五等分の花嫁と一人の弟   作:よもぎもなか

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第87話 日の出祭 二日目

 

椿[楽しんでますか〜?放送部の椿で〜す!本日は来てくれたお客様に突撃インタビューしちゃいますよ〜]

女子1「すごい盛り上がってるよね」

女子2「パンケーキが美味しいって聞いて来ました〜」

江場「中野さん見てる?私の事覚えてるよね?会いに来たよまだはしって………」

椿「マイク取らないでください」

⁇1「すまない失礼するよ」

椿「そんな〜 では!気を取り直してそこのお姉さんとお兄さん!あなた達は何しに来たんですか?もしかして文化祭デートですか?」

⁇2「私たちですか?私たちは幼馴染に会いに………

 

 

女子3「二日目も張り切っていくよ!」

女子4「六海くん手伝ってくれてありがとう!」

六海「力になれるかわからないけど頑張るよ!」

 

五月「二乃 たこ焼き屋さんの方は大丈夫ですか?」

二乃「さーねー どうなるのかしら」

二乃・五月「………………………」

五月「今何考えていますか?」

二乃「あんたと同じよ」

五月「昨日は色々な事が立て続けにありましたからね 上杉君は一体誰を選ぶのでしょう」

二乃「随分と他人事じゃない あんたの可能性だってあるのよ

五月「 ! そ そんな………まさかです………困ります……………」

二乃「そうね………困惑してるわ フー君の中にはもう既に特別な誰かがいるということなのよね………望んでたとはいえ本当にこんな日が来るなんて………なんて声をかけたらいいかわからないわ……

 

  〜・〜・〜・〜・〜

 

学級長「上杉君の今日の仕事はなし!」

風太郎「え………昨日あんなに忙しかったのに………」

学級長「うん 今ある仕事は全部他の学級長がやってくれてるみたい せっかくだし学園祭楽しんできなよ」

 

 

風太郎(はぁ………急に暇にされてもそれはそれで困るな………食べ歩きする金もねぇし………親父とらいはが今日も来てんなら合流するか そういやあそこなら行けるか………)

⁇2「あ いたいた 風太郎 大きくなったね

風太郎「えっと………どちら様?」

⁇2「ははは 冗談きついよ〜生き別れの姉を覚えてないなんて

風太郎「………………」

⁇2「え?本当に?本当に覚えてない?私だよ私 小学生の頃に比べたらお互い大きくなったよね〜」

風太郎「 ! お前…………」

 

 

三玖「パンケーキの屋台をやってます とても美味しいのでぜひ来てください」

椿「は〜いありがとうございま〜す  三玖ちゃん頑張ってね」

三玖(わーっ テレビに映っちゃった………!)

  「あ 四葉ちょっといい? フータロー見なかった?」

四葉「上杉さん………ごめんずっと学園祭の仕事してて………どうかしたの?」

三玖「えっ 別に………ただ一緒に回りたかっただけ………

四葉「そうだよね 昨日のこともあって会っちゃいけないような気がしてたけど………最後に思い出作り 私もしておいた方がいいかもね

三玖「? 四葉………」

四葉「あ!上杉さんの声!」

三玖「 ! 」

四葉「近くにいるかも!」

 

 

⁇2「あ!風太郎下手くそ!だからもっと左だって」

風太郎「お前が隣でうるせーんだよ………そういう仕切りたがりな所変わってねーな 竹林

竹林「私のこと忘れてたくせによく言うよ あ〜あ せっかく来てあげたのに」

風太郎「だってお前全然雰囲気変わっただろ」

竹林「あ〜それも風太郎が言うんだ あ あれ欲しいな 次あれ狙ってよ」

 

 

三玖「へぇ………昨日私たちにあんなこと言っておいて今日は別の子とデートですか………」

四葉「あはは………上杉さんも隅に置けないね………」

三玖「………でも私たち五人から選ぶなんてこと一言も言ってない」

風太郎?〈俺 彼女できた アデュー〉

三玖「なんてことも………」

四葉「三玖のネガティブが炸裂してる! こ これは何かの間違いだよ!贔屓目に見ても上杉さんがそんなにモテるとは思えないもん!」

三玖「そ そうだよね フータローはみょうが………良さがわかるまで少しかかるはず………あんな知り合ったばかりの人とは………」

 

竹林「風太郎 こっち来て」

風太郎「急に手を繋ぐな っておい!」

五月「パンケーキいかがで…………」

竹林「風太郎 パンケーキだって 食べようよ」

風太郎「ああ ここは俺のクラスの屋台だ」

竹林「そうなんだ」

 

三玖・四葉「……………」

 

二乃「フ………フー君?」

竹林「いつもうちの風太郎がお世話になってます

五月「うちの………」

六海「…………?」

二乃「どちら様ですか〜?」

竹林「初めてまして竹林と申します 風太郎とは小学生からの同級生です」

二乃「私たちも同級生だけど教師と生徒 いわば同級生以上の関係といっても過言じゃないわ」

 

三玖「もう見てられない」

四葉「三玖落ち着いて!」

 

竹林「そうなんだ 奇遇ですね! 私も風太郎に勉強教えてたんです!」

二乃「 ! 」

竹林「ずっと言うことを聞かなかった 問題児に頼まれた時は驚いたな〜」

風太郎「いやこいつらが俺の生徒」

竹林「あ そうなんだ  じゃあこれではっきりしたね 私とあなた達どちらがより親密なのか」

 

三玖「四葉 私 もう………」

四葉「わ 私の方が上杉さんのこと…………

 

五月「ありがとうございます! もしそれが本当ならば私たちは間接的にあなたのお世話になったと言えます 上杉君と過ごした時間はあなたに負けてしまいそうです しかしその深さでは負けるつもりはありません」

六海「それに風太郎とねぇちゃんは肌を見せ合ったことあるしね〜そんなことするの親密でふか〜い関係しかないよね」

竹林・五月「 !? 」

風太郎「おい六海!誤解を招くようなこというな!お前らもこっ恥ずかしいからやめてくれ………」

五月「 ! 」

風太郎「それに竹林 あんまりからかうな こいつらは俺の数少ない友人であり六海は俺の相棒とも呼べる奴だ」

 

風太郎〔俺は何もない空っぽの人間だ 一つでも誇れる何かがほしいんだ〕

 

竹林「本当に大きくなったね 三人ともごめんね パンケーキ一つください」

六海「はい」

 

三玖「四葉…………」

四葉「ごめん仕事の続きしないと」

二乃「フー君!私の気持ちはずっと変わらないから!」

 

 

真田「いたいた どうだった?」

竹林「うん 風太郎も元気そうだったし六つ子の皆も良い子だった」

真田「え?六つ子?」

竹林「そっちは会えた?」

真田「会えたよ……いつも通り勇翔はうるさかったよ………」

竹林「そっか〜……… 頑張りなよ 風太郎

 

 

風太郎(この選択は あるいはこの選択をすることは正しかったのだろうか そんなことを考えるには 三日間はあまりにも短すぎた それでも……)

 

 

 

[これにて 旭高校学園祭後夜祭 全てのスケジュールを終了します]

 

風太郎「よぉ 待たせたな」

⁇「………………」

 

 






次回はいつもより長くなります!その分投稿する日も遅くなるかもしれませんが許して!
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