何故か、BLEACHの主人公になってしまった。   作:クロにくる

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66話:「それだけは勘弁して下さい。」

side偽の空座町

 

隊長格たちは敵には聞こえない程度の声量で互いに情報を共有する。

そして十三隊の隊長たちと藍染たちが相対している中真っ先に総隊長が刀を抜刀して解放した。

 

山本「万象一切灰燼と為せ『流刃若火』!『城郭炎上(じょうかくえんじょう)』!!」

総隊長は炎での塊で押し包み身動きを封じる技を使い藍染、市丸、東仙を包み込み動きを封じた。

山本「さて、ゆるりと潰していこうかのう。」

 

ギン「アツイ、アツイ、総隊長さんもヤンチャが過ぎますねぇ。」

ギンが炎の壁の熱に暑がりながらそう言うと藍染が言う。

藍染「今はまだ我々が動く時ではない。今は様子を見ようじゃないか。」

藍染は状況を見ようと言う。

 

バラガン「さて、どうするか...敵は山ほど。ボスはあのザマ。」パチンッ!

バラガンはそう言いながら指を鳴らすと従属官(フラシオン)が丸めている絨毯を広げてその中にある大量の骨が出てきて玉座の形になった。

ハリベル「バラガン、藍染様に対して口の聞き方がなってないな。」

ハリベルは夏梨たちと話せなくなって内心で苛立っている。

バラガン「お前こそ儂への口の聞き方がなっていないぞ、ハリベル。...さて、ロアがいない上にボスがあのザマだからな、代わりに儂が指揮をとらせてもらうぞ。」

 

ミラ・ローズ「何だと...」

ハリベル「よせ、ミラ・ローズ」

ミラ・ローズはバラガンに噛みつこうとするがハリベルが止める。

スターク「まぁ...いんじゃねぇの?」

スタークは気だるげに言う。

リリネット「...ふんっ!!」

リリネットはスタークの態度に思いっきり腰を蹴る。

スターク「痛って!なにすんだ!!」

リリネット「るっさい!!もうちょっとシャキッとしろよ!」

ミラ・ローズ「何やってんだ...」

ミラ・ローズはスターク達のやり取りに呆れた。

ゾマリ「私も特にないですよ。」

ゾマリも特に何も言わずに受け入れた。

 

バラガン「さて、話はこうだったな。足元の重霊地の空座町は偽物だと、ボスは尸魂界(ソウルソサエティ)に行き本物を潰せばいいと言うが果たしてそんな面倒をするか。先ほどの話からするに柱で取り囲んでその力で偽の空座町を入れ替えているのだろう。その柱がなくなればどうなる?...フィンドール!」

フィンドール「了解しました。陛下」

バラガンは自身の従属官(フラシオン)フィンドールに合図を出すとフィンドールは腕についている刃で笛を吹いた。

 

そしてその合図で黒腔(ガルガンタ)が四方に開きそこから大型の(ホロウ)が大量に出現した。

バラガン「柱を置くのは四方に置くと相場が決まっているからのう。」

バラガンがそう言うと虚が攻撃した所から柱が出現した。

 

大前田「どっ!どうすんすか!!柱の位置がバレちまってるじゃないっすか!!このままじゃ本物の空座町が元通りになっちまうじゃないっすか!!」

大前田はバラガンがあっさりと柱の位置などを看破して攻撃を開始させた事態に大声を上げながら騒いでいる。

砕蜂「うるさいぞ、大前田。」

そんな大前田を見た上司の砕蜂や他の隊長たちは比較的に落ち着いている。

山本「さよう、何も重要な柱に何もつけていないと思うてか?」

総隊長がそう言うとバラガンは一言言う。

バラガン「...ほう?」

バラガンは不敵な笑みを浮かべながら状況を見ている。

 

柱を攻撃していた大型の虚達は突如出現した人影に斬られた。

班目「延びろ!『鬼灯丸』!」

班目は解放した槍を振り下ろし

弓親「咲け『藤孔雀』」

4枚刃になった刀を振り虚の頭部の一部を4枚に切り下し

吉良「面を上げろ『侘助』!」

イヅルは7の字型になった刃を振り下ろし虚の頭部を粉砕し

檜佐木「...」

檜佐木は無言で刀を抜刀し一閃して虚を切り裂いた。

山本「ちゃんと、腕利きを護衛させておる。」

 

大前田「...って!隊長たちは知ってたんですか!!」

砕蜂「当たり前だろ、門に集合した時に伝えたはずだ。大方、油煎餅でも食べていて話を聞いていなかったんだろう。」

砕蜂がそう言うと大前田は何やら勘違いをしていたことを大声で言うと乱菊に揶揄われている。

 

