご覧ください!」
演劇部員2「お疲れ〜屋台観に行こ!」
演劇部員3「パンケーキがすごいらしいよ」
演劇部員4「助かりました!中野先輩に代役お願いして良かったです!」
四葉「いえ お役にたてたのなら嬉しいです!」
(演劇部のお手伝いもおしまいっ!この後は唐揚げ屋さんとお化け屋敷もお手伝いして…………)
⁇「代役の子 ちょっといいかしら」
演劇部員2「部長!」
部長「今日はありがとう……… あなた演技未経験らしいわね………二日目の公演……どうしようかしら……少し居残ってもらえる?相談させてちょうだい」」
二乃「う〜ん……」
二乃友1「わかんな〜い」
二乃友2「どうしよ……このままじゃ脱出できないよ 二乃はわかった?」
二乃「えっ………ごめんまだ………」
男子5「中野二乃先輩だっけ?」
男子6「そうそうセンターで一番目立ってた」
二乃(やばっ!)
男子6「広場にいるらしいぜ」
男子5「行こうぜ! 話してみて〜」
二乃「…………」
二乃友1「ってか問題どうする?」
〜・〜・〜・〜・〜
五月(あと10分追い込みです!)
生徒1「フランクフルトいかがですか〜?」
生徒2「かき氷冷たいよ〜」
生徒3「じゃがバターできたてでーす」
五月(うぅ〜集中できません!)
〜・〜・〜・〜・〜
風太郎「ヤベェ………もう限界………」
女子1「本日のパンケーキ完売です!」
女子2「ありがとうございました!」
女子6「これは男子に勝ったっしょ〜」
女子2「たこ焼き見に行ってみる?」
女子1「大変だったね〜でも三玖ちゃんのおかげで………ってあれ?どこに行ったんだろう?」
三玖「お待たせっ」
四葉「三玖おっつ〜」
二乃「遅いっ!遅刻よ」
五月「私たちだって時間を過ぎていましたが」
四葉「ともかくこれで全員揃ったね!」
風太郎「いや 二人がまだだ 入ってくれ」
二乃・三玖・四葉・五月「 ‼︎ 」
四葉「一花!六海!」
一花「や」
六海「ねぇちゃん達久しぶり!風太郎と五月ねぇは数日ぶり!」
四葉「来てたんだ!」
二乃「なんで連絡よこさないのよ」
三玖「よく騒ぎにならなかったね」
一花「あはは……なんとかね」
六海「まぁね〜」
風太郎「これで本当に全員集合だ」
五月「なぜ呼び出したのですか?」
二乃「わざわざ学園祭中に呼び出さなくてもいいのに」
四葉「でもやっぱこの感じが落ち着くよね!」
二乃「確かにそうね」
四葉「せっかくだし食べよっか!屋台でたくさん買ってきたんだ〜」
五月「私ずっと我慢してました!」
風太郎「……………俺はお前たち六人が好きだ」
六人「!!!!!!」
五月「え…………」
六海「俺も?」
風太郎「お前は友人としてだ」
六海「安心したよ……」
風太郎「この七人でずっと このままの関係でいられたらと願ってる だが答えを出さなければいけないと思う」
二乃「……………っ」
三玖「フータロー いいよ」
風太郎「そうか」
六人「………………」
風太郎「とはいえこんな祭りの最中に言うほど俺も野暮じゃない 俺も俺で整理しきれていないからな 最終日まで時間をくれ」
六人「…………もー!何それ!」
二乃「なんだか拍子抜け」
四葉「急に真面目な話で緊張しちゃったね」
一花「じゃあ気を取り直して乾杯しますか」
四葉「私オレンジ!」
三玖「抹茶ソーダは………」
二乃「ないわよ」
六海「ようやくこの難問を解けたか………思ったより時間がかかったな」
風太郎「からかうなよ……」
六海「だけど羨ましい限りだよ」
風太郎「 ? 」
五月「はい 上杉君の分です」
風太郎「おう」
一花「それじゃ 学園祭初日 無事終了を祝して……」
七人「かんぱ〜い!」
風太郎(後に俺は知ることになる 学園祭初日は無事に終わりなんてしなかった)
とうとう始まってしまいました『
もう少しで『五等分花嫁と一人の弟』も一周年!最後までやり切りたいと思います!
これからもよろしくお願いします!