何故か、BLEACHの主人公になってしまった。   作:クロにくる

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今回は箸休め的な感じです。



11話:「準備は終わったか?」

俺たちは浦原商店に行く途中で互いについて話し合いながら向かっていた。

雨竜「なるほど、君の力はまだ完全には目覚め切ってないんだね。」

チャド「あぁ、師匠曰く『実戦経験を積んでいけばいずれ目覚める力なのでこれからも鍛錬は欠かさずに』とのことだ。」

一護「まっ!今は心強い盾が出来たんだ。現状はそれでいいだろう、あともうじき着くぞ。」

そうこう言っているうちに浦原商店が見えてきた、俺らのような特殊な事情が無い限りは子供くらいしかいないが今日は俺らと同じくらいの年の女が客としてきているようだ。

チャド「あそこか?」

一護「そうそう、あの店。」

雨竜「そうだよ、あの店で僕たちは修行とかしているんだ。」

チャドと一緒に俺たちは浦原商店に来ている。

チャド「なるほどな、あの店番をしている()()()()()()()()()()()の女の子が一護の許嫁なのか。」

一護・雨竜「「...うん?同じくらいの年の店番??」」

俺と雨竜は顔を見合わせると女の子はこちらに向いた。

???「...あ!一護さん!」

女は俺の存在に気が付くとこちらに走ってきた。

一護「...誰?」

俺は素直にそう言った。

???「...え」

女はショックを受けたように固まった。

とりあえず俺は女の容姿を観察し記憶にある知り合いの女に照らし合わせる。

一護(肩より長めの黒髪でこの女の顔立ちでこの声は...(うるる)か?)

だが雨はもっと幼いはずなのだがとりあえず恐る恐るといった感じで聞いてみるか。

一護「...雨か?」

俺がそう言うと雨?がパァッとした表情で俺に抱き着いてきた。

雨?「一護さん、やっぱり覚えていたんじゃないですか。」

一護(あぁ、こんな感じで抱き着いてくるのは雨だな。)

俺は抱き着いてきた感覚と感触で雨と断定すると雨を引きはがして

一護「雨落ち着け、とりあえず店で話をしよう。新しい仲間とかの話もしたいし。」

雨「...はい、分かりました。」

雨はシュンとしているがこんな往来のある場所で女に抱き着かれるとか羞恥以外の何物でもないのだ。

 

