何故か、BLEACHの主人公になってしまった。 作:クロにくる
side茜雫たち
茜雫達は
茜雫「あ~もぉ~遠い!!マユリ~距離どのくらい?」
茜雫は走りながらマユリに距離を聞いている。
マユリ「やかましいヨ、あの建造物との距離はまだまだあるヨ、そうだねぇ最低でも100㎞以上はあるかナ。瞬歩の連続使用でも半刻以上はかかるヨ。」
マユリは茜雫に嫌味を言いつつもきちんと虚夜宮までの距離を言う。
剣八「チッ!どうやらお楽しみはまだまだ先のようだな。」
剣八は舌打ちしながら文句を言った。
卯ノ花「では急ぎましょうか。」
この中でまともそうに見える烈ではあるが内心では早く
ちなみにこのメンツだけなのは他は後ろで準備を整えて
side海燕達
そこにはその姿を変化させたザエルアポロがいた。
ザエル「啜れ『
ザエル「全く、危ないじゃないか。それをまともに受けていたら木っ端微塵になっていたね。」
ザエルは暢気に技の威力を計っている。
海燕「よそ見してんじゃねぇぞ!」
海燕は始解してザエルに刺突を放っていく。
ザエル「よそ見はしてないさ。」
ザエルはそう言って普段は服の中に収納してある巨人2体を操って海燕の相手をさせる。
海燕「チッ!面倒くせぇな!」
海燕は巨人の攻撃を槍で打ち払いながらザエルにどう攻め込むか考えている。
恋次「喰らえ!『破道の三十一 赤火砲』!吠えろ!『蛇尾丸』!!」
恋次は火の玉を放ちながら蛇腹剣を伸ばして攻撃した。
ザエル「ふっ!」
ザエルは虚刀で受け流しながら火の玉を
ルキア「『破道の三十三 蒼火墜』!」
ルキアは遠距離から鬼道で補助した。
ザエル「『蒼火墜』」
ザエルはルキアの放った破道をそのまま放って相殺した。
ルキア「なに!?」
恋次「...伊達に
恋次はかつてロアが『飛竜撃賊震天雷砲』を見よう見真似で使ったことを思い出していた。
ザエル「僕を彼女と同じように扱ってくれるのは嬉しいけど彼女のとはちょっと違うかな。」
ザエルは大仰な役者のような動作をしながらそう言う。
ザエル「先に言っておくよ。僕の力を模倣などのちゃっちいものと一緒にしないでくれ。」
ザエルはそう言って
恋次「ちっ!なんだ!俺達の動きに合わせたような感じは!!?」
恋次は明らかに自分たちの回避しようとする先や防御をすり抜けるような機動で虚刀と触手が振るわれることに驚愕している。
ルキア・都『「破道の七十三 双蓮蒼火墜」!』
ルキアと都は蒼火墜上位版を放って恋次をザエルから離そうとする。
ザエル「『
ザエルはヤミーに匹敵するほどの炎の術を行使した。
ルキアと都の二人の放った蒼炎をかき消した。
海燕「おらぁぁぁぁ!!!!」
海燕は力ずくで巨人を打倒した。
ザエル「おや?もう倒したのかい?流石は隊長だ。」
ザエルは素直に海燕の実力を称賛した。
海燕「お前に褒められても嬉しくねぇよ!」
海燕はそう言って流水で攻撃する。
ザエル「やれやれ、うるさいね。『
触手から黒い
海燕は瞬歩で回避した。
恋次「卍解!『狒狒王蛇尾丸』!『
都「卍解『嵌合暗翳庭』『影刃断演』」
恋次と都は卍解して恋次は高威力の大技で都は恋次の放った技の隙を補うように技を放った。
ザエル「やれやれ、次から次へと...」
ザエルは
ルキア「舞え『袖白雪』『参の舞
ルキアは冷気でできた三日月の斬撃を飛ばした。
ザエル「だから無駄だって」
ザエルはそう言うとルキアの攻撃が霧散した。
ルキア「ッ!?」
ルキアはその光景に驚愕したがすぐに意識を切り替えて鬼道の詠唱に入った。
side一護
一護はグリムジョーと凄まじい攻防を繰り広げている。
グリムジョー「おらぁぁぁぁぁ!!!」
グリムジョーは霊圧を込めた爪を用いた格闘戦で一護に迫るが一護は砂を土鯰の能力で操作してグリムジョーの動きを阻害しながら砂の武器を飛ばしながら距離を詰めさせないようにしている。
一護「『煉獄』」
一護は『流刃若火』の炎を龍の形状に変形させて自身に纏わせ神通脚で加速して斬り伏せにかかる。
グリムジョー「うおりゃあああああ!!!!『
グリムジョーは
チュッガァァァァァァァァァァン!!!!!!!!!
