料理の腕前がそんなに万能なわけがない   作:harii0012

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今日の更新がないと言ったな。あれは嘘だ。


6話 もう一回食戟したい

1:ソーマ ID:utWxk6Cla

ねぇ、どうやったら四宮先輩と食戟できるの?

 

6:さまよえるおもちゃ ID:ccOzcMcFc

まーたこいつは急になにを言い出すんですかね

 

11:さまよえるおもちゃ ID:1v+vf+k5c

宿泊研修は終わったのか?

 

12:ソーマ ID:utWxk6Cla

終わった

んで、あんな形で勝っても何にもうれしくないからもう一回食戟したいんだけど

 

17:さまよえるおもちゃ ID:tw77xjDUC

オイオイオイオイ

 

20:さまよえるおもちゃ ID:IidWe9Chk

バトルジャンキーもいい加減にしろよオラァン?!

 

22:さまよえるおもちゃ ID:rjd9l0JE3

いうて宿泊研修終わったら四宮はフランスに帰るだろ、諦めろ

 

24:ソーマ ID:utWxk6Cla

やだ

 

29:さまよえるおもちゃ ID:Fa/FeOqnA

駄々っ子かな?

 

34:さまよえるおもちゃ ID:oSYHevOmj

>>24

やだっていうてもどないするんや

相手日本におらんのやからどないしようもないやろ

 

38:さまよえるおもちゃ ID:vAYG+jZX9

そうだぞ、諦めて秋の選抜の準備かなんかしてろ

 

39:さまよえるおもちゃ ID:UaPVk5U8B

学園でも食戟は出来るんだからさ

 

41:さまよえるおもちゃ ID:MMvrFFK5W

>>1

イッチ次第だが食戟の方法がないわけでもない……

 

42:ソーマ ID:utWxk6Cla

どうやるんだ? 教えてくれ

 

47:さまよえるおもちゃ ID:4Ta46zIV/

そんなのあるか?

 

51:さまよえるおもちゃ ID:MMvrFFK5W

四宮がフランスに行っちゃうなら、イッチもフランスにいけばいいじゃない!!

 

56:さまよえるおもちゃ ID:B4giVrat3

あほくさ

 

57:さまよえるおもちゃ ID:dj/qOk2Wx

解散解散

 

60:ソーマ ID:utWxk6Cla

なるほど、一理ある

 

62:さまよえるおもちゃ ID:UsvLKOBuP

いや待てイッチ、はやまるな

 

65:さまよえるおもちゃ ID:d3XRpPC3R

仮に行ったとして秋の選抜間に合うか?

 

66:さまよえるおもちゃ ID:JCQWXJmLd

今原作確認したんだけど、宿泊研修終わったのって6月ぐらいみたい

 

71:さまよえるおもちゃ ID:dr0NOXrZv

うーんこの

 

72:さまよえるおもちゃ ID:MMvrFFK5W

え、これまじでフランス行くの?

 

73:さまよえるおもちゃ ID:57t6qaMgw

>>72

他人事みたいに言ってるんじゃないよ!

 

75:さまよえるおもちゃ ID:RnNJChBhk

>>72

お前が始めた物語だぞ。責任取れ

 

78:さまよえるおもちゃ ID:MMvrFFK5W

ッスーーーーーー、この度はまことに申し訳ございません……

つきましては、鱗滝左近次、冨岡義勇が、腹を切ってお詫び致します

 

81:さまよえるおもちゃ ID:DzGo0UCHq

お前が一人で腹を切れ

 

86:さまよえるおもちゃ ID:JSlKw4V0e

イッチからの反応なにもないのすっごい不安なんだけど

 

91:さまよえるおもちゃ ID:m4d+f7QQo

>>86

『フラグ が 立ちました!』

 

96:ソーマ ID:utWxk6Cla

フランス行きの飛行機乗った

四宮先輩の店ってどこ?

 

101:さまよえるおもちゃ ID:JGqlz+oG8

おい……おい……

 

102:さまよえるおもちゃ ID:mjYBLyIWn

まてお前、地元の商店街の一件は解決済みなのか?!

 

103:さまよえるおもちゃ ID:mjTMTZhA+

あまりにも早いフラグ回収、俺でも見逃しちゃうね

 

106:ソーマ ID:utWxk6Cla

>>102

何の話?