大型の虚を瞬殺した死神たちを見たバラガンは思案顔になった。

バラガン「ふ~む...クールホーン、アビラマ、フィンドール、ポウよ。」

呼ばれた4人『はっ!どのようなご命令でしょうか!陛下!』

バラガン「ちと、あの4人の死神達と()()()()()()()()。ついでに柱を破壊できるならそれでよい。」

呼ばれた4人『了解いたしました!』

バラガンの命令を聞いた従属官(フラシオン)達は高速で飛行するような姿勢で四方に移動する。

バラガン「さて、死神達よ。...ちと遊ぼうではないか。」

バラガンは威厳のある声でそう言った。

 

班目「...来たか!」

班目は近づいてくる巨大な霊圧を感じ取り身構える。

 

ズドォォォン!!

 

巨大な何かが衝突し陥没した。

一角「...デカいな。」

チーノン「私は陛下の従属官(フラシオン)チーノン・ポウだ。さて死神少し私と遊んでもらおうか。」

そう言って握り拳を作った

一角「ほう?斬魄刀も虚刀も抜かなくていいのか?」

ポウ「安心しろ、これが私の武器だ。」

一角「まっ!てめぇらの硬さは知ってからよぉ。だがあいつほどじゃねぇ。」

一角はそう言って最初から飛ばしていく。

一角「『卍解』!『竜紋鬼灯丸』!!」

一角は卍解を解放して3つの巨大な形状の異なる斧へ変化した。

一角「行くぜ!!」

一角はそう言って瞬歩で加速して斧を振るった。

 

アビラマ「うおぉぉぉぉ!!!!やってやる!やってやる!やってやる!やってやる!やってやるうぅぅぅぅ!!!」

アビラマはイヅルの前に到着するなりいきなり叫び始めた。

イヅル「...何をやっているんだい?」

イヅルはアビラマのその行動を理解できておらず敵であるのにもかかわらず普通に聞いてしまった。

アビラマ「あぁ?んなもん、戦士が己を鼓舞する儀式をするのは当然じゃねえか。てめぇもやれよ。」

イヅル「嫌だね、そんな絶叫ごっこ。」

アビラマ「あぁそうかよ。ノリのねぇ野郎だな。つか、てめぇ名前はなんだ。俺は陛下の従属官(フラシオン)アビラマ・レッダーだ。」

アビラマはそう言って名乗った。

イヅル「...三番隊副隊長、吉良イヅル。」

イヅルが名乗った。

アビラマ「三番隊?...あぁ、市丸ギンが尸魂界(ソウルソサエティ)に置いてきたっていう部下かよ。」

イヅル「ッ!!」

アビラマ「なるほど、確かにそんなシラケた面の奴おいてくるに決まってるわな。」

アビラマがそう言うと何かが通り過ぎた。見るとアビラマの仮面の名残の左側が切られ出血している。

イヅル「...あまり、僕を怒らせないように、君も傷の浅いうちに死にたいだろう?」

イヅルは殺気を放ちながら怒りの感情の乗った表情をしている。

アビラマ「...なんだよ、できるんじゃねぇか。そういう顔。」

アビラマはそう言って虚刀を抜いた。

 

フィンドール「初めまして、私はフィンドール。バラガン陛下の従属官(フライオン)だ。君は?」

檜佐木「...九番隊副隊長、檜佐木修兵だ。」

互いに名乗り合った。

フィンドール「さて、陛下の命令だ。少しの間、私たちと遊んでもらおうか。」

フィンドールはそう言って虚刀を抜いて斬りかかる。

檜佐木も斬魄刀を抜いて応戦した。

 

弓親もまた従属官(フラシオン)の霊圧を感じ取り納刀した刀に手を掛けながら構えを取っている。

そして、気配が近づいてきたので勢いよく振り向いた。

クールホーン「はいはいは~い!注目(ちゅ~う~も~く)!!はぁい!!バラガン陛下の第1の従属官(フラシオン)、シャルロッテ・クールホーンちゃんの登場よ!」

空中から手を叩きながら降りてきてやたらハイテンションで名乗りを上げた筋肉モリモリマッチョマンのオカマがいた。

弓親は何故か目を閉じていた。

クールホーン「あら?なんで目を閉じているのよ?」

クールホーンは不思議がって弓親の周りをまわりながら聞くと弓親はこういった。

弓親「僕は醜いものは見ない主義でね。」

 

パァンッ!