二人の技が激突して凄まじい衝撃と爆音と砂塵が発生した。
少しすると砂塵などが収まった。
一護「...チッ!」
一護は軽く舌打ちした。
なんせ仕留める気で放った技を相殺されたのだが肝心のグリムジョーは相殺した物の無傷とはいかずに相当なダメージを受けていた。
グリム「はぁ...はぁ...ちきしょうぅ...」
グリムジョーは肩で息をしながらそう呟いた。
一護「...これで終わりだ。」
一護は決着をつけるべく距離を詰めて斬ろうとすると真横から二つの三日月を合わせた鎌がグリムジョーに突きを喰らわせた。
グリム「な...に...!?」
グリムジョーはそう言って吹っ飛ばされた。
一護「...今度はなんだ?」
一護は横やりを入れてきた乱入者に視線を向けた。
???「俺か?そうだな、別にこれから殺す奴に名前なんて名乗るだけ無駄だろ?」
黒い長髪で大鎌型の斬魄刀を腰に虚刀を携えた長身の男がいた。
一護は男のことを知っていた。
一護は無言で黒刀を振るって黒い斬撃を飛ばした。
ノイトラは斬魄刀を振るってその攻撃を弾いた。
ノイトラ「オラァ!!」
ノイトラは鎌を連続で振るってきた。
一護もまた黒刀で防ぎながら
ノイトラ「ちっ!うっとしい!!」
ノイトラはそう言いながら鎌を振るった。
一護は直ぐに後ろに跳躍して回避した。
一護はどうやって制圧するか考えている。
ノイトラ「なに...よそ見してやがる!!」
ノイトラはそう言って
ガキンッ!
ノイトラの鎌はネルの刀で受け止められた。
ノイトラ「なっ!?ネリエル...てめぇ...なんでその姿に!?」
ネル「一護のおかげで戻れたのよ。それよりノイトラ覚悟はいい?」
ネルはそのままノイトラの
ノイトラ「ぐっ!」
ノイトラは再生しながら即座に距離を取ると
ネルはそれを切り払うと
ノイトラ「喰らうかぁ!!」
ノイトラは連続で鎌を振るってネルを攻撃する。
ネル「フッ!」
ネルはすぐさま、体捌きで回避すると刀を振るって切り裂く。
ノイトラ「ちっ!くそがぁ!!」
ノイトラは激昂しながら舌から
ネル「...」
ネルは
ノイトラ「...!しまった!!」
ノイトラは驚愕の顔をするとネルは飲み込んだ
ネル「がぁ!!」
ネルのカウンター技『
その光景を見たネルは一護の方を振り向いて突撃した。
ネル「一護~♥」
一護「ネル!?今!戦闘中!!」
一護は慌ててネルを離す。
ドゴーン!!
するとノイトラがいた方から轟音が鳴った。
ノイトラ「ちっ!忘れてたぜ、『
ノイトラは被っていた帽子の一部が吹き飛んでいたがほぼ無傷であった。
ネル「...もう少しだけ待ってて一護」
ノイトラ「...ムカつくぜ、ネリエル。お前の実力が今の
ノイトラは先ほどより霊圧を爆発的に上昇して
ガゴンっ!!
先ほどよりも圧倒的な重厚な音が響いた。
ネル「ぐっ!」
ネルは斬魄刀を抑えながら苦悶の声を洩らした。
ノイトラ「そらそらそらそら!!」
ノイトラは連続で鎌を振るってネルを攻撃してついには吹っ飛ばした。
ネル「はぁ...はぁ...しょうがない。まだ体が馴染み切ってないけど...