 

111:さまよえるおもちゃ ID:chFmTuzIq

あっ……

 

112:さまよえるおもちゃ ID:Xi/7VDyMG

次回、「とみたや死す」。デュエルスタンバイ!

 

116:さまよえるおもちゃ ID:MpHUZT1MF

これに関しては時間的猶予結構あるのでは?

 

117:さまよえるおもちゃ ID:gXChiQTKK

多分だけど、徐々に店が閉店してく感じだろ

 

119:さまよえるおもちゃ ID:FSEtf65B/

てか普通に授業はどうするんだよ

 

123:ソーマ ID:utWxk6Cla

なんか一色先輩に相談したら、学園から授業免除してもらったけど

 

125:さまよえるおもちゃ ID:lpQI5VWM8

さすが第七席だな

 

130:さまよえるおもちゃ ID:6fL95LVjj

褌先輩は有能定期

 

134:さまよえるおもちゃ ID:4+FFueCY8

とみたやについてはどうすんの? 見捨てる?

 

139:ソーマ ID:utWxk6Cla

さっきからそれ何の話?

 

141:さまよえるおもちゃ ID:L1Xcc6ugr

あー、地元の商店街の近くに大型ショッピングセンターが出来て閑古鳥が鳴くって話

 

142:ソーマ ID:utWxk6Cla

……それで潰れるのは仕方ないのでは?

 

147:さまよえるおもちゃ ID:qKz/Q8J3A

仮にも主人公がそんな夢のないことをいうんじゃないよ!

 

148:さまよえるおもちゃ ID:18k/0srZG

思い入れはないのか!

 

152:ソーマ ID:utWxk6Cla

一応確認はするけどさぁ……

いうて、巨大資本相手に戦えませんでしたって話でしょ?

それは経営戦略が間違ってるとか、そもそも相手にならないとかそういう話では?

 

157:さまよえるおもちゃ ID:I1l11+A/9

マジレスはNG

 

160:さまよえるおもちゃ ID:dhKJ8/s3P

オマエ、漫画ノ主人公

困ッテルヤツ救ウ、当然

 

164:ソーマ ID:utWxk6Cla

そんなこといいだしたら世界中の戦争止められない時点で破綻するんですが、それは?

 

165:さまよえるおもちゃ ID:LZ72ry5WS

さてはイッチ、レスバ強めだな?

 

170:さまよえるおもちゃ ID:HwSQWKbHp

これは流石に詭弁でしょ

 

173:さまよえるおもちゃ ID:k5wkib8pd

いうて>>160のも結構むちゃくちゃだけどな

 

175:ソーマ ID:utWxk6Cla

ねぇ、とみたや全然大丈夫そうなんだけど

 

180:さまよえるおもちゃ ID:LPrGQL5Oa

え? なんで?

 

185:さまよえるおもちゃ ID:1SpAIch2W

ショッピングモールが建ってないとか?

 

190:さまよえるおもちゃ ID:E9rap1Ziw

もず屋さえいなければ平和だったか

 

193:さまよえるおもちゃ ID:WhcKu5I+B

>>190どちらにせよ客足は減るけどな

 

196:ソーマ ID:utWxk6Cla

なんか、確かに一時期は一足も減って大変だったらしいけど最近入ったバイトのおかげでV字回復したんだって

 

200:さまよえるおもちゃ ID:Uij/++Bt8

はえー

 

205:さまよえるおもちゃ ID:knIwL2rtW

そんな話あったか?

 

206:さまよえるおもちゃ ID:eRTEI/+8A

原作では流石にない

 

211:さまよえるおもちゃ ID:alM/TqzYQ

ソーマが間に合わなくなるとこうなる予定だったんかね?

 

212:さまよえるおもちゃ ID:xAV6tGhel

いやぁそれならもっと早く対応してたでしょ

 

217:ソーマ ID:utWxk6Cla

大丈夫なんだし、どうでもいいよ

 

221:さまよえるおもちゃ ID:XT8j4Daqg

淡白な対応で草

 

223:さまよえるおもちゃ ID:MclmjyQAT

それはそう

 

227:ソーマ ID:utWxk6Cla

それで、先輩の店の場所ってどこ?

 

232:さまよえるおもちゃ ID:JOfUTcgh0

携帯で調べられんのか?

 

237:ソーマ ID:utWxk6Cla

店の名前なんだっけ

 

240:さまよえるおもちゃ ID:vZgjbphPi

なんでそこまでフワフワな状態で海越えようとしてるの??

