東方外界録 作:ゆっくりRUISU
ルイスたちは見滝原にもどってきた。
ほ「・・・相変わらず酷いわね」
見滝原を見渡し、ほむらが呟いた。
ル「知らねぇよ」
マ「・・・これはマシな方なの?」
ほ「ええ。一応マシな方ではあるわね」
早「・・・ワルプルギスの夜がどんな奴かが実感できますね。
これでマシな方ですか」
見滝原は、ビルが粉々に破壊され、見滝原中学校の校庭にも穴が空いている。
復興には数ヶ月はかかるだろう。
そして。
ル「・・・さて、とりあえず」
そう言うと、ルイスはカズリをガンモードに変え―――。
ほむらの頭に突きつけた。
さ「ちょ、ちょっと!?何やってんのさ!?」
ル「悪いが、これが俺たちが見滝原に来た理由だ」
ほ「・・・理由?」
早「私から話します」
ほむらが一言で聞くと、銃を突きつけたルイスに変わり、早苗が口を開いた。
早「私たちが見滝原に来た理由は、ここを起点にして時間が巻き戻ってたから
なんですけど・・・。
後は、紫さんお願いします」
紫「呼ばれて飛び出したわよ」
早苗に呼ばれ、紫がスキマから出てきた。
紫「で、彼女が?」
ル「ああ。時間遡行をしてたのはコイツだ」
ルイスがそう言うと、紫がスペカを取り出した。
それを見て、杏子が口を開いた。
杏「って、何をする気なんだ!?」
ル「殺す」
ピシャリと、ルイスは言い切った。
それを聞いて、マミがマスケット銃を取り出して紫につきつけようとしたが。
藍「動くな」
スキマから飛び出した、紫の式である藍がマミの首筋に爪を突きつけた。
ほ「・・・まどかは?」
ル「おっと。忘れてた。スキマババァ」
紫「後で落とすわよ?」
言いつつ、紫はスキマを開いた。
ま「ひゃっ!」
スキマから、まどかが落下してきた。
紫「で、私がルイスたちをここに派遣したのだけれど、
その理由は貴方にあるのよ。暁美ほむらさん?」
ほ「・・・調べたのならわざわざ派遣する必要はなかったんじゃないの?」
ル「『万が一』って事があるから。・・・だろ?」
紫「まぁそうね。
で、この街を起点にして時間が巻き戻ってたのよ。
いつか時間の歪みは、密接に結びついた空間を歪ませる」
ル「そういう事だ。てなわけで、
俺たちはお前がこれ以上時間を戻すのを阻止する必要がある」
ほ「・・・」
無言で、ほむらは左手の盾に手を掛ける。
そして、内蔵してある機構で時間を止めようとした時―――。
ル「種はそれか」
それに気づいたルイスが、カズリを一射。
放たれた魔力弾が、盾を吹き飛ばした。
そして。
ル「どうやら今のが時間遡行の種らしいから、多分時間は
もう巻き戻らないんじゃないか?」
ト[それに、時間遡行していた理由はまどかが助かる時間軸を
探していただけらしいですからね]
紫「そう・・・。ならいいかしらね。
今回は見逃す事にしますが、次以降時間遡行をしたならば、また殺しに来ますので」
そう言うと、紫はスキマを開き、藍と共にその中に入っていった。
ル「・・・つーわけだ。とりあえず解散」
そういい、ルイスは飛翔魔法で家に帰っていった。
以上です。
若干ご都合主義分がありますが、ご容赦ください。
あと、少し後日談を挟みます。