俺たちは店に入って最初にしたことそれは

喜助「...あの~なんでアタシは正座させられているのでしょうか。」

一護「...あ?なんか言ったか?」

喜助「ヴェッ、マリモ!」

俺は浦原喜助のみに殺気をぶつけて正座させていた。いやいきなりだなと思うが雨が異常成長する要因なんてこの馬鹿が何かした以外に存在しないのだ。

一護「...で何か言い残すことはあるか?」

喜助「ちょっと!弁解の余地すらないすんか!?」

一護「じゃあ、聞くが何の理由で雨を成長させた?」

喜助「え!そんなの一護さんの学校に同い年で雨を編入させていちゃらぶ学校生活させるつもりで...あ。」

一護「判決を言い渡す...死だ。」

喜助「ウワァァァァァァァァァァ!!」

とりあえずこの馬鹿をシバき終わると俺は雨の相手をしチャドと雨竜は互いの能力を共有している。

雨竜「ということは茶渡の能力は近距離パワー型になるということか。」

チャド「そういう石田は遠距離で最も力を発揮するのか。」

雨竜「あぁ、近距離で戦えなくはないが茶渡や一護と比べると劣っていると自覚しているよ。」

チャド「まぁ、基本この三人でのチーム戦で戦うから咄嗟の時に近接戦ができるだけで十分だと思うが。」

雨竜「まぁ、それもそうだがもう少し剣術や剣技も鍛えるか。」

二人がそう分析していたので俺も混ざる。

一護「あと、ここに防御や回復技持ちのサポーターと法術を得意とする奴がいるとバランスがさらに良くなるんだよな。」

雨竜「あぁ、確かに一護は縛道に回道、僕も滅却師の回復術や霊術があるがやはり専門的に回復や補助ができる人がいると心強いし鬼道や霊術使いがいるとなおいいね。」

チャド「俺の防御結界は強力だが広範囲かつ自分を中心に発動するタイプだから細かく防御できる奴がいるのはいいな。」

とりあえず方針を決めたところで仲間集めは後々やればいいのでこのあとどうするか話し合う。

一護「このあとどうする?」

雨竜「君は雨とデートすればいいと思うが?」

一護「ぶっ飛ばすぞ?」

雨「一護さんは私とデートは嫌なんですか?(涙目ウルウル)」

一護「いや...そういう訳ではないよ。」

チャド「俺としては現実で完現術を使うのはさっきの戦いが最初だから現実で馴染ませておきたいんだが...」

喜助「それだったら此処の地下室でやればいいっすよ~。」

いつの間にか復活していた阿呆がそう言った。

一護「そこの阿呆(喜助)の言う通り此処の地下室でなら被害を気にする必要ないからな案内するよ。」

雨がぷく~と頬を膨らませるが俺は逃げるようにチャドを地下室に案内した。

俺たちは地下室に来てそれを見たチャドは

チャド「...すごいな。」

一護「まぁ、ここなら広いし広範囲の技を使っても特に問題ないし修行時間も時玉(ときだま)で時間延ばせばいいし。」

チャド「時玉?」

チャドは俺が言った時玉のことを聞いてきた。

話を聞いていた喜助が

喜助「時玉というのはですね、私と一護さんの合作の品でしてね、この地下空間と外界の時間をずらして修行時間を確保できる優れもので、それでいて外に出るときにここに入る前までの状態に戻りますけど修行で得た力や研鑽や記憶などは失われない安心設計なんですよ。」

と嬉々として時玉の説明をした。

まぁ、この男は好奇心でとんでもないことをやらかすが基本的に科学者としては優秀なんで物作りを教わったりしたりこうした合作を作ったりするのだ。

他にも夜一さんの専用装備を作ったり俺と雨竜の戦闘用の服や装備を調整したりするのに知恵も借りたりもあるのでシバくにしてもある程度は手加減している。

チャド「それはすごいな、ちなみにどれくらいのズレなんだ?」

喜助「外で1時間経過すると時玉の空間だと1日過ぎるんすよ~。」

チャド「なるほどな。」

チャドが説明を聞き終えたのを確認すると

一護「よしチャドの慣らしがてらに俺と模擬戦といこう!」

俺はそう言った。

雨竜・喜助「「ッ!?」」

チャド「わかtt『待てっ!!』一護「どうした二人とも?」

雨竜「一護それは僕たちも参加確定なのか?」

喜助「あたしたちは参加する理由はないですよ?」

二人は何言ってんだ?

一護「何言ってんだ二人とも?チャドはまだ戦闘に慣れてないんだから二人が補助すんのは当たり前だろ?」

雨竜・喜助「「........」」

二人は何かを悟ったような顔をして互いに顔を見合わせた。

チャド「ど、どうしたんだ二人とも?」

雨竜・喜助「「いやちょっと覚悟を決めただけだ(です)。」」

チャド「そ、そうか」

一護「何やってんだ?早く準備しろ。」

俺は準備運動を始めながら3人に言った。

雨竜「...やるしかないか。」喜助「...ですね。」チャド「そ、そんなに覚悟を決めるほどのことか?」

チャドは困惑しながら二人に聞いた。

雨竜「...そうか君は知らないんだな、一護は模擬戦だと制限がないから容赦なく僕たちを潰しに来るから。」

喜助「...えぇ、ちょっとでも気を抜いたり油断しますと一瞬で地獄が見えますよ?」

チャド「制限?地獄?二人は何言っているんだ?」

雨竜「あぁ、一護は普段の虚退治で一定以上の火力の技や能力の使用を禁止されているんだ。」

喜助「そうしないと彼の強大な力で周りの被害が甚大なことになりますからね。」

チャド「一護の力が強大なのは知っているが何故地獄を見るんだ?」

喜助「簡単なことです、模擬戦はここで行われるんです。被害が出ることなんて滅多に無いんで彼も制限なく暴れられてしまうんです。」

チャド「そ、そうなのか。」

雨竜「さてこうなった以上何が何でも生き残らないといけないな。君も一護との模擬戦の最中は自分の命を守ることのみに集中しろ。一護との戦いに他人を庇う余裕も暇も無いからね。」

チャド「一護って魔王か何かなのか?」

喜助「魔王ですか、言いえて妙っすね。」

一護「準備は終わったか?」

俺は完現術のブレソル滅却師の黒装備一式を身に纏った。片手には五角形の滅却十字(クインシークロス)の鍔の片刃の長剣が握られている。

雨竜「さて、死にに行く準備はできたか?」

雨竜は左に銀嶺弧雀(ぎんれいこじゃく)、右に魂を切り裂くもの(ゼーレシュナイダー)を持ち構えた。

喜助「さっきと言ってること逆ですけど気持ちはわかります。」

浦原喜助も紅姫を開放し構える。

チャド「...二人は何度も一護と戦っているからそのヤバさを知っているが俺はまだわからない。だが逃げるつもりはない!」

チャドも全身の浅黒い皮膚に完現術を行使し全身を鎧に変化させた。

巨人の黒鎧(アルマドラ・ネグラ・ヒガンテ)悪魔の白鎧(アルマドラ・ブランカ・デル・ディアブロ)