 

241:ソーマ ID:utWxk6Cla

いうて何とかなるかなって

 

242:さまよえるおもちゃ ID:quP13O1zo

なってますか……?

 

243:さまよえるおもちゃ ID:1Z+49GhHz

ちなみに店名は『SHINO'S(シノズ)』な

 

244:さまよえるおもちゃ ID:YxlA33QtO

フランスオーベルニュってのは原作で確認できたわ

 

249:さまよえるおもちゃ ID:GZGj3vN5H

流石にオーベルニュにはいくでしょ

 

251:ソーマ ID:utWxk6Cla

あったあった

サンキューな

 

252:さまよえるおもちゃ ID:wGEF0MFUL

あ、結局例のバイトについては聞きそびれたな

 

256:さまよえるおもちゃ ID:smhAvp68N

イッチ大体聞きたいこと聞いたら大分浮上しないし、次スレで聞け

 

 

――――――――――――

 

フランス、オーベルニュ地方にある『SHINO'S(シノズ)』の前に遠月の制服を身にまとった生徒がいた。

言うまでもなく幸平創真である。

 

「夏でもこっちの方は結構涼しいんだなぁ」

 

まるで緊張した様子もないままに、店内に入ろうとするも夜の営業時間にはまだ早く『ferme'』とフランス語で閉店の看板がかかっていた。

しかし、彼はフランス語が読めない。

 

「……なんて書いてあるんだろう」

 

店舗の扉にかけるとするなら当然「営業中」か「閉店」のどちらか。

その二者択一を迫られた創真ではあるが、自分は客ではないし開店中に邪魔するのも悪いだろうと考える。店舗の窓からのぞく限りどうも客はおらず、丁度いいのではないかと扉を開き店内へと入る。

 

最初に創真に気が付いたのはこの店で四宮の右腕の役割を担う、アベル・ブロンダンだった。ホールの清掃をしており、ほかのスタッフは厨房で賄いを作っている。

見慣れない制服をきたアジア圏の子供だったため観光かなにかで来ているのだろうと判断し、営業時間外である事を伝えようとする。

 

『あー、まだ営業時間外なんだ。申し訳ないが時間を改めてくれないか?』

 

アジア圏である事は分かったが、日本人だとは気が付いていないアベルは英語で案内をするも、創真には英語も分からない。

 

「えっと、四宮先輩に会いにきたんですけど……」

 

「ああ、申し訳ない。日本人だったか。……四宮、先輩?」

 

「自分、幸平創真っていいまして、遠月の生徒です」

 

「それでどうしてムッシュ幸平がこの店に?」

 

アベルからすれば彼は不自然極まりない来訪者だ。

四宮の客であるならば、本来はきちんと報告があり万が一四宮が伝え忘れていたとしても営業時間外に来るのは稀だ。それに加えて遠月の生徒だという話だが、そうであるならばなぜ今この時期にフランスにいるのか。故にこの質問に繋がったのだろう。

 

「えーっと、四宮先輩と食戟……あー、料理勝負しにきました」

 

「そうかそうか……ってなんだって?」

 

「だから、白黒はっきりつけにきたんですよ」

 

一体こいつは何をいっているのか……アベルにはとんと見当が付かなかった。

まだファンだからサインを貰いに来たとか、料理を一品だけでも食べさせてほしいとか、それこそ四宮の下で仕事をしたいという声はあった。

それはもちろん彼がプルスポール勲章という名のある賞を獲得し、それまで肉料理偏重だったフランス料理界に野菜を用いた料理で一世を風靡したからに他ならない。

アベル自身も四宮の事を尊敬しており、彼の料理の事は誰よりも理解している自信があった。

そんな自分でも四宮小次郎に挑むなんてことはおこがましい。だというのに目の前のこのどこかとぼけた少年は葛藤もなく、そのような台詞を吐くではないか。

 

「ちょっと言っている意味が理解できないよ、ムッシュ。日本に帰って勉強し直して来たらどうだい?」

 

「ここまできて帰るのはちょっと……」

 

「……四宮シェフは忙しいんだ。君みたいなやつを相手にしている暇なんてない。さっきのはそれを理解した上での発言か?」

 

「まぁ、悪いとは思いますけど……」

 

