あくまでも今回は補足や演出がメインの回なので、「閑話」とさせていただきます。ぶっちゃけおまけ回ですね。
それでは、お楽しみください。
これから語るのは、豊穣の女主人での騒動の日の夜の事。
「うむむぅ...」
「どうかしましたか、神様? ...良くなかったですか?」
「いやぁ、そうじゃないんだけどね...。」
俺がソファで
しかし、私の目の前には色気もへったくれもない顔で少年の背中を叩き続けている哀れな処女神がいるのみであり、思春期の子供達が幻想する爛れた楽園など有りはしないことを突きつけられる。現実は非常であった。
「俺もベルも、ステータス馬鹿みたいに伸びてたりして。」
そう。ステータスだ。
今行っているのは決して
先ほど俺も更新して頂いて、麗しき我が神が何とも可愛らしい奇声(cv.水瀬いのり)を上げられたものだから、てっきり俺も成長期認定されると踏んでいたのだが...
「ゥエッホン! まずは結果から言おうか。...二人のステータスが、特に右京君のステータスがものすごく上がっていたんだ。」
「えっ、俺ですか? ベルじゃなくて?」
「うん。ベルくんも上昇値トータルが600超えで凄かったけど、右京君はそれ以上。」
え、それ言っちゃっていいんですか神様。原作では結構ぼかした気がしますけど。また俺の影響か?
「なんと、トータル900に届くほどだった。」
「900!? すごいね、右京!」
「二人は恐らく...」
「
「...! そうだね!そういうことさ!」
よしよし、ヘスティア様がスキル*1のことを隠しておきたいのは原作通りみたいだし、しれっと誘導しとくべきだよな。
...そういえば、俺とベルの成長の原因となったスキルの効果、「早熟する」と「経験値獲得量の増加」の違いは何だろうか。。
「早熟する」という効果の仕組みは、「経験を効率的に吸収できる」というものだろう。原作ではステイタスの成長だけでなく戦闘技術も向上していたのがその証拠だ。
しかし、俺の「経験値獲得量の増加」は恐らくステイタス上昇値を直接
まるでスキルに「手っ取り早く強くなれ」と言われているような...。実際に「試練の誘引」の効果もスパルタトレーニングを強要してるようにも見えるし。
それならば、当面の課題は戦闘技術の向上、もっと言えば「剣の師匠を見つける」ことだろう。ステータスばかり伸びても、俺本人が上手く戦えるようにならなければ必ずどこかで
「あ、そうだ!ベル君、右京君。僕は今夜から2,3日留守にするよ。」
「何か用事でも?」
「フッフッフ...♪」
確かこの後はベルの主武器”ヘスティアナイフ”の依頼と”ロリ巨乳vsロキ無乳”の話があるんだったか。俺の武器も作ってもらえるのか?
...いや、駄目だろ。ナイフ一本で2億ヴァリスするというのに、それに斧槍まで追加するとなると...これからここに来る予定のヤマトやヴェルフすら逃げてしまうかもしれない。
「チョイチョイ」
「なんです?」
「ちょっと来たまえ♪」
そう言って廊下まで引っ張られるや否や、
「つかぬことを聞くんだけどね、右京君?」
「...なんです?」
「君、欲しい武器なんてあったりするかい?」
「買ってくれるんすか?」
「いやぁ、ベル君だけ、なんて君に悪いだろう?」
それが2億の借金を作ると知らんからそんなことが言えるんだよ神様。
「俺はいいですよ。冒険初めて2,3日しか経ってませんし、これから武器を変えるかもしれませんから。」
「おぉ、なるほど...」
「その分、うちの団長にいい武器見繕ってやってくださいな。」
「うん、わかったよ!」
よし、修正完了。
後は何かのイベントもないし、メインストーリーはベルとヘスティア様に任せてしまってもいいかな。
何気にここに来て初のお祭りだし、稼ぎを存分に使って楽しまなければ無作法というもの。
明日くらいはこれから先の懸念も忘れて遊ばないとな!
あ〜、何も気にしなくていいのは気分がいいな〜!
そして時は流れて祭り当日の朝。ベルは忘れ物の財布を預かり、俺は屋台巡りに精を出し、ヘスティアは
原作と全く変わらない状況で、怪しい密会を行う
「...で、今度は何を企んどるんや。」
「あらあら、何も企んでなんていないわよ?」
「嘘こけ、この色ボケ女神が。どうせまたよそのファミリアの
「あら、バレちゃったかしら。」
「...で、どないな奴や。お前の狙とる、その子供っちゅうのは。」
美神は、恍惚と憂鬱を混ぜ込んだような表情で話し始める。
「とても頼りなくて、少しのことで泣いてしまうそんな子。」
「でも、綺麗だった。透き通っていた。私の見たことのない色をしていた。」
「見つけたのは偶然。たまたま視界にはいっただけ。もっとも...」
言葉はそこで途切れる。
「どないした。」
「ごめんなさい。急用が出来たわ。」
「ハァ?お前いきなり......」
「また会いましょう。」
「なんやアイツ...って勘定もこっちかいな!」
彼女の心内がそれ以上話される事はなかった。
透き通るように白い彼の隣に、対象的な「不透明な青年」がいることも。
白とも灰とも表し難いその男は、神の目を持ってしてもその本質が測りきれなかったことも。
...その秘密に包まれた謎の青年にもまた、
いずれ”兎”に”鬼”と語り継がれる彼らは、未だ不完全で、未成熟。
しかし、一人の青年によって歪められた歯車は、歴史の舵を何処へと知れぬ場所へと切り、
少しづつ、動き始めていた。
どうも、投稿者です。
メインストーリーの進め方について悩んでいるうちに閑話でお茶を濁すという発想に至り、思いついた言葉や言い回し、伏線を詰め込んだ文書を錬成いたしました。
その甲斐もあって、現在は順調に趣味のガンプラ作りが進んでおります。最近はヅダの制作が一段落ついたので、久しぶりにLBXでも魔改造してやろうかと材料集めしている最中でございます。
無論、ちゃんと小説も書いてますよ? ......ガンプラの合間に。
さて、小説の方もそろそろ指針が決まりつつあるので、次回の更新は近いうち(3月上旬)になると思います。ではでは〜。