【打ち切り】ダーリン・イン・ザ・フランキス:死の少年   作:らて丸

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Episode.8

Side:イクサ

 

 

 

プランテーション内部都市

 

そこで俺は精密検査を受けていた

 

折れた腕は5日で治っていたという

 

俺の身体がおかしくなってるのかな?

 

 

検査室を出るとそこにはイチゴがいた

 

「終わった?」

 

「うん どこも異常ないってさ治癒能力は異常って言われちゃったけど」

 

「そう…よかった」

 

ホッと安心したように胸をなでおろすイチゴ

 

「イチゴは平気?」

 

イチゴの顔が赤い気がする

 

「私は…なんとも…」

 

「イチゴ?やっぱりなにかあるんじゃない?顔が赤いよ?」

 

イチゴのおでこと自分のおでこを合わせて違いを感じる

 

少しだけ、熱を帯びてる感じがある

 

今度は脈を取ろうと手首を触る

 

「こっちはちょっと早いかな?」

 

「へ…平気だってば…」

 

もじもじと恥ずかしそうに顔を赤らめるイチゴ

 

触っていると、イチゴの脈がどんどん早くなる

 

「イチゴ 準備して」

 

ナナの声でアナウンスが入った

 

後でナナにも伝えておこう

 

 

 

Side:イクサ

 

 

Side:ナナ

 

 

 

「あの子と乗ってここまでダメージが少ないのは初めてね…」

 

「デルフィニウムとのコモンコネクトは失敗、そして一人で暴走させたが…ストレリチアとのコネクトのときは意識がなかったとはいえ、適応している」

 

「考えられるのは…」

 

先日の戦闘データを眺めている

 

「「特殊検体…」」

 

私とハチは声を合わせていう。

 

男性操縦者(ステイメン)単体でFRANXX(フランクス)を動かしているのだからそれ以外考えられないでしょうけど」

 

「気になるのはやはり『眼』だな…」

 

「えぇ 第7部隊にいたときのデータもある」

 

これまでの死亡者リストを見る

 

そこには、無理やり開かれた瞳の写真

 

その全ては、本来白目の部分が、ありえないまでに紅くなってしまっている

 

それは充血の域を優に超えていた

 

「彼と乗って廃人になった、女性操縦者(ピスティル)も死亡した女性操縦者(ピスティル)も同様に右眼の本来白目の部分が紅くなっていたそうだ」

 

「最近、イチゴも彼と乗ったときから少し痛いと訴えています」

 

七賢人(パパ)の言っていた…魔眼の呪いか…」

 

 

「彼はどうなるのかしらね…」

 

 

 

Side:ナナ out

 

 

Side:イクサ

 

 

 

「お前たちコックピットでなんかあった?」

 

「なんで?」

 

ゴローがそんなこと尋ねてくる

 

「いや イチゴが模擬戦のあと変だったからさ…」

 

「ちゃんと見てんだな。アデっ」

 

コツンと軽くゴローが小突いてくる

 

「そういえば さっき会ったときにはなんか恥ずかしそうだったな…あとちょっと怒ってるみたいだった」

 

「ははは、アイツ昔からお前のことになるとすぐムキになってたからな」

 

「イチゴが?」

 

そうだったんだ 初めて知ったな…

 

「ただでさえ少ない十番台…兄妹みたいなもんだろ?俺も含めてヒロとイチゴとお前で4人一緒だったからな。お前はあとから入ってきたけど特別クラスから4人揃って此処に配属されるのも奇跡みたいなもんだし」

 

兄弟…兄弟…

 

「兄妹か…そうだよな…あいつ手のかかる妹みたいだもんな」

 

「お前が言うのかそれ?」

 

もう一発ゴローが俺にチョップする

 

「悪いゴロー。お前からイチゴは悪くないって言ってくれないか?」

 

「そりゃ構わないけど…イクサお前これからどうするんだ?」

 

「もっかいゼロツーと乗れないかお願いしてみようかな…」

 

俺の発言に顔を青くし俺の肩に掴みかかった

 

「もう1回って…お前あの子のウワサ聞いただろ?」

 

「3回以上ゼロツーと乗ったら死ぬ…だっけ?所詮、噂は噂だろ?」

 

「あの子と一緒に乗ったやつがどうなるのかお前見たんだろ!?」

 

「見たよ?死んでた」

 

「だったら‼」

 

「だったらなに?俺は死ぬ覚悟はできてるし…もし俺がゼロツーとしか乗れないのなら…俺にそれ以外の道は無い」

 

その金色の瞳の内に秘めた決意

 

 

「俺たちはFRANXX(フランクス)に乗るために…戦うために生まれて来たんだから…」

 

 

 

side イクサ out

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