「なら、さっさと帰るんだ。今ならまだ警察には連絡しないでおいてやる」

 

善良な神のいたずらか、それとも邪神の微笑みか。

幸平の背後で扉が開く音がした。

 

「アベル、こんな時間にホールで……なにを、して……」

 

「あ、四宮先輩。丁度いいところに。アベルさんにめっちゃ疑われちゃってて……」

 

「幸平?! なんでお前がここに?!」

 

「えっ?! 本当に知り合いなんですか!?」

 

アベル、並びに四宮がこれから創真に振り回される未来はここに確定したのだった……。

 

――――――――――

 

日本、すみれ通り商店街

夜という時間帯もあり、商店街の居酒屋ですっかり出来上がった男どもが青年を褒めちぎっていた。

 

「いやぁほんとうにありがとー! すみれバーガーめちゃくちゃ美味しいよ!」

 

「ははは、そんなそんな。僕は大したことしてないですよ」

 

「また謙遜しちゃって! 冨田さんの言う通り、ほんとありがとうね」

 

「そうだよ! こうして僕らが楽しく笑ってられるのは君のおかげじゃないか!」

 

弁当屋を営む冨田が青年に対して感謝を告げるも、どこか絡み酒の様相を呈しているのは気のせいか。

青年は酒を飲んでおらず、周りの酔っ払い達の介抱をしているようだ。

それに気が付いた居酒屋の女将さんが、絡み酒をしている面々にぴしゃりと一言。

 

「あんたたち、迷惑ばっかりかけてないでもういい時間なんだから、さっさと帰りなさいな」

 

「うへへ、叱られちった」

 

「とみちゃん、なんか喜んでない?」

 

「ははは」

 

それでも動く気配のない酔っ払いたちにため息をつき、今度は青年へ伝える。

 

()()()()もこいつら放っておいて早く帰りなさいね」

 

「皆さん楽しそうにしてますから、僕も楽しいですよ?」

 

「あら、口がうまいのね。でも、もう閉店時間だしこいつらはどうせ言っても聞かないから、いいのよ?」

 

「そうですね……時間も時間ですし、この辺でお暇させてもらいますわ」

 

「ええ、気を付けてね」

 

居酒屋から出てきた青年は、月明かりに照らされながら伸びをする。

 

「ここにもいないのか……どこに行ったんだよ城一郎」

 

彼の名は才波 朝陽(さいば あさひ)

創真の父である幸平城一郎(旧姓才波)の弟子であり、その実力は現在の十傑第一席を上回るほど。

ではなぜ彼がこのような商店街にいるのであろうか。それは放浪癖の強い城一郎に会うためだった。

 

「やっと探しにいけるようになったのに……ニアミスか。てか、ここで店構えてるのになんで閉まってるんだよ……」

 

彼が城一郎を探す理由については定かではないが、過去に苦労させられたことだけは伺えるだろう。

 

「それに、冨田さんたちの話で出てきた『ソーマちゃん』だったか? 城一郎の息子だっていうなら一度会ってみねーとな」

 

因果は絡み、時間の針は止まる事を知らない。

本来であれば、創真がすみれ商店街を救うはずだったが転生者が憑依した影響か、それともまた別の要因か。

全く異なる状況へと変化していた。

 

「ま、どっちにしろ直ぐには会えなさそうだな」

 

電話の呼び出し音が鳴り響く携帯をポケットから取り出しながら、ほっぽりだしてきた裏料理界(ノワール)の仕事について思い出しげんなりする。

 

『――――!!――――!!!!』

 

「あー、うるせぇうるせぇ。すぐ帰るからどなるなって」

 

『―――――?』

 

「今?日本だけど」

 

『――――』

 

「ああ、もちろん。大丈夫だろ」

 

話が一区切りついたのか、通話を切る。

 

「さてと……んじゃ、お次は仕事ついでにアメリカでも探しますかね」

 

才波朝陽が齎す影響は、計り知れない。

それは、裏料理界(ノワール)という料理界の無法者たちが集まる世界においても変わらず、絶えず彼の元には仕事が舞い込んできていた。

次に彼が向かうのはアメリカ。期せずして城一郎の足跡を歩むこととなるが、既に彼はアメリカにもいないだろう。

 

今回のすれ違いが創真にとって吉と出るか凶と出るかは、今後の彼ら次第だろう。

 

 

 

 




明日の更新は本当期待しないで?
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