チャドが精神世界で死に物狂いで手に入れた力だ。

一護「準備はいいようだな、じゃあ開戦といこうか?『破道の九十九 五龍転滅(ごりゅうてんめつ)』!」

大地の霊脈から霊圧を引き出し巨大な龍を複数出現させて攻撃するのが本来の五龍転滅だが俺の場合は自身の霊圧で代用可能なのだ。

巨大な龍が3人を飲み込むが雨竜は聖域礼賛(ザンクト・ツヴィンガー)で範囲を絞ることで他2人を巻き込まないようにして防ぎ、喜助は血霞の盾を全方位に貼ることで防いだ、かつてよりも強度が桁外れになっており、俺の()()()()()五龍転滅クラスでも突破は困難なのだ。チャドも巨人の黒鎧の範囲結界を展開し防ごうとするが結界が数秒間持ち堪えたが破壊され飲み込まれたが鎧の防御力と持ち前の耐久力で耐えて見せた。

一護「さすがだな。」

雨竜「普通は嫌味になるけど君の場合は素直な賞賛だから余計腹が立つんだけど。」

一護「賞賛は素直に受け取るべきだぞ?」

喜助「あたしたちには受け取る余裕はないんですよね。」

チャド「...はぁ、はぁ、ふ、二人が言ってたことをようやく理解したよ。」

俺は素直に賞賛したが何故か2人はそんなことを言う、あとチャドは何を言っている?

一護「さて、次は接近戦といこうか?」

俺はそう言った瞬間、動静血装(ブルート・ヴィーネアルテリエ)で強化し瞬歩、完現術:加速(アクセル)、飛廉脚を融合した未完成の歩法で雨竜に接近し、長剣で切りかかる。

雨竜も聖文字(シュリフト)雷霆(the Thunderbolt)で神経の電気信号を雷で出力することで動体視力と反応速度を極限まで上昇させて魂を切り裂くもの(ゼーレシュナイダー)で防ぎ、銀嶺弧雀から神聖滅矢(ハイリッヒ・プファイル)を放ってきたが俺も聖文字雷霆で上げた動体視力と反応速度で瞬時に神聖滅矢への対応をした。俺は動静血装に聖文字闘士(the metal)暴力(the violence)切り札(the joker)を融合して肉体を強化し暴風(the cyclone)の風の鎧で防いだが浦原喜助が瞬歩で俺の背後を取り血の刃を纏った紅姫で袈裟切りを放ってきたが俺は完全反立(Antithesis)でチャドと入れ替えて回避した。

チャド「ッ!?」

チャドは一瞬驚愕したが即座に巨人の黒腕(ブラソ・ネグロ・ヒガンテ)の盾に霊圧を込めて紅姫を受け止めた。浦原喜助とチャドの動きが止まった瞬間に俺は技を放った。

一護「『常世孤月・無間・絶(とこよこげつ むけん ぜつ)』」

一振りで縦方向に無数の斬撃を乱れ撃ちして敵を細切れにする絶技。それに聖文字絶対切断(the absolute end)による絶対切断を付与した防御不能の広範囲技だ。

この攻撃は防げないと理解している浦原喜助と雨竜は即座に瞬歩と飛廉脚で回避しているがチャドは咄嗟に防御してしまっている。

無数の斬撃がチャドを飲み込む瞬間に雨竜が

雨竜「『完全反立(Antithesis)』!!」

俺が先ほどやったチャドと自分を入れ替えて相手を同士討ちさせる使い方を応用して俺とチャドを入れ替えたのだ。

だが俺は入れ替わった瞬間に空間転移で自分を転移させて回避した。

距離ができたため互いに言葉を発した。

開幕一番に雨竜が

雨竜「おい!一護いくら何でもまだ君の技や能力を知らない茶渡に『常世孤月・無間・絶』はやり過ぎだ!!」

一護「...え?そうか?」

喜助「そうですよ!この模擬戦はあくまでもチャドさんが戦闘に慣れてもらうという趣旨でやってるんですから!!」

一護「...あ、忘れてた。」

雨竜・喜助「「おい!!」」

一護「ごめんチャドもう少しレベル落とすわ。」

チャド「...いや、今のレベルで頼む。」

二人「「!!?」」

一護「うん?いいの?」

チャド「少なくともこの状態の一護相手に戦えるレベルにならなければ話にならないからな。」

一護「いや、俺は別にいいんだけど二人はそれでいいの?」

雨竜「...はぁ、なんだかんだ言って君も一護の仲間ってことか。」

おい雨竜、それどういう意味だ?

喜助「こうなったらあたしたちも満足いくまでやらないといけないじゃないですか。」

浦原喜助もそういい構えた。

なら決まりだな。

そういう訳で今日は気が済むまで模擬戦を続けた後に解散となった。

ちなみに何故か雨が俺の家に泊まりに来た。




憑一は基本的に完現術で防具を召喚できるうえに武器も付随していたり滅却師の能力で武器生成できますが念のために予備の武装も用意してあります。
ちなみに危険を察知した夜一さん、鉄裁さんはジン太を連れてどこかに出かけてます。雨は一護がくるのを察知して残りました。
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