幸せに生きたい少女   作:ヒロー

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連続投稿です。


ななわ   にひゃくかい

無事に二戦目も終了し、作ってもらった通帳に高額のファイトマネーが振り込まれているのを確認してから、天空闘技場の個室を住めるようになりましたが、ホテル代がもったいないので今日は、ホテルに宿泊することにしてホテルに帰ることにしました。

 

 

ホテルに到着して自室に入り、寛ぎながらルームサービスで頼んだ血の滴るステーキにフォークを突き刺し、ナイフで切り、口の中に入れ咀嚼します。

 

「う~ん?ちょっと硬いかな?」

 

肉への不満を口にしつつ、今日のことを振り返ります。

 

初めての実戦とはいえ、あまり良くなかったですね。

二試合目なんかやられてばかりでした。

 

「・・・ふぅ」

 

食事を終え、水を飲んで一息つきます

 

―――ステーキは微妙でしたが、パンとスープはなかなか美味しかったですね。

 

おっと、話がそれました。

まぁ、格闘技術は最低限身に付けられればいいですか。

私にとって最も、重要なのは念の扱いだということがよくわかりました。

一日で、二人も殺してしまったのは残念でしたが、いい経験になりましたね。

これからもこんな感じで行きましょう。

 

 

今日の試合内容と結果を反省しながら、これからしばらく住むこの街について考えます。

天空闘技場のおかげで、たくさんの人で賑わう豊かな街といった印象を受けました。

スラム街の類はあるのでしょうか?前世のころから何気に興味があったんですよ。

それに少し、スラム街でやりたいことがあるんですよねぇ。

ああ、流星街は別に行きたくないです。

 

「とりあえずっと」

 

ボーイさんを呼んで、食事の終わった食器を片づけてもらい、シャワーを浴びた後、今日一日の疲れを取るために就寝するのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――上から下へ真っ二つになった死体がリングに転がった。

 

「アーデルハイト選手190階合格!」

 

「「「おおおおおおおおおおおおお」」」

 

審判の200階行きを認める声と観客の歓声が聞こえます。

 

天空闘技場について2週間が過ぎ、ポカポカとした暖かい陽気のとても過ごしやすい季節になり始めました。

 

あっさりと200階についてしまいました。

そう思いながら、私は200階に到着したエレベータから降り、200階に足を踏み入れていきます。

 

この2週間の間、試合では防御に徹し、相手の動きを見極めた戦いを続けたので、それなりに苦戦してきたつもりなのですが、意外にも早く200階クラスへ到達しました。

やはり、全員殺してしまったのが、原因でしょうか?

 

プライベートでは、高額のファイトマネーのおかげで新しい服を買ったりしました。

前世でもそして、今世でもふぁっしょんに疎い私は、悩みに悩んだのですが。

 

(ゴスロリだ)

 

そう、私の中のごーすとが囁いたのでゴスロリとブーツを買うことにしたのです。

 

ここ2週間のことを回想しながら、案内の方に200階についての説明を受けて、受付へ登録を済ませに行くことにします。

 

―――見られていますね。

 

200階の通路を歩いている道中、こちらを窺う複数の視線と気配を感じながら、受付でも説明を受け、登録を済ませます。

 

「早速、参戦の申し込みもなさいますか?」

「いいえ、また後日にお願いします」

 

早速、参戦の申込みについて聞かれましたが、大切な用事があるので即座に断りました。

 

「分かりました。90日間の準備期間中いつでもお申し込みをなさってくださいね」

「はい」

 

受付の方に笑みを浮かべて返事を返します。

それにしても、案内してくれた方も受付の方もかなり綺麗な方ですね。

 

 

 

                   

 

 

 

                           「・・・おいしそう」

 

 

「はい?今、何か仰いましたか?」

「ああ、いえなんでもありません」

 

思わず小声で呟いた言葉を受付の方に怪訝そうに聞かれ、慌てて否定しました。

 

―――いけませんね。

 

200階に足を踏み入れてから、目立たないようにしていたのに今ので、こちらを窺っていた視線や気配が一気に減りました。

今日は新月なので普段より、喉がとても乾きます。

欲求に負けて不穏なオーラを垂れ流してしまったようです。

まぁ、しかたないですね。

準備期間はまだ、90日ありますから試合はどうにかなるでしょう。

 

受付の方との会話もほどほどに、喉の渇きを潤すためそして、制約を果たすためお出掛けすることにしました。




読んで頂き、ありがとうございます。
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