【打ち切り】ダーリン・イン・ザ・フランキス:死の少年 作:らて丸
Side:イクサ
プランテーション内部都市
そこで俺は精密検査を受けていた
折れた腕は5日で治っていたという
俺の身体がおかしくなってるのかな?
検査室を出るとそこにはイチゴがいた
「終わった?」
「うん どこも異常ないってさ治癒能力は異常って言われちゃったけど」
「そう…よかった」
ホッと安心したように胸をなでおろすイチゴ
「イチゴは平気?」
イチゴの顔が赤い気がする
「私は…なんとも…」
「イチゴ?やっぱりなにかあるんじゃない?顔が赤いよ?」
イチゴのおでこと自分のおでこを合わせて違いを感じる
少しだけ、熱を帯びてる感じがある
今度は脈を取ろうと手首を触る
「こっちはちょっと早いかな?」
「へ…平気だってば…」
もじもじと恥ずかしそうに顔を赤らめるイチゴ
触っていると、イチゴの脈がどんどん早くなる
「イチゴ 準備して」
ナナの声でアナウンスが入った
後でナナにも伝えておこう
Side:イクサ
◇
Side:ナナ
「あの子と乗ってここまでダメージが少ないのは初めてね…」
「デルフィニウムとのコモンコネクトは失敗、そして一人で暴走させたが…ストレリチアとのコネクトのときは意識がなかったとはいえ、適応している」
「考えられるのは…」
先日の戦闘データを眺めている
「「特殊検体…」」
私とハチは声を合わせていう。
「
「気になるのはやはり『眼』だな…」
「えぇ 第7部隊にいたときのデータもある」
これまでの死亡者リストを見る
そこには、無理やり開かれた瞳の写真
その全ては、本来白目の部分が、ありえないまでに紅くなってしまっている
それは充血の域を優に超えていた
「彼と乗って廃人になった、
「最近、イチゴも彼と乗ったときから少し痛いと訴えています」
「
「彼はどうなるのかしらね…」
Side:ナナ out
◇
Side:イクサ
「お前たちコックピットでなんかあった?」
「なんで?」
ゴローがそんなこと尋ねてくる
「いや イチゴが模擬戦のあと変だったからさ…」
「ちゃんと見てんだな。アデっ」
コツンと軽くゴローが小突いてくる
「そういえば さっき会ったときにはなんか恥ずかしそうだったな…あとちょっと怒ってるみたいだった」
「ははは、アイツ昔からお前のことになるとすぐムキになってたからな」
「イチゴが?」
そうだったんだ 初めて知ったな…
「ただでさえ少ない十番台…兄妹みたいなもんだろ?俺も含めてヒロとイチゴとお前で4人一緒だったからな。お前はあとから入ってきたけど特別クラスから4人揃って此処に配属されるのも奇跡みたいなもんだし」
兄弟…兄弟…
「兄妹か…そうだよな…あいつ手のかかる妹みたいだもんな」
「お前が言うのかそれ?」
もう一発ゴローが俺にチョップする
「悪いゴロー。お前からイチゴは悪くないって言ってくれないか?」
「そりゃ構わないけど…イクサお前これからどうするんだ?」
「もっかいゼロツーと乗れないかお願いしてみようかな…」
俺の発言に顔を青くし俺の肩に掴みかかった
「もう1回って…お前あの子のウワサ聞いただろ?」
「3回以上ゼロツーと乗ったら死ぬ…だっけ?所詮、噂は噂だろ?」
「あの子と一緒に乗ったやつがどうなるのかお前見たんだろ!?」
「見たよ?死んでた」
「だったら‼」
「だったらなに?俺は死ぬ覚悟はできてるし…もし俺がゼロツーとしか乗れないのなら…俺にそれ以外の道は無い」
その金色の瞳の内に秘めた決意
「俺たちは
side イクサ out