 

弓親がそう言った瞬間クールホーンはビンタをかました。

弓親「痛ってぇ!何んだてめぇこの野郎!!」

クールホーン「何すんだって人の顔見るなり醜いって!いい?本当に醜いっていうのはねぇあなたのように他人を見た目で判断する人のことを言うのよ...ああ、今の私の言葉って深いわねぇ。」

弓親「やかましい!てか!そんなに深いこと言ってないだろ!!」

弓親はそう言って刀で斬りかかる。

クールホーン「嫌ねぇ、そうやって余裕のなくギャアギャア騒がしい男は嫌われるわよぉ、この私やロア様、ハリベル様のように冷静で気高く美しくなくてはならなくてよ!」

クールホーンはそう言いながら虚刀で弓親の斬撃を流麗に捌き続ける。

弓親「うっさいわ!この不細工!」

クールホーン「ふっ、挑発しても無駄よ。真に美しきものは相手が何を言おうと冷静に自分を貫く者よ。」

本来の世界戦のクールホーンだったら弓親の挑発に乗っていたがここのクールホーンはロアの美しさに一方的なライバル視をして果敢に挑んでは軽くあしらわれボコボコにやられては何度もリベンジしに行くのだがその都度ボコボコにされ自信を失いかけたがロアが助言をしてそれを受け入れたことでクールホーンは精神的に更なる高みに至れたことでロアのことを認めている。それ故に元々の性格に加え生半可な挑発は意味をなさないのだ。

弓親「知るかぁ!君の存在は僕からすると許容できるか!!」

クールホーン「ふっ!甘いわね。」

クールホーンと弓親の互いの信念を掛けた戦いは激化する。

 

side虚夜宮(ラスノーチェス)

 

一方、黒腔(ガルガンタ)を閉じられ幽閉中の一護達だがそんなことをさておき現在、一護は別の意味で窮地に陥っていた。

 

一護「あの...夏梨さん、遊子さん話を聞いてくれませんか?」

夏梨「...私たちに隠し事してた一兄ぃなんて知らない。」プイッ

遊子「そうそう、雨竜お兄ちゃんたちのあの姿の事知ってたのに教えてくれなかったお兄ちゃんなんて知らないもん」プイッ

おそらく、三界における最強の男は今、妹達のご機嫌取りの最中だった。

茜雫「夏梨、遊子。一護の話を聞いて上げて一護やお義父さんとお義母さんは二人にいらない心配を掛けないように話さなかったんだよ?」

のえる「そうですよ、心配だから安心して暮らせるように一護さんは頑張っていたんですよ。」

茜雫とのえるは一護の補助に入っている。

夏梨「...じゃあ、今度、私と遊子にも一兄ぃ達が使っている不思議な力を教えて。」

一護「え、えぇ~、俺としては二人に危ないこと教えたくないんだけど...」

遊子「もう、お兄ちゃんとは口きかないもん!」

一護「分かりました、教えますからそれだけは勘弁して下さい。」

一護は即座に折れて土下座した。

ロア「こぉ~ら!一護をあんまり困らせないでね。夏梨、遊子!」

それを見ていたロアは二人を叱る。

夏梨「ロア義姉(ねえ)ぇ、でもぉ...」

遊子「ロアお義姉(ねえ)ちゃん、だってぇ...」

ロア「でもでもだってもないじゃないでしょ!兄である一護が妹である二人を心配して頑張ったのにその態度はないでしょ!!いくら二人が一護に傷ついてほしくないからってそれはないでしょ!!」

夏梨・遊子「「...はい」」

流石に二人もシュンとしている。

一護「...すまん、ロア助かった。」

一護はロアに礼を言う。

ロア「やったぁ~一護に褒められたぁ~」

ロアは喜びながら一護に抱き着いた。

一護「うおぉい!!」

茜雫・のえる「「ちょおい!なにやってんのぉ(ですかぁ)!!」」

茜雫とのえるは大声を上げながらロアを離そうとする。

ネル「なんか騒がしいなぁ...あぁ~ロアちゃんズルい!私も一護に抱き着く~!」

ネルは先ほどまで昔よく話していたロカと話していてなんか騒がしくなってきたのでこちらに来たのだ。

一護「とりあえず、放してくれ!!ロア、ネル!ちょっと教えてほしいことがあるんだけど良いか?」

ロア・ネル「「うん?な~に?一護?」」

二人は不思議ながら一護に聞くと

一護「ちょっと黒腔(ガルガンタ)の開き方教えてくんね?藍染の馬鹿をシバきに行かないと空座町がやべぇんだよ。」

ロア「いいよ、それに私もあいつを殴らないと気が済まないんだよねぇ~」

ロアは藍染(あの馬鹿)のせいで義妹たちが泣いてしまったのでシバきたいのである。

ネル「じゃあ開き方教えてあげるね。」

ネルがそう言って一護は黒腔(ガルガンタ)の開き方の修行に入った。

その光景を見ていた茜雫とのえるはと言うと

茜雫・のえる「「むぅ~~~~」」

頬を膨らましながら嫉妬していた。

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