東方外界録 作:ゆっくりRUISU
魔女の本体が、口を閉じた。
ま「ま、マミさん?」
さ「嘘ですよね?死んだりしてませんよね?」
まどかとさやかは、目の前の現実を受け入れられないようだ。
ル(相性がことごとく悪いらしいし、スキマで放っとくか)
対象的に、ルイスは落ち着いている。
・・・と言うのも、マミをスキマに落とすのがギリギリで間に合ったのだ。
今はマミはスキマの中である。
・・・面倒なのでバインドで拘束しているが。
ル「さて、早速だが借りてみるか、あいつの技」
ルイスがそう言ってトンボキリをロッドモードにした時、
マミを食っていない事に気づいたらしい魔女が、顔を上げた。
そして、ルイスを見つけた魔女が、吠えた。
が。
ル「灼熱の双掌『ハルハール・インフィガール』!」
ルイスは、エンチャントのスキマ妖怪とは別の方、
柿崎志玄のエンチャントによる魔法を放った。
ルイスの目の前に巨大な火球が形成されたところで、ルイスはそれを撃ちだした。
発射された火球が、魔女に直撃し、吹き飛ぶ。
ル「追撃だ!エンチャント『八雲紫』解除、エンチャント『紅美鈴』!」
ルイスが、エンチャントの八雲紫と紅美鈴を入れ替えた。
そして、美鈴のエンチャントで更に上昇した身体能力で魔女に近づき、
掌底をぶちかます。
ル「発勁!」
そして、気を流し込む。
魔女が悶える。
ル「最後だ!エンチャント『紅美鈴』解除!エンチャント『十六夜咲夜』!」
ルイスが再びエンチャントを切り替える。
ル「トンボキリ!」
ト[時間停止!]
トンボキリが咲夜の能力を使い、時を止めた。
色の消えた視界に、悶えている魔女を見つけたルイスは、そいつに近づき。
ル「水魔法『シャラール』!」
柿崎志玄のエンチャントによる魔法で、水魔法を使った。
今回は、液体ではなく、固体―氷として放ったが。
ともかく、大量の氷を含んだ魔女に。
ル「蒸発の洗礼『シャラール・ラーキィ』!」
魔女の体内の氷の温度を上げる。
だが、時間停止中はどんな状態にしても変化はしない。
―――そう、停止中なら。
ル「おし。トンボキリ。時間停止解除」
ト[了解。解除]
ルイスの視界に色が戻る。
そして、起き上がった魔女が、再び吠え―――
内側から破裂した。
ほ「・・・は?」
理由は簡単。
氷が水になり、そこから水蒸気になる。
温度は魔法で与えられられていたので、すぐに変化した。
そして、液体が気体になると、体積は大きく上昇する。
これを利用し、内側から吹き飛ばしたのだ。
ル「さて、終わったところで。
トンボキリ、エンチャント『十六夜咲夜』解除、エンチャント『八雲紫』」
魔女が破裂したのを確認したルイスは、エンチャントを切り替えた。
そして。
ル「トンボキリ、釈放」
ト[了解です。スキマ展開。ならびにバインド解除]
マ「キャッ!?」
マミがスキマから降りてきた。
ル「さて。撤収する。スキマ!」
ルイスがそういい、トンボキリを振るい開いたスキマに入っていった。
その直後、魔女の結界が解除された。
ル「おし、トンボキリ、カズリ。解除」
ト[了解です]
カ[了解。
・・・マスター、私使ってませんよね?使い魔狩り以外に]
ト[それ言ったら私なんて魔力の方向を集める為だけの道具扱いですからね]
ル「悪かった。エンチャントで切り替えてやると、
いちいち入れ替える必要が出るんだよ」
ト[役立たずと?]
ル「違う。そうじゃない。とりあえずあいつらのとこ出る」
ト・カ[[了解。黙ります]]
ル「あ、お前らいたいた!」
ま「ってルイスさん!?どこいたんですか?」
ル「あの中ではぐれてからか?適当に逃げ回ってた。
で、さっき元に戻ったから探し回ってた」
ルシフ(くだらん嘘だ)
ル(ほっとけ)
ル「てか、金髪と黒髪は誰だ?」
早「義兄さん、この間話しましたよ?
3年生の巴マミさんと、転校生の暁美ほむらさんです」
ル「いや、名前だけ出ても分かんねぇから。顔見てねぇし」
・・・実際は、スターダストストライク越しに見ているが。
ほ「・・・それにしても、あの男はなんだったのかしら?」
以上です。
では。