ネルは斬魄刀を解放して
解放すると上半身が人、下半身が羚羊という半人半獣のケンタウロスを連想させるような姿となり斬魄刀は、大型の両刃のランスに変化した。
ネル「...行くよ!」
ネルはその言葉を合図に4足で地を蹴り加速した。
ノイトラ「ッ!」
ノイトラも鎌を振るって迎撃するがそれよりも早くランスがノイトラを貫いてぶっ飛ばした。
ノイトラ「ごはぁ!!...やるじゃねえか、だけどな!!」
ノイトラは吠えると肉体が再生して霊圧もまた先ほどよりも上がった。
ノイトラ「もういい、さっさとくたばりやがれ!!ネリエルぅ!!祈れ!!『
ノイトラは叫びながら
解放したノイトラは頭部には三日月のような角が生え、仮面の名残の歯は牙のように尖り、腕は昆虫のような外骨格に覆われ4本(最大で6本)に増え斬魂刀はオーソドックスな形状の大鎌に変わり、全ての腕に所持した。
ノイトラ「オラオラオラァ!!!!!!」
ノイトラは6倍になった手数の暴力でネルに斬りかかる。
ネル「くっ!」
ネルはランスで捌きながら
ノイトラ「ぜりゃあああああ!!!!」
ノイトラの6つの鎌がネルを切り裂いて吹っ飛ばされた。
ネル「はっ...はっ...こうなったら実践では初めてだけど仕方ないよね。」
ネルは再生しながらそう言い虚刀を抜いた、それを見たノイトラは驚愕した。
ノイトラ「なんでてめぇがそれを持ってんだ!!それはてめぇがいなくなった後に作られたものだぞ!!」
ノイトラはネルが虚刀を持っていることに怒り叫んだ。
ネル「そんなの一護が回収したのを私に渡してくれたからよ。それよりも『超越せよ』」
ネルはノイトラの叫びに冷たく返し
爆発的な霊圧がネルを包むとその身と力を更なる高みに至らせた。
ネル「
ネルは超越刃の姿は
ネルは先ほどよりも爆発的な霊圧と速度で距離を詰めてランスを突き出す。
ノイトラ「チッ!!」
ノイトラもまた6本の鎌を巧みに操りネルの攻撃を捌き続けてその隙に斬るがネルは再生で意に介さずに刺突を繰り出しまくる。
ノイトラ「チッ!オラァ!!」
ノイトラは力任せにランスを弾くと鎌で力任せのごり押しでネリエルを切り裂きまくり消耗させまくった。
ネル「がぁ!!」
そしてネルは元の姿を取り戻しかつて以上の力を得たが短期間では流石のギョクの力をもってしても馴染むことが出来ずに
ノイトラ「...漸く、てめぇを斬れる時が来たなぁ...ネリエルゥ!!」
ノイトラは
ノイトラ「...てめぇ、邪魔すんじゃねぇ!!」
邪魔をされたノイトラは一護に吠えるが
一護「悪いな、ネルを殺させる気はないから続きは
一護はネルをお姫様抱っこしながら冷静にノイトラに言った。
ノイトラ「あ”ぁ゛なんのことだ!!」
ノイトラは咆哮しながら
ちゅっどぉぉぉぉぉぉぉぉん!!!!!!!!!
凄まじい衝撃と轟音を響かせて何かが落ちてきた。
剣八「よぉ、一護。なんか面白そうなやつと戦っているじゃねぇか。」
茜雫「一護!来たわよ!私が来たからにはもう夏梨と遊子は一安心よ!!...って!何よその女!!?」
剣八と茜雫は風の板のようなものに乗って天蓋の上に来て天蓋をぶち破って来て少し離れた所に落ちたので風の板に乗りながらここに来たようだ。
剣八はノイトラを見ながら凶悪な笑みを浮かべ茜雫は一護に御姫様抱っこされているネルを見て叫ぶ。
海燕達のほうにもマユリとネム、そして卯ノ花の霊圧を感じた一護はネルを抱えたまま、のえると合流することにした。